鈴木大輔のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いや、マジか。
この終わり方はきついわ。
自らを犠牲にし世界を守っている神様少女と、彼女に捧げられ結婚した少年の話。
出逢いのプロポーズから、次第に心通わせていく様は定番のラブコメ。
少年が少女を救い出す展開は、まさしく王道。
……なのだけど、その後が違った。
確かにこれはある意味、愛の喜劇(ラブコメ)だろう。
でも、文句はたくさんあるなあ。
一体どうすればこのゲームはクリアになるんだ?
そもそもクリア条件はなんだ?
次巻もこれを繰り返すの?
そこに希望はあるの?
うーん、難しい。
次巻にその答えがあるのなら読んでみたいけど、
確認するのがちょっと怖い。 -
-
-
Posted by ブクログ
“「いいや」
神様が首を振る。
「問題ない。とても素晴らしいな。うん。とても素敵だ。そうか、わたしは幸せにしてもらえるのか。世界中が敵に回っても関係ないのか」
こくこく頷いている。
噛みしめるように、ワインか何かを舌の上で転がしてゆっくり味わうように。
「うん。うれしいな。とてもうれしい。ふふ、ありがとうユウキ。わたしはとてもうれしいよ。心から感謝するよ」
そうしてにこりと。
花びらが咲きこぼれるように笑うのだった。”[P.82]
地の文章は少し淡々としつつ、登場人物同士の掛け合いが楽しい。
何か隠しているなと思いつつ読み進めていたら面白い展開が待ってた。
無人島でのシーンはどうしても泣く。 -
-
Posted by ブクログ
うーんこういうのはなぁ。ラブコメといえばそうなのかもしれないけど、この類の作品は一体何を伝えようとしてるんだろう。キャラクターの可愛さ? 美少女に囲まれた学園生活? 不自然なボケとツッコミのトーク?
もちろんこれらは私自身の好みなので、このような作品に対して需要があるのも重々承知している。誰がどんな作品を楽しむかはその人の自由だ
でもなぁ。オチがない、山場もない、もちろん主張があるわけでもストーリーで楽しませるわけでもない。ただただ美少女キャラと主人公がダベるだけの話をどうやって楽しめばいいのだろう。可愛い女の子が見たいならそれはもうイラストで完結してしまっているのでは?
そんなことを