恩蔵絢子のレビュー一覧

  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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    とても勉強になった本です。
    私は認知症を専門として デイサービスを運営しているので、実感として感じることができました。

    専門家として認知症のお母さまを見ている視点が書かれており、支援方法や冷静な視点で考察している様子や、脳の専門家として冷静さを失う内容もあり、とても面白く読みすすめることができました。

    少し気になったのが、多少の専門的知識がないと読みすすめるのにつまずくかと思います。

    とはいえ、この本はかなり認知症の的を得ている本なので一読ありです。

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    2023年11月05日
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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    娘、家族としての感情が飾らずに書いてありました。脳についての知識も難しすぎることでなく、基本のあたりを触れてくれているので抵抗なく読みやすかったです。
    自分の家族がそうなったら…と思いながら読んでしまうが、失われないその人らしさについてこうしえ形にしてもらうと、励まされる気がします。その後の状況など、著者のSNSで追いました。

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    2023年10月11日
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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    脳科学者である著者の母親が認知症になり、色々なことが出来なくなり、忘れていく母を間近に生活し、『その人らしさ』が失われていくのかどうかを考察する。

    脳科学のプロでも、やはり一緒に暮らしている身内の大切な人が認知症になったかも知れない、と感じると、不安や現実から目を逸らしたり、といった行動をとってしまうものなのか、と意外に感じました。
    でも、認知症と診断されてからは、脳科学者として脳の仕組みと照らし合わせながら、娘として母親の言動を観察し、言動の裏に隠れた母らしさを探しているところに、深い愛情と絆を感じました。
    傍から見て、おかしな発言、行動をとっていても、その当人にとっては意味のある事、何か

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    2023年09月12日
  • なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか ―脳科学でわかる、ご本人の思いと接し方

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    ネタバレ

    家に帰る、のイメージがなんかうらやましかった。家に帰らなくっちゃ、じゃないんだなあ。ケアされるのが当然な人のほうが多くていいはずなんだがなあ。私は認知症になったとしたらうまくケアをうけることができるだろうか。なんか難しそう。

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    2023年09月08日
  • なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか ―脳科学でわかる、ご本人の思いと接し方

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    認知症の特性に加えて本人の思いまで解説されているのが素晴らしい。認知症者の見方が変わりました。

    認知症と聞くと漠然と不安になりますよね?
    この本は、その人の思いや接し方の見解を脳科学で解説。認知症でよくある具体的な行動を本人目線で詳しく解説し支援者へのアドバイスも書かれています。

    初心者にも分かりやすく解説されています。

    仕事で悩んでいる方はもちろん、身近な方の介護をしている方も必見です。

    興味のある方は、ぜひ手に取ってみて損はないと思います。

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    2023年06月26日
  • なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか ―脳科学でわかる、ご本人の思いと接し方

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    コンパクトにかつ網羅的に認知症の特徴を捉えた良書.
    認知症の本人にも周りの人たちにも,ケアスタッフにも,大変ためになる一冊だと思いました.
    「誰にでも優しい世界」への第一歩に,ぜひ

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    2023年03月01日
  • なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか ―脳科学でわかる、ご本人の思いと接し方

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    NHKの「認知症の母と脳科学者の私」 で恩蔵さんの著書に興味が湧き、購入してみたらおもしろくて一気読みしてしまった
    ▼ 印象に残ったところ
    ・散歩は「デフォルト・モード・ネットワーク」をうまく働かせる
    ・「ケア」から「アシスト」へ

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    2023年02月12日
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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    認知症に関する本を何冊か読んできたが、この本は今まで読んだ本とは視点が違い、興味深く読んだ。
    著者が脳科学者であり、自身の母親が認知症になった事がきっかけとなり、認知症について脳科学の知識と照らし合わせて考察している。

    「能力」は無くなっても「感情」は残る。

    文庫版あとがき、を読むと、著者も母親の事を理解しつつも実際一緒に生活するのは大変なんだな、としみじみ思った。

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    2023年02月11日
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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    認知症のこと知らないから
    こわいこわいイメージで
    手にとり、読み進めました。
    自分と他者の境界が曖昧になる、
    とか読んだらこわいこわい。
    家族の顔がわからなくなる、
    こわいこわい。


    (以下ネタバレ)









    でも、その人でなくなるわけではない。
    感情の記憶、感情に見られる個性は
    強く残るようですよ、と
    教えてくれた。



    ありがとう。

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    2023年01月04日
  • ドーパミン中毒(新潮新書)

    購入済み

    もやもやがなくなる

    なぜ依存するのか、依存の対処法が書かれていたため心のモヤモヤが取れた気がする。

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    2022年11月30日
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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    認知症の家族を通して脳科学の専門的知見からその症状の学問的紹介と対処方法に加え、自己とは何か?について深く考えさせられた名著。

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    2022年08月07日
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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    職業としての脳科学者である著者のお母さまも認知症になる。
    知識も症例も一般人よりずっとあるのに対処対応はその時によるもの。
    認知症についての、学者的なものや医療的なものではなく、その生活者としてのエピソードが綴られほっこりするものもある。

    認知症になると幸せじゃなくなるのか
    認知症になったら殺してくれと言っていた人が発症しても幸せそうにしている
     
    この辺りがとても良かった。

    冷蔵庫を開けてなにを出そうとしたのか
    買い物に行くと何を買うつもりできたのか
    あぁ私もいつかは何もかもわからなくなる
    そう思うと悲観してしまうこともあったけど

    認知症でも幸せに生きれそうだそう思えた
    大丈夫大丈夫。

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    2022年04月06日
  • 脳科学者の母が、認知症になる 記憶を失うと、その人は“その人”でなくなるのか?

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    恩蔵絢子(1979年~)氏は、上智大学理工学部卒、東工大大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻博士課程修了の脳科学者。早大、日本女子大学等の非常勤講師。専門は自意識と感情。
    本書は、2018年に出版、2021年に文庫化された。
    本書は、脳科学者である著者の母親が65歳でアルツハイマー型認知症を発症し、その後、著者が、娘として、脳科学者として、葛藤する2年半の日々の記録を綴ったものである。
    これまでも認知症について書かれた本は多数出ているが、本書の特徴はやはり、認知症の進行する母親の言動について、一緒に暮らし、もともとの母親の性格をよく知っている著者が、脳科学の見地から、何が原因なのか、即ち

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    2022年01月14日
  • 感情労働の未来 脳はなぜ他者の“見えない心”を推しはかるのか?

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    最初の方は事前の知識があったため、かなり復習めいた話が多く、私の勝手で星を減らすことにした。あまりこのような分野に詳しくない場合は星が増える、そんな仕組みの本だろう。後半に進むにつれて私の知らなかった部分も増えていき読むのが熱くなってきた。特にあとがきの方に著者の熱量を感じたのは私だけだろうか?

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    2026年03月10日
  • 知性の未来―脳はいかに進化し、AIは何を変えるのか―

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    ネタバレ

    生理学上の発見、それに基づく哲学的飛躍をベースにしたモデル。信用度はいかほどであろうか。
    人間の脳の振る舞いを観察してなにがしかの挙動を見出したとする。正解など得られるはずもなく、推測にしか過ぎない。今後新たな発見なり発想が生まれれば、本書が典拠としている論説も更新されることだろう。かつて脳には情動を司る機能があるとされていたが、現在の知見では文化的に学習されたものが大半であると、本書が述べているように。

    ポール・マクリーンの人間の脳に対する「三位一体」説は現在信用されなくなっているそうだが、2023年刊行の原著で取り沙汰されるからには50年くらいはそれが根拠ないし権威となっていた時代があっ

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    2026年02月12日
  • ドーパミン中毒(新潮新書)

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    ギャンブル依存、スマホ依存など、やらなければいけないと分かっていても目の前の安易な快楽に流され、やらなければいけないと考えていることに費やす時間が無くなり先延ばしにしてしまう。
    このような自分に何かヒントとなる解決法が書かれていないかと期待して本書を読み始めた。
    自分の想像していたよりも重たい、ドラッグや性的指向など様々な中毒者と呼ぶべき人々の実態が書かれていた。海外の事例でもあり、自分の現実世界とは異なる映画の中のような世界観のように感じるが、同じ人間としてのリアルな実話である。
    将来の自分がそうならないようにしたいと思わせる内容であった。そして、現実世界から逃げた先の一時的な快楽を求めるの

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    2026年02月11日
  • ドーパミン中毒(新潮新書)

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    物質的に豊かになりすぎると、他者と比べて持っていないことが惨めに見える。それ故に惨めならないために、現代社会ではドーパミンという脳内麻薬を使って逃避を繰り返す。過ぎたるは及ばざるが如しという言葉があるように、何事もバランスが重要であると再認識させられた。

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    2026年01月06日
  • ドーパミン中毒(新潮新書)

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    科学的エビデンスを元にした脳内で起こっていることの解説書ではなく、精神科医である著者が臨床で得た解釈や気づきをメインとした本。アメリカのAAやそこで行われている12ステップについて説明が不足していたり、脳内機序の省略がすごいなとか、少し論理が飛躍してるなというところが気になってしまった。でも、著者がロマンス小説依存になってた話とか、快楽と苦痛のシーソーの話などは面白かった。運動は細胞には直接的な意味では毒となるが、適度な運動はもちろん身体には薬となる。またさらりとしか触れられていなかったが、低容量のナルトレキソン(オピオイド受容体遮断薬)が逆に痛みを緩和する話も興味深かった。しかし苦痛も行きす

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    2026年01月06日
  • 感情労働の未来 脳はなぜ他者の“見えない心”を推しはかるのか?

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    感情労働を、職場だけでなくて日常にも広げて考えていたところが面白かった。

    自分の感情に気付く。
    他者の感情に気付き共感する。
    共感だけではなくて、共感の先に他者と自分を切り離すことが「他者理解」になる。

    とはいえ難しい。

    「私たちはchatGPTと話す方が他の人間と付き合うよりも、煩わしくないのかもしれない。しかしそれで他の人間と付き合うことをやめるなら、私たちは人間を理解することを諦めたと言えるのかもしれない」
    と書かれていたけど、ほんとそうだと思う。chatとも、人間とも、付き合っていかなきゃと思ったり。


    以下メモ
    ・感情の特徴
    ①初めてのこと、予想外のことが起こったときに最も動

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    2025年11月20日
  • ドーパミン中毒(新潮新書)

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    ちょしはアメリカの精神科医、依存症医学の第一人者である。

    豊富な事例を基に、なぜ依存症になるのか、そこからどう抜け出すのかが紹介されている。

    だが、印象としてはあまりピンと来ないというか、イメージとは少し違った。結局、何か特効薬(実際の薬だけでなき)がある訳ではなく、周囲を含めて自分の意思で立ち直るしかないということだと理解した。

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    2025年10月08日