恩蔵絢子のレビュー一覧
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今、自分の感情がどこにあるのかわからない。
そんなもやもやが続いていたとき、ふっとこの本が目に入った。
感情労働なんて聞いたことなかった。
でも自分の中に自分がいない。私だけの自分になれる時間がない。
そう思っていたので、感情労働とは…と読んでいくと、私の日常は多くを感情労働に費やしていたんだと気づいた。
子育ての参考書として手にしたわけではなかったが、脳の仕組みを理解するうえでは子どもの脳の発達についての理解は必要だったようだ。
我が子も発達の真っ最中。
もっと早くこの本を読んでいたら、もう少し優しく接することができたんじゃないかと悔やんでいる。
感情労働に子どもの脳の発達、生成AIが -
Posted by ブクログ
脳科学に関する本だったため専門用語や難しい内容も多かったが、同じテーマが繰り返し説明されていたので、理解しながら読み進めることができた。読後には、脳を含む人間そのものや宇宙には、まだ解明されていない可能性や新しい発見の余地が数多く残されているのだと強く感じた。
また、「どんなものにも長所と短所がある」という視点が印象に残った。特に興味深かったのは、人工知能に「できるだけ沢山のクリップを作って」と命令した場合、その目的を最優先にし続け、人類が邪魔になると判断すれば排除してしまうかもしれない、という例だった。命令に忠実であることが危険にもなり得るという話は衝撃的で、人工知能との向き合い方について -
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SNS依存になりかけ、これはやばいと焦って手に取った本。彼女自身も中毒に陥った経験があるからこそのリアルな中毒症状とそして世の中にはありとあらゆる中毒があるんだと思わされる。そしてそれらには糸も簡単に私たちは落ち着いてしまうと言うこと。そしてそれらに対してセルフバインド力、自分をはなし、どのように距離を取るかについて具体的な対策が書かれている点がかなりありがたい。そしてドパミンと言うのは、不快の感情も多く、天秤のようにドーパミンが消えると深い感情の方が強くなり、快楽を感じる体制がついてしまい、量がどんどん多くなると言うのも納得。本当に困った仕組みだ。、、、
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【1:新皮質の基本構造と共通アルゴリズム】
・新皮質はどこを切り取っても「同じ6層構造のカラム」で構成されている。
・場所によって「入力(感覚)」か「出力(行動)」かの比重が異なるため、層の厚みに違いが出る。
・感覚野:入力層である第4層が発達。
・前頭葉:出力がメインのため第4層が縮小しているが、情報の処理回路自体は共通。
【2:生物の進化と時間差分(TD)予測】
・生物は脳内に「行為者(アクター)」と「批評者(クリティック)」を持つことで進化した。
・批評者が「将来の報酬(ドーパミン)」を時間差で予測し、行動を修正するモデル。
・この仕組みを応用したのが「TDバックギャモン」であり、自己対 -
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息子へ
PIVOT(YouTube)に著者のインタビュー動画が出ていたので読んでみた。
ドーパミンが出て、いろんなことにこだわってしまう人間の習性について学べた。
一番のTake Awayは、快楽と苦痛は、シーソーの関係にある。つまり強い快楽にハマったあとには、強い苦痛がくる。つまりはメンタルが安定しない。
そこで、著者が勧めるのは、定期的に小さい苦痛を生活に取り込むこと。それにより、程よい幸福感を継続して感じることができる。
ランニング、筋トレ、冷水シャワーを、その意味で、自分の生活に取り込んでいきたい。
君もなんだか気持ちが不安定なときは小さい苦痛の習慣を日常に取り込んで欲しい -
Posted by ブクログ
ネタバレ意外とみんな同じようなことで悩んでいるように見えて、やっぱり個性的で、でもやっぱり似ている。
人に寄り添い、自分の感情も人の感情も大切にして、よくなる未来を信じて生きていきたい。
感情は、基本的には、今自分の知らないことが起こっているのを私たちに告げ知らせるものだ。それが今までにないことが起こった「喜び」になっても、起こってほしくないことが起こった「悲しみ」になっても、想定外の物事に対する私たちの反応であることにはかわりなく、それが感情と呼ばれるのである。
ある状況に対してみんなが同じ反応を示したら、その反応が結局良くないものであった場合、人類自体が滅びてしまうかもしれず、それぞれが別 -
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脳科学の観点から見た感情労働とは何か、AIやSNSが人々にどういう影響をもたらすのか等が書かれている。
五感や体験を通して感情は動き、記憶される
感情労働とはそんな記憶、感情体験を通して他者との関わりを円滑に進めるための社会的な脳の働きの一種
この分野は唯一AIにはできない分野であり未来的に人であることの強みになるかもしれない
だが、その一方で感情労働は表面上だけの表層演技がいつしか自身の本当の感情と違うものに書き換え、納得させ深層演技になってしまい…
気づいた時には燃え尽き症候群や鬱になっている人、非常に多いんじゃないだろうか。
強みでもあり、弱みでもある。
それをAIがまた補助するなんてこ -
Posted by ブクログ
この本は科学的なエビデンスに基づいて語られた「ドーパミン」や「依存症」の本ではない。依存症の精神科医が臨床の経験から得た個人的な気づきを元に、「中毒・依存症治療」と「現代社会で社会で生きること」を書いた本である。
この本には重大な欠点がある。それは著者の持論を補強するために出てくる科学的エビデンスに信用がおけないところだ。とても古い事例や賛否両論で受け入れられていない学説も出てくる(ホルミシスにおける原爆の説は日本人として受け入れられない。wikipeidaを読むとチェリーピッキングだという反論がある)。著者は自分なりの経験則があり、それを補強するために学説を持ち出している。順番が逆だから、 -
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感情労働とは「仕事場の規則で、そのように自分が本当に感じていることとはちがう感情表出を求められる」労働とあり、代表的な職種としてCA、看護師、介護士などが例示されていて、興味を持って読み始めた。これら以外にも、ホテルマン、各種接待業を筆頭に普通の営業員等も、程度の違いはあれ同様の苦労をしている人々は多い筈で、これ等も含めた現場の苦労の実態、対処法、今後の対策と課題、といった内容を想定していた。しかしながら著者は脳科学者であり、その様な事よりも、脳と感情や心、脳とSNSや生成AI、感情表現や感情的知性(EQ)等に関するものであったが、感情や言語の理解における脳の働きを科学的実験を踏まえた学説に基