恩蔵絢子のレビュー一覧
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この本は科学的なエビデンスに基づいて語られた「ドーパミン」や「依存症」の本ではない。依存症の精神科医が臨床の経験から得た個人的な気づきを元に、「中毒・依存症治療」と「現代社会で社会で生きること」を書いた本である。
この本には重大な欠点がある。それは著者の持論を補強するために出てくる科学的エビデンスに信用がおけないところだ。とても古い事例や賛否両論で受け入れられていない学説も出てくる(ホルミシスにおける原爆の説は日本人として受け入れられない。wikipeidaを読むとチェリーピッキングだという反論がある)。著者は自分なりの経験則があり、それを補強するために学説を持ち出している。順番が逆だから、 -
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感情労働とは「仕事場の規則で、そのように自分が本当に感じていることとはちがう感情表出を求められる」労働とあり、代表的な職種としてCA、看護師、介護士などが例示されていて、興味を持って読み始めた。これら以外にも、ホテルマン、各種接待業を筆頭に普通の営業員等も、程度の違いはあれ同様の苦労をしている人々は多い筈で、これ等も含めた現場の苦労の実態、対処法、今後の対策と課題、といった内容を想定していた。しかしながら著者は脳科学者であり、その様な事よりも、脳と感情や心、脳とSNSや生成AI、感情表現や感情的知性(EQ)等に関するものであったが、感情や言語の理解における脳の働きを科学的実験を踏まえた学説に基
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先月、スマホ(SNS)使用を減らす試みをした。結果、読書に耽るようになっただけだった。人は何かに依存せずには生きられないのだろうか。本書には、水風呂依存症ともいえるケースが出てくる。これって「サウナで整う」のサウナなしだ! 水風呂だけでハイになれるんだ。サウナは必要なかったんだ。私、サウナで整ってみたいと思っていたが(コカインレベルの快感と聞いたので)、水風呂が無理すぎてできなかった。でもやってみたい、水風呂でハイになってみたい。そんなことを感じた一冊。
最初の症例ジェイコブのエピソードはかなりえぐい(マスターベーション依存症)。
私には公にしていない依存症がある(違法なものではない)。これを -
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ネタバレ競輪記者でドーパミン中毒者を多数生み出してきたことを反省?してた友人から勧められて読んだ本。
まず感じたのは、依存しがちな行動の大半が自分の意思ではなく、脳の報酬系に大きく左右されてるなぁということだった。現実世界ではマズローの欲求階層が複雑に絡み合ってるため、単純に欲求を手放すのは難しい。ただ、比較的低次の欲求は認識できれば切り捨てられるなと思ったので、そのぶん不必要な遠回りをしなくて済むんじゃないかと気づきがあった。
けど自己実現欲求に振り切るのはやりすぎな気がしてて、やっぱり人とのつながりや共感をある程度必要としているのが人間だと思う。自己実現だけを追求しようとすると、周りからの刺激 -
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「周りの人が認知症でストレスを感じている」という人はぜひ読むべき。知識として「認知症が理解不能の病気ではない」と知っているだけでもストレスが軽減されるのではと思った。
例えば、大事なものが見当たらない時誰かのせいにして怒ってしまう ケースの解説は面白かった。一見異常な行動のように思えるが、物が見つからないときに誰かのせいにしてしまうのは健常者でもあり得ること。そこに記憶の問題が絡むことで、一見理解不能な言動に思えてしまうのだと分かった。
また、身近な人が認知症になったからといって、焦って対処することは逆効果だという解説が印象に残った。
「デイサービスに 行かせないと」「変なものを食べたら