川原礫のレビュー一覧
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完読。
アルヴエイムオンラインでアスナが知り合った最強の少女、ユウキとギルドのメンバーを中心とした物語。
通学中の電車で読んだため所々は記憶に曖昧だが、車内で涙腺が緩んでしまいそうになった。
始まりの時点でアスナがメインとわかった瞬間に自分の中の読書スピードが上がった気がしたのは、多分自分がアスナが好きだから、という理由他ならないと思う。
それを抜きにしても他作品以上に読みやすい話だった。
ユウキの勇姿は自分のなかでもなにか残るものだった。こんな一生を過ごせたらなんて幸せなんだろう、病気でも必死に戦うユウキは今の自分に思わず喝を入れてしまうほどだった。
とにかくまずは感動。それが一番に来 -
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ファントム・バレット編完結。これまでのシリーズの中で最もボリュームのある一冊だが、最後まで一気に読ませてしまう作者の力量は流石。
特に今回は主人公・キリトとヒロイン・シノンがそれぞれ心に抱えている闇が話の根幹にもなっているため、ストーリーとしては重くなりがちな設定だが、その重さを読者に感じさせつつ、戦闘シーンの疾走感、そして謎解きからラストシーンへの展開は素直に素晴らしいと思える。
何よりもシノンが格好いいし可愛いし、アスナとはまた違った「強いんだけど守ってあげたい女の子」なヒロインで良かった。
そういえばアスナは今回あまり出番がなく残念。 -
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アインクラッド編をもう一度描き直すシリーズ、プログレッシブ第一巻
書き直すといっても、もともとのエピソードに追加して、時系列順に詳細に各階層の攻略まで様子を追っていく感じ。
アインクラッド編自身は、もともと一巻完結できれいにまとまっていて、後から追加の短編があったくらいだけど、書こうと思えばいくらでも書けそうなくらいネタがありそう。実際ほとんどの階層の攻略は飛ばしていた訳だし。75階層分のネタがあるかはあるか分からないので、もう少しテンポよくやらないとまずいだろうと、素人考えで思います。
今回は一巻なので、アニメで追加されてた一層のボス攻略の話と二層攻略の話。今まで登場してきたキャラの当初 -
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まず最初に、このSAOプログレッシブは本編と全く同じ土台で出来た、全く別の話と考えて読んだ方がいいです
川原さん(作者)があとがきにも書いてありますが、本編のサブエピソードとして読むと矛盾点が多くなってしまいます
まず、読み終えた感想ですけど、本編より面白いです(笑)
作者も明言してますが、SAOで本当に描きたかったのはこっちだったんだなぁと読んでいて強くおもいました
さて、プログレッシブでは本編では描かれなかったようなゲーム攻略をメインとした話になっています
キリトやアスナがどのように強くなり、フロア攻略をし、ボスを倒していったのかが事細かくのっていて、ページをめくる手がとまりませんでした
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勢いの付いているこのシリーズの読書もついに(とりあえず)終わりがやってきた。刊行されている全シリーズの、私的に最終刊であるこの本を読み終えた。うーむ、まあ面白かったと言えるだろう。
ますますファンタジー色を強くしていくが、それでもそれなりの背景となる世界観はあるようで、それを期待させてこの巻は終わる。
とりあえず、時間が楽しみである。でも、これ以上続けないで、このシリーズは完結させて欲しいなぁ。もうこれ以上間口を広げることができないところまで来ていると思うけれど……。それよりは、キリトとアスナの二人が仮想世界で活躍する話が読みたいなぁ。 -
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SAO1→2と読んで、まだまだアインクラッド編を読みたかったので他の巻をすっ飛ばしてプログレッシブw
このくらいの厚さの文庫本は久しぶりだったので、少しずつ楽しみながら読んでいこうと思ってたのに。面白くて一晩で読んでしまったぁ…。
えーと、1、2巻との矛盾があるらしいですが、私はあんまり気になりませんでした。というか、細かいことが気になるほど1、2巻をまだ読み込んでないので、矛盾に気づかなかったっていう。後で読み返したら「あれー?」って思うかもですw
話は1層の攻略から始まるので、あまりキリトのチーターっぷりは目立ちませんが、アスナの黒パンとか、キリトの2泊3日修行とか、細かいエピソードに -
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ネタバレ川原礫先生の最新巻、アクセル・ワールド(AW)13巻!まさかのニコが表紙の最新巻はいやはや展開がめまぐるしく、とても読み応えがある一冊になりました。
ここでまずは不満点。やっぱり少しキャラクター、特にアバターの方が増えすぎている感は否めませんね。外伝扱いで良いのでは?、という声もあるように本編ではなく外伝でこそ映えるキャラクターが多く、無理に本編と絡まなくても大丈夫ではないかと思ったりします。
…とまぁ不満はこの辺で。今回は12巻からの続き、ウルフラム・サーベラスとの戦い中に現れたアルゴン・アレイ、そして≪四元素≫の一人、アクア・カレントの邂逅から始まります。毎度の事ではありますが、アバタ