下川裕治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
目的地は?それはニッポン!!大阪を旅立ってひたすら西へ、西へ。上海、北京、ウランバートルを経て酷寒のシベリアをひた走り、ベルリン、アメリカヘ。列車とバス、船を乗り継ぎ地を這うような旅は続いた。旅本世界の金字塔『12万円で世界を歩く』の名コンビが、再び激動の地球を回る。
『世界一周ビンボー旅行 ふたたび』改題(裏表紙)
下川さん四冊目。
ですが、本としては発行年が一番古いものとなります。
だからというか、下川さんもお若く、所どころ下ネタが…。
苦手なので、少し残念。
また、タイトルの「ビンボー」があまり利いていないように思いました。行程を読めば納得はできるのですが、テレビのドキュメンタリーでは、やはり、ねぇ。 -
Posted by ブクログ
シンガポールは「南国気分」というか、確実に南国でした。
毎日気温は30度を超えるし、店先にはドリアンやら(ほんと臭い)ドラゴンフルーツやらパッションフルーツやら日本ではなかなかお目にかかれない果物がが並んでるし。
自分が今かなり赤道に近い所にいるということを思い知らされます。
そもそもシンガポール旅行に向けて買った本を帰国して一ヶ月も経ってから頁をめくることになってしまいましたが、旅の記憶を思い起こしながら読み進めるのもまた一興です。
単なる旅行記というより、歴史についてかなり勉強になりました。
第二次世界大戦後、マレーシアから追放されるというちょっと耳を疑うような状況で独立を強いられた国、シンガポール。
ご存知の通り、建国からわずか50年、アジアの中で圧倒的な経済的成功を収めております。
その立役者が初代首相のリー・クアンユー。
(本書の中での彼の政治家としての評価は留保されております。)
滞在中、国立博物館でリー・クアンユーの演説を視聴したのですが、目に涙を浮かべながら「今日から華人もマレー人もインド人もみんなシンガポーリアンになるのだ」と訥々と語る姿には真に迫るものが…。
こんな政治家は日本には、少なくとも今の日本にはいない。
その姿が印象に残る一方、具体的にどのようなことを成し遂げたのかについてはまったくの無知だったため、この本でかなりの情報を補完できました。
現地では「Fair Price」にもかなりお世話になったんですが、まさかそれも彼が作ったものとは…。
この国の市民生活の隅々にまで彼の思想、哲学が浸透しているというわけです。
「母国」という言葉がありますが、彼にとっては母というより子どもと呼んだ方がしっくりきそうだと感じました。
シンガポールを実際旅をしてみた印象は、自らのルーツにあんまり興味のない国なのかなーと。
過去には何のこだわりもなく、ただ垂直に伸びていく国。
建てては壊され、また新しく建設され続けるこの国の団地のように。
不思議な国だった。
今度行く時はもっと理解できるかな。
また行くぜ、シンガポール。
いつか行きたいぜ、マレーシア。 -
Posted by ブクログ
ベテランバックパッカーの下川裕治氏が、マイナーな裏国境を通過しながら東南アジアの国々を旅するというお話。タイのバンコクをスタートし、カンボジア、ベトナム、ラオス、ミャンマー、とインドシナ半島を反時計回りに一周するルートである。
一番の難関はミャンマーへの入国だったようだが、某作家がカチン族のゲリラと一緒にジャングルを進みインドまで渡ったり、ワ族の村に潜入しアヘン栽培を手伝ったりしたのに比べれば、少しスケール感に欠けるのは否めない。
長距離バスでの移動が多く全体的にユルい雰囲気ではあるが、エリアによって移り変わるコーヒー事情や、ラオスに在る欧米人バックパッカーの聖地ノーンキャウの様子、ミャンマーの真珠と言われるメルギー諸島など、興味深い描写もあってなかなか楽しめる内容だった。