下川裕治のレビュー一覧

  • 鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)
    インド、中国、ロシア、アメリカの長距離鉄道にひたすら乗り続ける旅行記。
    どの路線も過酷。特にインドが恐ろしい。
  • 「おくのほそ道」をたどる旅
    雲巌寺や山刀伐峠に行かないというユルユルっぷりw
    その代わり、曽良に思いを寄せたり、今おくのほそ道をなぞることの意味を考えたり、なかなか良いアプローチと思う
  • 週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分
    ディープなシンガポールとマレーシア。私、マレーシア駐在3年目ですが、駐在員と旅行者の視点の違いが興味深かったです
  • 週末ベトナムでちょっと一服
    ハノイやホーチミン、地方によって物価がかなり違うのが不思議に思いました。
    ベトナム人はとても逞しく、エネルギッシュな民族でこれからますますベトナムの若い人たちによって大きく発展していくんだろうなと思いました。

    本の中でベトナムコーヒーの話が出てきて、何度もコーヒーを飲みたくなりました。個人的にはコ...続きを読む
  • 本社はわかってくれない 東南アジア駐在員はつらいよ

    本社はわかってくれないというタイトル以上に、東南アジアの現地にフォーカスした話があり、その体験談が面白かったです。
    日本と海外の文化的な違いをリアルに感じられる本でした。
  • 「おくのほそ道」をたどる旅
    下川裕治の旅エッセーは人間味があってほっこりする。今回も芭蕉ではなく曾良の方にスポットを当てて労っている。人間的にできた人だったのだというのが伝わってくる。
  • 「おくのほそ道」をたどる旅
    私は著者のファンです。私が若い頃から著者の著作を随分読ませていただきました。その著作における海外での孤独感や自由感、流れる時間や空気の文言が心地よく、私自身もサラリーマン時間の合間に僅かながら著者の気持ちを味わいたいと海外に出かけたこともあります。
    そんな著者の国内旅行紀です。芭蕉の足跡に沿った、著...続きを読む
  • アジアのある場所
    近頃はジャーナリストだとか新聞記者だとかで映画やドラマに取り上げられたりしているけれど、昭和の時代までは羽織ゴロとかブン屋とか呼び捨てられていたものだ。かっては新聞記者であったがタイに魅せられ長く滞在し、日本でタイ人のコミュニティに溶け込みなにかと頼りにされるまでになった作者は食い扶持を稼ぐためにス...続きを読む
  • 鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)
    宮脇氏以外の鉄道紀行文が読みたくて本書を購入。著者が元祖バックパッカーだったということは管見にして知らず。世界には日本では想像できない長距離列車があった。インドの乗車率は酷い。一つの寝台に2人を寝せるだけではなく、通路にも隙間なく人が寝ている。取材ではなく苦行だ。中国は、服務員の厳しい管理に悩まされ...続きを読む
  • 週末アジアに行ってきます
    週末にアジアに赴き、ルーズで猥雑な街と人々の空気に浸るという旅行記。
    旅慣れた人でなければ味わえないものを感じさせてもらった。
  • 鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)
    ・元祖バックパッカーの著者だからか、インドの章が一番生き生きとしてるように感じた。車内の密度や香辛料の香りが伝わってきた。ビザ代を払うための両替でビザがないから両替できない堂々巡りがおかしかった。
    ・インドやロシアといった輸送手段としての鉄道の方が食べ物が美味しそう。ロシアの松ヤニ風味ガムを食べてみ...続きを読む
  • 週末香港・マカオでちょっとエキゾチック
    一般的なガイドブックではないけど、読んでいると街の空気が漂ってくる そんな感じ。紀行文っていうのかな。これに限らず、下川さんが記された旅行記はどれも面白くとても興味深い内容が多い。私は大好き。

    香港もマカオも以前のように気軽に行ける日は戻ってくるのだろうか。特に香港。もうここに書かれた日常は2度と...続きを読む
  • 本社はわかってくれない 東南アジア駐在員はつらいよ

    現実を知るのに是非お勧め

    NHKあたりで東南アジア報道といえば、タイの無難なところを中心に当たり障りのないシーンが続くようだが、ここでかかれているような実態はなかなか報道されない。多くの日本人に知ってほしい苛烈な現実のようだ。
  • 10万円でシルクロード10日間
    仏教圏の中国で石仏を見て
    ロシアの影響の強い中央アジアを通り
    イスラム圏のウズベキスタンまで
    遺跡もあれば高層ビルもある
    盛りだくさんな旅行
    10万円でいけるのはうれしいけど
    10日といわず もっと沈没してみたい旅行でした
  • 12万円で世界を歩くリターンズ 赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編
    30年前に行った12万円の外国旅行を再現するという企画だが、プロローグに週刊朝日のデキゴトロジーというコラムのことが書かれていて驚いた。実は結構好きだった。そうなると、当時、「12万円で世界を歩く」もリアルタイムで読んでいたのかもしれない。覚えていないが。
    30年の間のインフレにも関わらず、LCCの...続きを読む
  • 週末ベトナムでちょっと一服
    タイトルから旅行記と想像していたが、ベトナムの政治、歴史にも触れられていて、読みごたえがあった。
    単なる旅行記とは違った。

    あとがきに「日本は豊かで、アジアは貧しいという発想は、いまのアジアでは通用しない。東南アジアの国々の多くは、日本より高い経済成長の軌道に乗っている。若い人たちの人口が多いベト...続きを読む
  • おとなの青春旅行
    ★3.7(2.95)2018年7月発行。9名による世界15ルートの紹介。特に後半は一部シニア層の一人旅を想定。各人の旅行記だが、要は何を目的に旅をするかということですね。日常の雑踏から離れて、自由気ままに旅をする醍醐味は、実際体験した人でないと分らないかもですね。若いころ、東欧、北欧、東南アジア、中...続きを読む
  • 一両列車のゆるり旅
    夏の北アルプス、吹雪の日本海、里山の無人駅―超ローカル線の車窓をぼーっと眺め、昭和の名残漂う駅前旅館に泊まる旅。JR地方交通線「身延線・大糸線」「水郡線・只見線」「日田彦山線・久大本線・豊肥本線・肥薩線」「鳴門線・牟岐線・徳島線・予土線・内子線」「陸羽東線・陸羽西線・五能線・津軽線」「留萌本線・宗谷...続きを読む
  • アジアの誘惑
    夕暮れどきにアジアの街に着く。肌が熱帯のとろりとした空気に包まれ、肩の力がスーッと抜けていく。忙しかった日常の垢も溶けていく。日がな一日、茶屋で人々を眺めたり、あてもなく街をぶらつく―怠惰に過ごすという快楽。貧乏旅行の達人が、アジアの旅の魅力と極意を綴った痛快・愉快・トホホな旅読本。(裏表紙)

    ...続きを読む
  • 僕はLCCでこんなふうに旅をする
    週末貧乏旅行の紀行文を何度か読んだことがある下川裕治さんの新しい本を見つけたので、読んだみた。
    LCCは出始めの頃にエアアジアとかノックエアーに乗ったけど、最近はとんとご無沙汰。マイルの上級会員になっちゃったから、レガシーキャリアばかりだな。
    ホントは、正月の台湾旅行も、LCCでって考えたんだけど、...続きを読む