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Posted by ブクログ
30年前に行った12万円の外国旅行を再現するという企画だが、プロローグに週刊朝日のデキゴトロジーというコラムのことが書かれていて驚いた。実は結構好きだった。そうなると、当時、「12万円で世界を歩く」もリアルタイムで読んでいたのかもしれない。覚えていないが。
30年の間のインフレにも関わらず、LCCの登場で、当時よりも安く早く旅ができてしまうというのは驚きだ。他方、当時と同じコースをたどろうとすると、定期バス路線の衰退などでかえって難しいというのもまた驚きだ。
本書では、赤道編、ヒマラヤ編、アメリカ編の後に、バングラデシュに住んでみるというちょっと毛色の変わった企画が載っているが、これが一番面白かった。ひたすら目標に向けて歩みを進めるという旅と違って、現地の人との交流があったりして落ち着く。また、ヒマラヤ編も興味をそそられた。この目でアンナプルナを見てみたい。
Posted by ブクログ
バックパッカーのバイブルとして、12万円という予算で、世界各地を旅する様を描いた「12万円で世界を歩く」(1990年に出版)の著者が、約30年後の今、同じルートを旅した経緯をまとめたルポ。
本書では、東南アジア、ヒマラヤ、アメリカ合衆国、バングラディシュという4か国を対象に、この30年間で何が変わったのかが明確に示される点が面白い。東南アジアでは、LCCの台頭によって、12万円という予算を使い切ることなく、同じ旅をすることができたのに対して、アメリカでは物価の高騰もあれど、30年前に格安で利用できた民間バス会社の値上げによって、9万近い予算オーバーとなってしまったりする。
30年前の「12万円で世界を歩く」を知っている人は、リターンズとしての本書は非常に楽しめるだろうし、私のように知らなくても限られた予算でどこまでいけるのか、という点を楽しめる一冊。
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