下川裕治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書録「シニアになって、旅の空」3
著者 下川裕治
出版 朝日文庫
p78より引用
“「いまの鉄道写真を支えているのは車で
すよ。車で撮影ポイントまで行かないと
いい写真は撮れない。列車に乗ったらだめ
なんです。これって矛盾というか皮肉とい
うか……」
鉄道写真は車と道という条件が整うこと
が必要になる。列車に乗って向かっても
いい写真はなかなか撮れない。"
目次より引用抜粋
“「青春18きっぷ」で只見線に乗る
『江戸近郊道しるべ』に憧れて、ただ歩く
(ちょっとシルバーパス)
小樽から新潟、敦賀、そして東京へ
僕の成田空港物語
『二十歳の原点』の京都歩き"
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Posted by ブクログ
読書録「週末ちょっとディープな台湾旅」3
著者 下川裕治
写真 阿部稔哉
出版 朝日文庫
p104より引用
“「安いと異常に喜ぶんです」
と答えたことを、あとになってその知人
から教えられた。娘の目にはそう映ってい
るかと思うと、かなりへこむのだが、旅の
日々を、うつら、うつらと思い出してみる
と受け入れるしかなかった。"
目次より抜粋引用
“台湾のにおいをめぐる冒険
遼寧街夜市から足が遠のいていった
客家村の先にあった銅像の墓場公園
日本と違うぷりぷりビーフンに出合う
街に流れるアジアの風"
旅行作家である著者による、台湾の魅力
を伝える旅行記。
台 -
Posted by ブクログ
昔々の話かと思ったら2010年執筆と意外と最近の旅行記。ソビエト時代の色がまだまだ濃い地方の電車旅に始まり、中国の国家権力のアクが強い鉄道旅、そしてまた中央アジアのオスマン帝国時代からの軋轢を引きずる歴史旅、そして近代国家を目指さんとする西洋に近づいていく旅。
途中一旦帰国して再出発したら、乗るはずだった運行便が無くなってたり国境越えでおじさんがオシッコに困る話があったり、極め付けは最後にまだもうちょい鉄道旅できたなぁ〜みたいな悔しさがなんとも苦い。
どこか筆者の書き付け感漂よう本。劣悪な宿泊環境に耐えたり、粗食続きの旅に耐えたり、横柄な言葉もわからない駅員や車掌とのやりとりに耐えたり、ものす -