下川裕治のレビュー一覧

  • アジアの旅人
    アジアの湿気と熱気があちらこちらから感じられる旅行記でした。

    中には写真や挿絵も多く楽しく読めました!
  • アジアの誘惑
    アジア貧乏旅行のプロ(?)の著者による旅行記。
    旅先でのハプニングや、貧乏旅行のノウハウなどが紹介されており
    気軽に読める一冊。
    アジア旅行に出たくなってしまいます・・・。
  • アジアの旅人
    得られたものがあるとすれば、「自信」です。「私は見た」という自信。金魚ばちの外から眺める風情と、その中の光景はまるで違う(朝日新聞2001年9月3日、下川裕治インタビュー)。とまあ熱く語る下川裕治氏ですが、著書はどれもほど良く力が抜けており、自然体でアジアに接する姿に共感持てます。

    表題作の第4章...続きを読む
  • アジアの誘惑
    何だかんだでたまに手に取ってしまう下川裕治氏の著作。確か本書が初の講談社文庫での著作です。その後同じ色合い(茶色)で、講談社文庫は旅行本(バックパッカー的旅行本)をたくさん出版していきます。

    第1章は軽くアジアでの旅行体験や出来事を面白おかしく伝え、第2章を挟み、第3章は少し真面目に、変わりゆくア...続きを読む
  • シニアになって、ひとり旅
    著者は1954年生まれの旅行作家。主にアジア・沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。だが、コロナ禍で海外に出る回数が激減、2023年夏、ようやく旅を再開、国内を歩いた。
    本書はその記録である。 花巻のデパート大食堂、ディーゼル車キハ40系が走る小湊鉄道、吉田拓郎の歌で有名な...続きを読む
  • シニアになって、ひとり旅
    <目次>
    第1章  デパート大食堂が花巻にあった
    第2章  キハの申し子世代、小湊鐵道に乗る
    第3章  暗渠道を歩く
    第4章  苫小牧発仙台行きフェリー
    第5章  高尾山登山に没頭した先に駅ビール
    第6章  七十歳が待ちきれない路線バス旅
    第7章  尾崎放哉。小豆島ひとり酒

    <内容>
    東南アジアを...続きを読む
  • 僕はこんなふうに旅をしてきた
    1980年代からコロナになる前の年2018年くらい前までの旅のエッセイがみっちり詰まっている。
    主にアジア(ベトナム、タイ、中国、台湾、カンボジア、沖縄、インド、インドネシア)
    特に1980年代のアジアは熱かった(気温じゃなくてね)
    私もインドを旅した時のことを思い出したわ。
    こんだけ旅すればもう思...続きを読む
  • 10万円でシルクロード10日間
    冒頭カラーの敦煌・月牙泉とタクラマカン砂漠の写真が本当に美しかった。

    以前の筆者の旅と違い、無理して過酷な移動手段をとらないところが良い。
    人は成長し、年齢に応じた旅があるもの。

    もうそろそろ、「海外で、日本円でこんなに安く旅ができた、との企画が成り立たない世の中になる」、ようにはまだ見えな...続きを読む
  • 僕はこんなふうに旅をしてきた
    <目次>
    第1章  死ぬかと思った編
    第2章  食べ物・酒編
    第3章  びっくりハプニング編
    第4章  ほっこり編
    第5章  トホホな話編

    <内容>
    1990年から世界をバックパッキングしてきた著者が、自らの本から上記5つの内容で、抜き出した総集編。著書は100冊以上。なんとなく知っていたが、海外...続きを読む
  • 世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア大陸横断2万キロ
    旅紀行はあまり読んだことがないけれど、面白かった。中国ロシアが長すぎて中だるみしそうになりつつ読みやすかったのでなんとか読み終えれた。
    時間をかけて列車旅をしてルポが売れるなんて羨ましいと思う気持ちもあるが、出入国のたびに通らない不安や捕まる懸念、ビザとの戦い、爆破テロ地域の通過など正直命懸けの仕事...続きを読む
  • 12万円で世界を歩くリターンズ 赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編
    一言に旅と言っても色んな形があるのだと思えた。自然が好きな自分にとってはお金と時間に加えて、元気な身体も旅に大切な1つの要素だと気づかされた。
    いつかいつかになりがちだから予定を立てようと思う。
  • 「おくのほそ道」をたどる旅
    文学的に「おくのほそ道」を学ぼうというよりは、概要を知って、どのように旅をしていたかに興味があったので、手に取った本。

    これまで白河の関に行ったことがないので、日光街道を歩いたのちに行ってみたいな。(まだまだ先の話になるかもしれませんが・・・)
  • おとなの青春旅行
    私自身が下川先生のファンで、手に取った一冊です。世界各地のその場所に精通された方々の共著で、また自由に移動できるようになったら、また読み返して旅に出たいと思いました。世界情勢に翻弄されたベルリンには一度行ってみたいですね。下川先生の12万円の旅の頃とは随分変わっていることでしょう。そんな変化も楽しみ...続きを読む
  • 「おくのほそ道」をたどる旅
    ●は引用、その他は感想

    朝日新聞社のデジタルマガジン「&」の「クリックディープ旅」に連載中から断続的に読んいたが、”路線バスと徒歩で行く”とはタイトルに偽り有りで、実際に歩くのは1日1時間程度(日によって違う)。それ以外はバスの他、鉄道、タクシー、レンタカーを利用して、いる。どうでも良いことだが。...続きを読む
  • 週末ベトナムでちょっと一服
    ホーチミンとハノイの街の様子の違い、歴史、食べ物、コーヒーなど、今までほとんど知らなかったベトナムについて知ることができた。
  • 「おくのほそ道」をたどる旅
    300年の時を経て再現する芭蕉と曽良の「おくのほそ道」。

    紀行作家とし良く知られた方だろう筆者。バックパッカーや沖縄ではなくおくのほそ道を辿る旅。徒歩が中心かと思いきやほぼ路線バスの旅。1時間も歩けば疲れてしまう筆者のグチのオンパレード。

    好みが別れるところだろうが、筆者の主観、グチが半分を占め...続きを読む
  • 「おくのほそ道」をたどる旅
    アジアを中心に海外を旅する著者がカメラマンと二人で、1日1時間歩きで路線バスを乗り継いで「おくのほそ道」をたどる。
    テレビでお馴染みの路線バス旅のような感じで、ゆるやかなタッチで楽しめる。この手の旅番組につきものの道中の食レポは残念ながらコンセプトから外れているが、その分、松尾芭蕉と河合曾良の旅に想...続きを読む
  • 世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア大陸横断2万キロ
    鉄道でユーラシア大陸を横断するのが目的というのが潔い。
    下車して観光スポットに行ったり、美味しいものを食べたりというのが出てこない潔さ!
    時間とお金を贅沢かつ無駄に使った究極の旅だ!

    ロシアや中国など、早々に入出国する国で苦労しそうなのが読む前から容易に想像できる。

    何日もシャワーなしの列車旅な...続きを読む
  • 台湾の秘湯迷走旅
     野湯というものの存在は知っている。
     沢谷を遡っていったところ、自然に湧いている温泉のことだ。
     16年前に塩原の甘湯新湯なる野湯までサイクリング同期に連れていかれ、入浴写真を掲示板に貼られたいい思い出。
     この時に思った。
    「やっぱり温泉はお金払ってシャンプーボディソープがあるところに入りたいな...続きを読む
  • 12万円で世界を歩くリターンズ タイ・北極圏・長江・サハリン編
    姉妹版のような「赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編」の方が、先に読んだせいかインパクトがあった。本書だと長江が少し面白かったが、その他は、移動手段が少し興味深かったものの、何となく旅の焦点が定まっていないような感じがした。