下川裕治のレビュー一覧

  • 週末バンコクでちょっと脱力
    著者はタイに長く暮らしたこともあり、バンコクが大好きなんですよね。私は、まずあの蒸し暑さがダメ。移動はできる限り徒歩なんだけど、あのあつさと騒音と公害とで無駄に疲れる。かと言って夜中以外は交通渋滞がハンパないので、タクシーも無理。ちょっと脱力はできないです。昼間、暑さしのぎにプールへ入っている間くら...続きを読む
  • 12万円で世界を歩くリターンズ 赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編
    最初に下川さんを知ったのは黒田センセイの著書で『タイ語でタイ化』がおもしろいと言っていたから。
    それからずいぶん下川さんの旅行本を読んできたけど最近はちょっと(ご自分でも言っているように)老いが感じられる。
  • 僕はLCCでこんなふうに旅をする
    LCCの世界の変化は激しく、本書が最新の情報を提供してくれるわけではないが、アジアにおけるLCCの台頭について著者がリアルタイムに感じたことが活字化されている。
    格安の移動手段を求めて、果敢に挑戦する著者の姿勢にはいつも感心させられる。
  • 鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)
    安旅、バックパッカー旅の旅行記でお馴染みの下川さんの著書。
    世界を何泊もかけて走る電車(しかも一番安い席)に乗る体験記です。
    インド、ロシア、中国、カナダ、アメリカの長距離列車の体験記を書いているが、だんだん食事が不味くなってくるのが意外。
    壮絶度はインドがやはり群を抜いて一位。
    快適さなどなく、本...続きを読む
  • 鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)
    超長距離列車の安価なクラスの旅。旅行記というより、各国の現実を肌で感じた記録。チベットの監視付き観光、シベリア鉄道に乗っている内に感じてしまったやるせなさ、ベラルーシの罰金、アメリカの肥満問題…
    超長距離列車の旅にしては、文章量が少ない? 長〜い時間を列車の中で過ごす退屈感は感じなかった。体験にかけ...続きを読む
  • 週末シンガポール・マレーシアでちょっと南国気分
    下川さんのバックパッカー旅の旅行記。
    マレーシア、シンガポールを3日程度の週末でちょっと巡るための情報や、実際の体験が書かれている。
    植民地時代の歴史や、シンガポールがバックパッカーから敬遠される理由なども書かれていて勉強にもなる。
    昔のように激しいバックパッカーの旅ではないので、わりと旅慣れた人な...続きを読む
  • 鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)
    著者は、長年格安の予算で世界を旅する旅行作家。今回は世界での上位ランクの長距離列車に乗り、各国の鉄道事情の違いを体験する。取り上げた国は、インド、中国、ロシア、カナダ、アメリカ。長距離列車と言えば、ロシアのシベリア鉄道位しか思い浮かばなかったが、世界には色々な長距離列車があるらしい。インドの生活路線...続きを読む
  • シニアひとり旅 インド、ネパールからシルクロードへ
    全く同じ訳では無いが他と重なっている部分あり。
    ちょっと重いところもあるがそこに行けば実感するんだろうな。
  • 週末ちょっとディープな台湾旅
    相変わらず面白い下川さんの旅行記。
    ディープはディープだけど、普通の人が行けないくらいのディープではなく、台湾に慣れた人向けかも。
    台北だけではなく、台南や聞いたこともない地方都市に行ったレポートやトラブルなど、他の書籍ではあまり書かれてない話が面白い。
    台南や台湾の歴史についても書かれているので、...続きを読む
  • 10万円でシルクロード10日間
    とても、興味が湧く場所であるが、ハードル高すぎ。まだ、海外旅行初心者だから、もう少し修行せねば。でも、行きたい。いや、行くぞ〜。この絶景を体験したい。
  • シニアひとり旅 インド、ネパールからシルクロードへ
    シニアのための南西・中央アジアの旅行ノウハウ。
    格安旅行の本を多数書いている著者が、インドパキスタンバングラデュ、中央アジアの国々を旅行した時のノウハウを紹介する。著者は低コストでの旅を楽しんでいるようだが、歳を取ると、面倒臭いことは避けたくなる。シニアの大部分は、好奇心はあっても旅行は控えて、テレ...続きを読む
  • 10万円でシルクロード10日間
    「これがシルクロード」というものはない、と著者は言っています。観光ビザがおりない国もあれば、遺跡が各地に残っているわけでもない。
    随所で「地下水から涌き出るオアシス」にとても興味を持ちました。
  • 12万円で世界を歩くリターンズ 赤道・ヒマラヤ・アメリカ・バングラデシュ編
    バックパッカーのバイブルとして、12万円という予算で、世界各地を旅する様を描いた「12万円で世界を歩く」(1990年に出版)の著者が、約30年後の今、同じルートを旅した経緯をまとめたルポ。

    本書では、東南アジア、ヒマラヤ、アメリカ合衆国、バングラディシュという4か国を対象に、この30年間で何が変わ...続きを読む
  • 僕はLCCでこんなふうに旅をする
    安いから若者たちは沖縄日帰り旅。専用ターミナルも登場…LCCは日本の空の旅を変えた。でも本当に安いの?デメリットは?いまさら聞けないLCCの使い方、しくみ、さらに使いこなすノウハウ、落とし穴など、日本とアジアを頻繁に行き来する旅行作家が最新事情を紹介。(表紙裏)

    タイトル+作者買い。
    LCCでの珍...続きを読む
  • アジアの友人
    東南アジアを中心に、貧乏旅行したときのことが書かれている旅行記。
    アジアの適当さやパワーが伝わってくるが、何もしないでいるには心地よいのだろう。
  • 僕はLCCでこんなふうに旅をする
    社員の日々のモチベーションは、顧客の反応にある。
    LCCは、サービスを期待しない代わりに安いことを求めている顧客を相手にするから、社員のモチベーションを保つのは大変だ。
    その答えの一つがサウスウエスト航空の社員の家族主義=社員が一番大事で2番目が顧客。
  • 鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)
    長距離を往く列車にはロマンがあって、いつかはのんびり乗ってみたいと思いを馳せているのですが、本著は世界の長距離列車(のうち、乗れる列車)を、国別に制覇していく旅行記。
    インド、中国(~チベット)、ロシア、カナダ、アメリカと、国土の広い国々が並んでいます。

    しかし、それぞれキツい旅をされていて、のん...続きを読む
  • 週末ちょっとディープな台湾旅
    旅の感想は極めて個人的なものだから、ざあっと流し読めば良い。そんな読み方がぴったり合う本。新竹漁港の美食街の記述が、自分が行った時の感想と良く似ていて、少々驚いた。
  • 「生き場」を探す日本人
    複雑な事情を抱えアジア各地に住む日本人を紹介している。読み物としては面白いが、各人の想いをどこまで表せているのだろうか。著者の思い込みの様な記述が多くて気になる。
  • 僕はLCCでこんなふうに旅をする
    インターネットでLCCを検索する前の準備情報として有効。飛行機は単なる移動手段だと割り切れば、この様な旅もありかも。旅の予算をどこに配分するか。ただし、体力とある程度の英語力は必須。