幡野広志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの作品で一番共感し、教えてもらったことは、
「命とは株式会社のようなもの」
という考え方。
自分の命に対して、どう扱うかは自分の自由、
極端な言い方をすれば、そのような権利は全体の50%。
あとの50%は自分のことを大切に、かけがえのないものと感じてくれている人たちの権利。
そのような価値観を自分の根底に据えれば、どんなに落ち込んだときも、自分のことをダメ人間だと感じたときも、
周りの人の視点から自分を眺めたときの、自分という人間の存在価値に、冷静になって思いを馳せられるのではないか。
岸田奈美さんのエッセイで知った幡野広志さんの素晴らしいエッセイでした。
オススメ! -
Posted by ブクログ
幡野さんのことは、糸井重里さんのTwitterを見るようになって知った。
コロナの影響があちこち出始めた時期のこと。
他にはない存在感の人生相談の記事や日々のツイートの中に、
物事を見る目の、自分なりの通り道がすっと通っているところに毎回唸る。
幡野さんから見えるところ、拾うところ、繋げるところ、には、
他の人が形にできずにいるモヤモヤがたくさんある。
がんと診断されて、激しい痛みに苦しんだのち、放射線治療で人心地着いた中で、
生活の変化や周りの人の対応や、いろいろと経験したことから生まれた思いから、
息子さんへに父親が残せる生きていく上の指針を書いた1冊。
というか愛情いっぱいのラブレターで -
Posted by ブクログ
2年前、デザインプレックス研究所で学んでいた頃に2階の書店で購入。
1年前、はじめての一人暮らしを実家ではじめた頃に読み始めた。
序盤で止まってた。限られた本棚で手放さずにいた。
大分経ったけど、確か冒頭にあった子供につける名前を代わりに自分がなのって体験してみるエピソードは印象的でずっと覚えていた。
5月3日の寝起きに一気読み。
後半では狩猟のシーンが印象的だった。持ち帰れない鹿を撃って、血をすくって飲んで、体力を取り戻して下山した話、うさぎを打って、リュックに入れて持ち帰ったらリュックの形でカチコチになってた話、動物は打っても一瞬で死なないこと。肉を食べるのに「かわいそう」という人々