幡野広志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・会話の距離で写真を撮らない
・自分だったら写真を撮られたいか
・タレントさんの写真を真似しない
・自分が何が好きなのか、何がいいかわからない人は、まずはSNSを一度やめましょう。SNSを見ていた時間で映画を観ましょう。本や漫画を読みましょう。それから音楽を聴いてください。自分の好きの感覚を養いましょう。
・写真って恥ずかしいくらい性格が反映するんだけど、自分で考える力がない人はそれが写真に反映します。行動力がある人はそれが写真に反映します。ナルシストの反映っぷりはすごいぞ。
これって人生も一緒だよね。自分で考える力がない人も、行動力もナルシストも反映されてるでしょ。 -
Posted by ブクログ
積読チャンネルで紹介されていたのがきっかけで、まさに自分が長い期間感じているもやもやに対して何かヒントがあるかもしれないと思って読んだ。手に取ると見覚えのあるヨシタケシンスケさんがイラストを担当されていて、より入り込みやすかった。
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昔からカメラを持ち歩いて写真を撮るのが好きだったが、数年前のとある出来事以来、写真の勉強をしたわけでもないのにカメラを持ち歩いて写真を撮ることへの無意識の抵抗感が出てしまい、それでも撮りたい気持ちはスマホでの撮影で収めるようになった。
それとは別に、フロムの著書を読んでから我が子の写真を撮るのは子どもを愛しているからではなく自分の承認欲求のためではな -
Posted by ブクログ
インスタ投稿で気になった『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』(幡野広志)。
単純にタイトル気になったからです。
何が良くてダメなのかと。
プロが言う事だもの、そりゃ気になる。
でも読んでみて思ったのは「撮影マナーを守って自分が撮ったものに対して「好き」っていう感情があればそれでいいや」っていう事だった。
別にすごいカメラが欲しいわけでもない。
スマホで十分。
問題は「どんな瞬間に会えるか」。
ただ、そう考えると撮ってるばっかりじゃ肉眼で見る事の面白さが半減する。
迷うところですよ…。
目にカメラ機能付いてたらいいなってメチャクチャ思うわ。 -
Posted by ブクログ
写真家の幡野広志さんの写真付きエッセイ。幡野さんの本を読むのは4冊目。
病気の方の心理、余命を意識している人が、自分がいなくなった後にも息子にどんなふうに生きてほしいか色々と考えて、日常から丁寧に接している様子、そして、病気とは関係のない旅先での出来事など、色々とカジュアルに書かれています。
文章と関係のある写真が載っているのですが…(大変申し訳ないことに、)
載っている写真の中で一番いいなぁとしげしげ見つめてしまった唯一の写真が、まさかの、著者の小さな息子さんが撮ったものだったんです。自分でもびっくりです。
そして、一番心を鷲掴みにされたのが、巻末の、古賀史健さんとの対談でした