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Posted by ブクログ
ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。
タイトルにドキッとしてこの本を手に取った。
子どもとの関わりについて自信がなく、教育〇〇という肩書きが付いている方の話だと更に自信を無くしそうなので、普通のパパママの子育て話を聞いてみたくて読んでみた。
”夢を叶えるためにお金と仕事というツールがあるんだよ“
「夢」と「就きたい職業」を混同していたけど、確かに全然違う。
仕事を通してでもそうでなくても、夢を叶えることはできると体現してみせてあげたい。
“「親の悪知恵」は生きるすべ”
“友だちの数を、そんなに重要視しなくていい”
私も、子には孤独を恐れない人になってほしいと思っている。
そのためにも、どんな時も安全基地になってあげたいと思った。
幡野さんがお子さんへ伝えたいことを読ませてもらうことで、私もこんなふうに伝えたい、と気付くことができた。感謝。
Posted by ブクログ
母の看病で地元に戻った4ヶ月間、幡野さんの本を読み漁った。自分の言葉で、包み隠すことなく、考えた言葉が並んでいて、心が救われた。
同時に、その人間に対する誠実さを、自分は持てているか、ということも考えた。
強さ、優しさ、夢、自信、生と死、と、テーマとしてはよくあるものについて綴られているが、決して独りよがりな感想•経験則ではなく、(著者が伝えているように)何度も「訂正する」ことを経た、重さと中身が詰まったものだと感じた。
失敗しないように、整った答えを渡すのではなく、自分で情報を集めること。考えること。実際にやってみること。自分を救えるのは自分自身でしかないこと。
いっぺんで分かった気にならずに、これからもふらっと読み直したい。
Posted by ブクログ
幡野さんのことは、糸井重里さんのTwitterを見るようになって知った。
コロナの影響があちこち出始めた時期のこと。
他にはない存在感の人生相談の記事や日々のツイートの中に、
物事を見る目の、自分なりの通り道がすっと通っているところに毎回唸る。
幡野さんから見えるところ、拾うところ、繋げるところ、には、
他の人が形にできずにいるモヤモヤがたくさんある。
がんと診断されて、激しい痛みに苦しんだのち、放射線治療で人心地着いた中で、
生活の変化や周りの人の対応や、いろいろと経験したことから生まれた思いから、
息子さんへに父親が残せる生きていく上の指針を書いた1冊。
というか愛情いっぱいのラブレターですね。
最初の方の、
「子供に付けようと思う名前を、親が2,3カ月試しに使ってみよう」という文章は
目からウロコでした。ほんとにそうだ!
この本の中には、自分で経験することの大事さが何度も書かれる。
人から受ける気持ちの悪い優しい虐待の怖さも。
「息子が18になったら100万円を上げようと思っている」の言葉も、一瞬「え?」と思うが、
若い時の1日を、つまらないバイトでお金を稼ぐために使うより、その手間を省いてあげて
より多くの経験をさせる、という発想が、ものすごく理にかなってるなと思った。
大人になったら時間もなくなるし、自由も利かなくなる。
人との関係で感受性もすり減っていく。
若くてなんでも濃密に吸収できて、失敗してもどうにかできる時間のあるうちに、
やりたいと思ったことをどんどんやらせる。
コスパの悪い、お金を作るという時間を、まず省いてあげる。なるほど。
こういう発想をする親を見ていれば、子どもの側だって
与えられたお金をつまらないことで無駄に減らすようなことはしないだろう。
自分のためにならない足を引っ張るような人間関係や、苦労のための苦労は、
それに耐えたから強くなるようなものではなく、自分自身を歪めていくものだ。
たとえ良い資質を備えていても、嫌な奴になったらそれを活かすことはできない。
小さな成功体験でも、出来たこと、褒められたという経験値を積み重ね、
自分の中に自信を作っていけたら、迷ってもなんとか進んでいける。
こういう言葉をつづる幡野さん自身、
自己肯定感が低いとか、家庭環境もそれほど良くはなかった、
と話すのが意外に思える。
息子という存在を前に、真摯に向き合って語る言葉は、
見栄も体裁もなく、まっすぐに優しく届く。
嘘なんてつくわけもなく、ただ相手を思う、そのままに伝える。
特定の誰かに向かって言う言葉が、他の、無関係の不特定多数にとっても響いていく。
世の中にある、ありきたりな不平不満、どこかで見たような悩みも、
定型にしばられず、自分の目で見れば、どこに解決するポイントがあり、
どこにこだわっていてもしょうがない部分があるかも見えてくる。
幡野さんの言葉を読み、言われてみればそうだよ、と思うが、
そう思うにいたる思考のみちすじは、誰もが持っているものではないところに唸る。
Posted by ブクログ
2年前、デザインプレックス研究所で学んでいた頃に2階の書店で購入。
1年前、はじめての一人暮らしを実家ではじめた頃に読み始めた。
序盤で止まってた。限られた本棚で手放さずにいた。
大分経ったけど、確か冒頭にあった子供につける名前を代わりに自分がなのって体験してみるエピソードは印象的でずっと覚えていた。
5月3日の寝起きに一気読み。
後半では狩猟のシーンが印象的だった。持ち帰れない鹿を撃って、血をすくって飲んで、体力を取り戻して下山した話、うさぎを打って、リュックに入れて持ち帰ったらリュックの形でカチコチになってた話、動物は打っても一瞬で死なないこと。肉を食べるのに「かわいそう」という人々。
友人で猟師のSさんを思い出した。
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