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がんになった写真家になぜかみんな人生相談。
毎週必ず話題になる『なんで僕に聞くんだろう。』書籍第2弾。
「クリエイターと読者をつなぐサイトcakesで、2019年&2020年上期“もっとも読まれた記事”1位。更新のたびにバズる人生相談。
「DVを受けてきた自分は、どうしたら人を憎まずにいられるか」
「障害とうまく付き合っていく方法を聞きたい」
「精神疾患を持つ夫を受け入れられない」
「結婚する友だちを妬ましく思ってしまう」
「地味にまじめに勉強をしている私は間違っている」?
「就活が迫っているのに、したいことがわからない」
「毒親を辞任してるシングルマザーだけど、今の彼の子供がほしい」
「私も幡野さんみたいに本音で行きたい」
「親に復讐したい」
「23歳だけど恋人ができたことがない」
「好きだった先生を忘れられない」
「受験に失敗してからずっと前を向けない」
――家族のこと、恋愛のこと、将来のこと、病気のこと。みんな“幡野さん”に聞きたがる!
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Posted by ブクログ
前の本に引き続いて。
今回も、たくさんの悩み事が寄せられる。
中には辛くなるような内容や、ちょっと身勝手なんじゃないかと思える内容もちらほら。
幡野さんの回答はどれも的確でとても安心する。
言って欲しいことをちゃんと言ってくれる感じです。
そして言葉一つ一つが飾り気なく、理性的です。
相談したときにありがちな、相談相手が自分の哲学や生き方を押し付けてくる、そういったこともありません。
それでいて、明日から頑張れそうって思える回答が多いです。
どれもそっけないような文章だけど、相談者の文章をよーくみているんですよね。
キツい言葉もけっこう書いているのですが、相手を見捨てない回答には情を感じます。
そしてときには、ハッとさせられるような言葉にも出会えます。
他人事ではあるけれど、考え方を改められるような感覚になります。
Posted by ブクログ
なんで僕に聞くんだろう。に続き、購入。
帯に【ことばに撃たれて、生き返る。】という糸井重里さんのコメントがあるが、なんて上手い表現なんだ、と思った。本当にそんな感じだ。
こういう、悩み相談のコラムや本は、どうしても自分と似た悩みに目を通し、全く関係ない悩みは読み飛ばす。と言う読み方を昔はしていたのだけど、この方の回答はすごいな、と思う人のものは、関係ない悩みまで読んでしまう。
幡野さんはその一つで、本書にも少し出てくる、鴻上尚史さんや故.小池一夫さんもそうだ。
なぜ読んでしまうのかと言うと、悩み相談には、相談者の悩み以外のことも滲み出ていて、社会の縮図だったり、人生そのものだと思うことが現れているからだ。だから、自分とは全く無関係な悩みだと思いながら読み始めた相談に、うっかり、自分が幡野さんの言葉に撃たれて動揺していたりするのだ。
悩み相談で、本人が書いてきている悩みは、なんならおまけみたいなもので(本気で悩んでいる本人には申し訳ないのだが)、文章の中に、もっと重要で深い問題が潜んでいたり、キレイに取り繕って相談しているけど、その人のずるさや弱さやウソが潜んでいたりする。そんな時、ある回答者は、あえてそこには触れず、本人が言っている悩みにだけ忠実に答える、ある意味大人な、ある意味ビジネスライクな対応をする。だけど、幡野さんは違う。ずけずけ指摘する。それ違うんじゃない?ごまかしてない?キレイに取り繕ってない?と。それを読んでいると、自分が指摘されている気持ちになって、うぐぐぐっっとなるのだ。そのかわり、幡野さんは、そこまで指摘するからには、幡野さんなりの全部で答えてくれていると感じる。
だから、厳しいことばに撃たれ、愛のあることばに撃たれ、生き返るのだ。
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