【感想・ネタバレ】ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。のレビュー

あらすじ

限られた未来を父は息子のかぎりないいのちにつなぐ――谷川俊太郎氏推薦 ガン(多発性骨髄腫)で余命宣告を受けた35歳の父が、2歳の息子に伝えたい大切なこと。 ●1.優しさについて、ぼくが息子に伝えたいこと ●2.孤独と友だちについて、息子に学んでほしいこと ●3.夢と仕事とお金について、息子に教えておきたいこと ●4.生と死について、いつか息子と話したいこと 写真家、元猟師の著者・幡野広志が、父として男として息子に伝えたい言葉は、多くの人の心に刺さる真実の言葉である。

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ネタバレ

優しさ…については、考えさせられる。
優しさと思っていても、押し付けだったり、モヤモヤしたり、させてしまったりしてしまう。

当たり前じゃないかと見過ごしていること。
一つ一つがかけがえのないこと。
自分も感じていた時期もあったことを思い出させてくれた。

最後の優くんへのメッセージは、胸熱。

年もあと10日を切ったけど、今を大切にしよう。

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2024年12月23日

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余命宣告を受けた著者が2歳の息子に伝えたいことを書いた本。
序盤は比較的、穏やかというか、日常の人付き合いに近い話だが、後半につれてガン患者の心境や取材で出会った死・生についての話が出てくる

陳腐な同情を誘うような本ではない。葛藤あふれる生々しい声、という訳でもない。筆者の見聞きした、特殊ともいえるけれど自分の身にも起きうる、出来事を、さらっとした文で見せられる。すごく大げさにいうと戦争ドキュメンタリーのような。

この本の個別の内容について感想を言うのは、自分には難しい

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2024年11月20日

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ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。

タイトルにドキッとしてこの本を手に取った。
子どもとの関わりについて自信がなく、教育〇〇という肩書きが付いている方の話だと更に自信を無くしそうなので、普通のパパママの子育て話を聞いてみたくて読んでみた。

”夢を叶えるためにお金と仕事というツールがあるんだよ“
「夢」と「就きたい職業」を混同していたけど、確かに全然違う。
仕事を通してでもそうでなくても、夢を叶えることはできると体現してみせてあげたい。

“「親の悪知恵」は生きるすべ”
“友だちの数を、そんなに重要視しなくていい”
私も、子には孤独を恐れない人になってほしいと思っている。
そのためにも、どんな時も安全基地になってあげたいと思った。

幡野さんがお子さんへ伝えたいことを読ませてもらうことで、私もこんなふうに伝えたい、と気付くことができた。感謝。

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2024年10月01日

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母の看病で地元に戻った4ヶ月間、幡野さんの本を読み漁った。自分の言葉で、包み隠すことなく、考えた言葉が並んでいて、心が救われた。
同時に、その人間に対する誠実さを、自分は持てているか、ということも考えた。

強さ、優しさ、夢、自信、生と死、と、テーマとしてはよくあるものについて綴られているが、決して独りよがりな感想•経験則ではなく、(著者が伝えているように)何度も「訂正する」ことを経た、重さと中身が詰まったものだと感じた。

失敗しないように、整った答えを渡すのではなく、自分で情報を集めること。考えること。実際にやってみること。自分を救えるのは自分自身でしかないこと。

いっぺんで分かった気にならずに、これからもふらっと読み直したい。

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2024年05月19日

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p148「(わずかなお金で長時間しばられる)仕事の多くは単純作業だから、夢を叶えるツールにもならないし、能力すら上がらない...残りのプライベートはスマホゲーム...こんな時間の使い方では幸せになれるはずがないのに、悲しいことに『お金がないから幸せになれない』と考えるようになってしまう」

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2024年02月19日

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著者がどこまで意識したか定かでないが、科学的知見に基づく育児本のエッセンスが散りばめられている。それでいて、自分事として、ご子息に向けて語られていて、非常に説得力がある。何より、タイトルに共感できる。子供ができて数多くの育児本に目を通して来たが、つまるところ、子供になってほしいと思うなら、まず親がそうなれ、が育児の鉄則だと理解してきたからだ。その思いをさらに強くすると同時に、子育ては親育てだなと再認識するきっかけをもらえた。

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2023年07月15日

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知らないことを知るというのは、生きている人間の特権だ。
人生を生きる意味もまだわからないけど、生きる価値はあるものだと感じている。

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2023年05月04日

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幡野さんのことは、糸井重里さんのTwitterを見るようになって知った。
コロナの影響があちこち出始めた時期のこと。
他にはない存在感の人生相談の記事や日々のツイートの中に、
物事を見る目の、自分なりの通り道がすっと通っているところに毎回唸る。
幡野さんから見えるところ、拾うところ、繋げるところ、には、
他の人が形にできずにいるモヤモヤがたくさんある。
がんと診断されて、激しい痛みに苦しんだのち、放射線治療で人心地着いた中で、
生活の変化や周りの人の対応や、いろいろと経験したことから生まれた思いから、
息子さんへに父親が残せる生きていく上の指針を書いた1冊。
というか愛情いっぱいのラブレターですね。
最初の方の、
「子供に付けようと思う名前を、親が2,3カ月試しに使ってみよう」という文章は
目からウロコでした。ほんとにそうだ!
この本の中には、自分で経験することの大事さが何度も書かれる。
人から受ける気持ちの悪い優しい虐待の怖さも。
「息子が18になったら100万円を上げようと思っている」の言葉も、一瞬「え?」と思うが、
若い時の1日を、つまらないバイトでお金を稼ぐために使うより、その手間を省いてあげて
より多くの経験をさせる、という発想が、ものすごく理にかなってるなと思った。
大人になったら時間もなくなるし、自由も利かなくなる。
人との関係で感受性もすり減っていく。
若くてなんでも濃密に吸収できて、失敗してもどうにかできる時間のあるうちに、
やりたいと思ったことをどんどんやらせる。
コスパの悪い、お金を作るという時間を、まず省いてあげる。なるほど。
こういう発想をする親を見ていれば、子どもの側だって
与えられたお金をつまらないことで無駄に減らすようなことはしないだろう。
自分のためにならない足を引っ張るような人間関係や、苦労のための苦労は、
それに耐えたから強くなるようなものではなく、自分自身を歪めていくものだ。
たとえ良い資質を備えていても、嫌な奴になったらそれを活かすことはできない。
小さな成功体験でも、出来たこと、褒められたという経験値を積み重ね、
自分の中に自信を作っていけたら、迷ってもなんとか進んでいける。
こういう言葉をつづる幡野さん自身、
自己肯定感が低いとか、家庭環境もそれほど良くはなかった、
と話すのが意外に思える。
息子という存在を前に、真摯に向き合って語る言葉は、
見栄も体裁もなく、まっすぐに優しく届く。
嘘なんてつくわけもなく、ただ相手を思う、そのままに伝える。
特定の誰かに向かって言う言葉が、他の、無関係の不特定多数にとっても響いていく。
世の中にある、ありきたりな不平不満、どこかで見たような悩みも、
定型にしばられず、自分の目で見れば、どこに解決するポイントがあり、
どこにこだわっていてもしょうがない部分があるかも見えてくる。
幡野さんの言葉を読み、言われてみればそうだよ、と思うが、
そう思うにいたる思考のみちすじは、誰もが持っているものではないところに唸る。

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2022年02月06日

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死を通して日常を考えることが私にももっと必要な視点だなぁと。モヤモヤしてることがちょっと良くなってくる、本はいい薬になるなぁ

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2022年01月31日

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2年前、デザインプレックス研究所で学んでいた頃に2階の書店で購入。
1年前、はじめての一人暮らしを実家ではじめた頃に読み始めた。
序盤で止まってた。限られた本棚で手放さずにいた。

大分経ったけど、確か冒頭にあった子供につける名前を代わりに自分がなのって体験してみるエピソードは印象的でずっと覚えていた。

5月3日の寝起きに一気読み。

後半では狩猟のシーンが印象的だった。持ち帰れない鹿を撃って、血をすくって飲んで、体力を取り戻して下山した話、うさぎを打って、リュックに入れて持ち帰ったらリュックの形でカチコチになってた話、動物は打っても一瞬で死なないこと。肉を食べるのに「かわいそう」という人々。
友人で猟師のSさんを思い出した。

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2021年12月22日

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ネタバレ

余命3年を宣告された筆者の、息子へのレター。 子供を素敵な子へ育てるために、どんなことを心がけを教えているのかが書かれている。 子育てするときに絶対参考になると思う。子供ができたとき、自分が元になった時、もう一度読み返さなきゃならないと感じた本。また、人の目を気にしすぎず、周りに振り回されすぎずに、自分がどうしたいかを考えよう、と思わせてくれる。

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2021年06月24日

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題名に惹かれて手に取った本
「幸せが何かは自分が決めていいと、
息子に伝えておきたい。」
幡野さんの考え方素敵だなあ

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2021年05月20日

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私も子どもの頃褒められたことがなかった。5歳上に母の理想をしっかり植え付けられて猛勉強して進学校へ進んだ超優秀な姉がいたのと、もともとその当時は子どもを褒めて育てる気風が世の中にあまりなかったせいだろうか。

そのため母がどう思うか、怒られないためにはどうしたらいいか、常に顔色をうかがった子ども時代だった。
母から駅弁大学と馬鹿にされた某国立大学に自宅から通うといって入学して、一年の夏休み前から別居している父の援助を仰いで大学の近くでアパート暮らしを初めて、やっと強すぎる母の影響から少し逃れた。本格的に母から脱出したのは、結婚して完全に家をでたときだった。

今でも人の目が気になって、嫌なことを嫌だとなかなかいえないし、自分がどう生きたいのかなかなか表現できないのはその後遺症だろうか。最近やっとあるきっかけから少しできるようになった。

子どもの頃欲しかった親になれる自信もないし、私は子どもが欲しいと思ったことはない。でもそのような親を実践している著者は素晴らしいと思う。

私が育ったのは、「よく無事にここまで育ちましたね」といわれたことがあるくらいの崩壊家庭だった。関係者の半分は亡くなっても、まだいろいろな解決しようのない問題があって、眠れない夜はあれこれ考えてしまう。でもすべてを捨ててどこか誰も知らないところでひっそり行きたいと思うことはあるけど、死にたいと思ったことは一度もないのは、著者が言うように、生きていると知らないことを知ることができて、それが楽しいから。

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2025年07月27日

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通勤時間行き帰りで一気読み。実は以前読んだのだが細切れで読んだからか記憶に残らず、再読。
ガンを患いご経験されたこと、想いを強くされたことも多いと思うが、おそらくそれ以前から自らの好奇心を追求し、さまざまな物事に対し考えて、それを自分の言葉でアウトプットしてきた方であると思う。同年代の大人としての仕事(私の場合まぎれもないライスワーク)との向き合い方、親としての子どもとの向き合い方、わたしってなんて底が浅いのだろうか、、、と感じてしまう。
特に、よかれと思って投げかけた言葉や差し出した手が、結果として相手にとって"やさしい虐待"になっているのでは、という指摘が心に残っている。こどもに失敗をさせないよう、ついアドバイスみたいな形で、口を出してしまう。小さな失敗の体験を積ませ、失敗しても立て直せるんだという経験をさせること、そのほうが長いその後のこどもの人生にとっては大事。たしかに。
こどもに失敗させないのは、こどものためではなく心配な気持ちを満たしたい自分のため、なのかもしれない。子育て、深いぞ。親の器の大きさや豊かさが圧倒的に足りていない、気がする。
いまからでも、はっ!と思わされたことばや考え方を胸に刻み、日々のなかでふと思い出したい。

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2025年01月24日

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34歳でガンとなり、限られた未来に自分の思いを子どもに伝えるブログが本になった。「なんで僕に聞くんだろう」も筆者の考え方のブレなさが心に響いたので、読んだ。この本は息子への溢れる愛を感じる。子どもの成長を見ることができるのが限られた時間であることが悲しい。お金についてはとても考えさせられた。親の考え方を知らなかったら、誰も教えてくれず、自分で学ぶしかないお金の使い方。筆者は一人で海外を旅行して、学んでほしいと思っている。子どもはどう考えるのだろうか。

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2024年08月04日

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最後の話のなかの一文。
「どんなに僕が自慢のお父さんになろうと奮闘しても、息子はいつか僕を否定してほしい」

この
「否定してほしい」に、感動した。
子は親を否定してはいけない、
親は子を否定してはいけない、
そう、思っていたけれど

続く一文
「親も初めての人生で、初めての子育てをしていて、それで間違えないなんてありえない。」

そう、間違えるのが当たり前なのだ。
なんでこんなに
「間違えちゃいけない」と思っていることが多いんだろう。

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2022年07月29日

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学校は理不尽なことを経験するところだというところに共感する

自分も子供の時「おかしいなぁ」と思ってことがよくあったので。「友達100人」の歌詞も嫌いだった

こんなお父さんに育てられた子はちゃんと育つだろうなぁと思う 遅かったかな

なりたい職業なんてわからないのに無理矢理「夢」として書かされていたこともある

人によって幸せは違う  

日本人は稼ぐことが目的の人が多く、ライフワークをこなしている人は少ないんだろうなぁ

苦労はさせなくていいけど経験はさせた方がいい

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2022年07月27日

Posted by ブクログ

優しい虐待
夢を職業にしてほしくない

が心に残った。

幡野さんの奥さんって懐の広い人なんだろうなあ。

まだご存命なことに安堵した。
私もがんばろう。

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2022年05月25日

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自分が子どものころ、周囲にいてほしかった大人になろうとしている

幸せの価値観は人それぞれだ。 人は自分の幸せの価値観に沿っていない人を見かけると、その人を不幸だと決めつけてしまうのかもしれない。

こういう本、本来はあんまり好きじゃないし絶対買わへんけど、読んで良かったかな。
自分のなかで親になりたいかどうかってのは、正直今はわからんけど、いつか、また読み返すときが来る気がするな。

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2022年01月13日

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この本は正に今、自分が出会う必要があった本でした。出会えて本当に良かったです。子育てをしている人は勿論、全ての人におすすめしたい一冊です。

☆優しい子に育てるには、優しい親でいなくちゃいけない。

こういう、当たり前のことが書かれています。でも、親でいることの多忙さや難しさに気を取られて、本当に大切な根本的な事がいつの間にか抜けて行っていたことにハッとさせられます。

著者は、まだ若いのに、癌で近いうちにこの世を去る可能性が高いそうです。幼い息子に伝えておきたいという強い思いで書かれた、純粋で無駄のない文章によって、思いがダイレクトに胸に染みてきます。

☆学校とは、理不尽さを学ぶ場所なのだ。

☆仕事=自分ではない。職業を夢にしてもあんまり意味がない。

☆いくら好きなことでも、自分の全てを注ぎ込むのはやめた方がいい。趣味を1つにしてしまうと、それがアイデンティティーになるから、自分のアイデンティティーを守るために人を攻撃したり、足を引っ張ったりするようになる。

など、書かれています。
似たような専門的な本は沢山ありますが、私にとっては今までで一番しっくり来て、読んで良かった!と思える素晴らしい本でした。

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2021年12月26日

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この本を読む限り、とても理想的な親だし、共感出来るところは多々ある。こんなに深く整理された思いを持っている父親なんて、なんて素敵だろうと思う。
でも、余命を伝えられた人だからこそのその思いが、だんだん重くなってきたのが正直なところ。
自分もオットもそんなことまで考えて子育てしていなかったという、自分を責める気持ちが生まれてしまった。

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2021年06月03日

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同じ歳くらいの息子がいる自分にとって、一つ一つの文章がとても心に響くものであった。また読み返したい一冊。

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2021年01月17日

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短かったのでざーっと1時間ほどで読めた。
当たり前だがTHE幡野さんと言う感じ。子供にどう接して、何を教えてあげられるかと言う話がたくさん詰まっている。
その中でも、子供は自分の鏡という話はとても共感できた。本当に子供は親のことをじっくり観察していてなんでもマネする。嫌でも自分を見ることになる。つまり子供に良い子に育って欲しいのなら、自分がまず良い人間にならなければいけないということだ。

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2020年12月11日

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タイトル買いです。
cakesとかほぼ日でお馴染み、幡野さんの本だったしね。

幡野さん同様、親の愛情に満たされなかった身として、このタイトルは同感しかありません(してもらったことを棚に上げるつもりはなく、生んでもらったことは大いに感謝しています)。

子育てに対する考え方も、けっこう似ていて、毒親系に育てられると(言い過ぎてたらごめんなさい)、こういう思考回路になるんだな、とも思いました。

こんなパパ、ほしかったな。

-本文より-
子どものころから伝えることの大変さを経験していることが、齋藤くんを面白い人にしている。

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2020年11月28日

Posted by ブクログ

幡野さんの本を読むのは2冊目。
前回読んだ「何で僕に聞くのだろう」よりも前、ガンを告知されて間もない2018年に出版された本。

ガンになってから周りの人達にいろいろ言われたんだろうな。余命宣告をされた人になんて言葉をかけられるだろうか?
本では優しい虐待と表現していた、あなたの為と言いながら自分のエゴを押し付ける。本当に相手を思った行動がとれるのかと考えてしまった。

幡野さんが子どもに強く優しい子に育ってほしいと伝わってきました。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

共感するところもあれば、それは結局親の価値観の押し付けになりかねないのでは…と思うところもあり。
みんなそれぞれに抱く理想が違うし、理想の親の特徴も違うんだなと感じた。
「優しい虐待」はしたくないけど、本当に善意なのに効果がなかったなど、意図せずしてしまうことはあるだろうし、難しいなと考えてしまった

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2024年09月05日

Posted by ブクログ

親になる、親も成長していく、この人がお医者さんの見立て通りの余命なら成長途中で親を降りることになるのだろう。それは辛い。悲しい。もっとずっと親でいたいだろう
今現在の精一杯の言葉を息子に残そうとしているのはすごい。
でもその時ベストだと思った写真が後で見ると恥ずかしいと本人が書いているように、息子に残す言葉も日々変わって行くのだろう。だからこそ、この瞬間の言葉、命の終わりに生まれた気持ちはきっと息子に伝わると思う。

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

読みやすかった。

お子さんが大きくなったら100万円渡すというプラン、とても良いと思いました。

猟をされるということで、その描写が生々しかったです。

あと、癌になった人に対する「優しい虐待」という言葉。私も自分の振る舞いがそうならないようにしたいです。

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2022年06月05日

Posted by ブクログ

余命3年と診断された写真家が、2歳の息子に残すために書いた本。シンプルで本質的な考え方、端的な言葉で読みやすい。2022年現在も存命とのことで安心した。

・優しい子に育てるには、優しい親でいなくちゃいけない

・学校は、理不尽さを学ぶ場所

・人の目を気にせず、自分の経験を。それが自信につながる。

・夢は職業の先にあるもの。職業を夢にしても意味がない。夢を叶えるためにお金と仕事というツールがある。

・子供が何を選ぼうと、その答えを受け入れて、ずっと背中を押してあげる

・親は灯台のような存在。明るい時は見えなくても、暗い海で不安になった時に遠くでぼんやり光り安心感を与える。

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2022年05月31日

Posted by ブクログ

余命がわかってて、子どもに書くってどんな気持ちなんだろう。命が続くって当たり前のことじゃないんだと思ったし、今にもっと向き合っていかなきゃって思わされた。

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2021年09月20日

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