波多野聖のレビュー一覧

  • ダブルエージェント 明智光秀

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    ネタバレ

    光秀が信長に謀反を起こした理由については、不仲説や秀吉陰謀説など様々な説が提示されています。
    その中でこの本では、茶の核を含めた光秀の感性を中心に据えており、面白かった。
    また、あれだけ優れた軍略家である光秀が、なぜあれほど無謀な戦を仕掛けたのかについても光秀の美意識が徹底されており、完璧主義の光秀らしさを感じることができた。

    史実と創作が混じっているのだとは思いますが、エピローグも救われる内容になっています。

    現代の会社員としての働き方に当てはめられているところもあります。すごいとは思うけど、なかなかそこまではできないなぁ…。

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    2022年01月18日
  • 黄金の稲とヘッジファンド

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    金融関係の小説にはまったので読んでみた。
    2人の主人公の視点から進んでいくが、各時代背景の中で各主人公の成長がみれて面白い。難しいことはなく軽く読める。

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    2021年11月28日
  • 総合商社 特命班

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    激賞!
    文庫書き下ろしです。この価格で、コロナ禍とその後も織り込まれた近未来小説です。
    小説というよりシミュレーションを見せられる感が強いです。投資家も必読。2021年10月にこの作品を読めてよかったと感謝することになると思ってます。

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    2021年11月01日
  • ディープフィクサー 千利休

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    歴史小説基本途中で名前よくわからんくなっていまいち内容入ってこないことが多いけど、この小説は読みやすかった。

    基本的に千利休と秀吉で話が進むからだと思うが。

    読後、この真実を早速ググってみたがその真相は謎のままである。

    でも個人的にはこの本に書かれていたような真実だと思うとちょっと面白い。

    明智さんは会社の社長というよりは副社長や相談役的な立ち位置でその辣腕を振るうイメージ。

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    2021年05月10日
  • メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平

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    この小説は実際にディーリングルームで仕事をした人間でないと書けない、と思わせる詳細な記述、そして次から次へ起こる危機を、頭取を退いた相場師、桂がすんでのところで乗り切っていくスリル。そのテンポの速さに一気に読み切ってしまった。伏線の張り方とその回収も小気味良く、楽しく読ませて貰った。

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    2020年11月02日
  • メガバンク絶体絶命(新潮文庫)

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    2017/2/24 No.7
    次々起こる出来事をスピード感を持って読める。1人の天才相場師の仕事ぶりがカッコ良い。

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    2017年03月28日
  • メガバンク最終決戦

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    2016/10/29 No.24
    ストーリー良し、読んでいてわくわく、常に先が気になる展開、最近の小説で一番。

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    2016年10月30日
  • メガバンク最終決戦

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    最初の入りは少し難しく退屈な部分もあったけど50ページ以降は、かなり興味をそそられたストーリー性にびっくり。

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    2016年08月30日
  • 疑獄 小説・帝人事件

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    なんとなく、本の装丁とタイトルで選んだ本だけど、
    すっごく面白かった。
    歴史って現実にあったことなので
    それをさかのぼって、いろいろ妄想するのは楽しいもんだなぁって思いました。

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    2013年01月21日
  • メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平

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    感想
    主人公の二瓶より桂が主役的な感じ?最後まで桂やん!

    あとは読んでいて何か陽気さや爽快さに少し欠けるかな。基本ちょっと暗いトーン。

    そして日本の銀行は金融庁のおもちゃじゃないんだから。


    あらすじ
    総務部長となった二瓶は、副頭取の佐久間の不倫相手の弓川が狂言で副頭取を訴えた件の対応にあたる。一方、頭取になり、一年でTEFGを辞めた桂は自ら投資顧問会社を立ち上げて相場師として働いていた。

    桂は同級生で福岡の地銀の頭取の寺井と話をして、金融庁からスーパー・リージョナル・バンクの打診を受けている聞かされる。寺井は、SRBをまとめて大九州銀行を作る。一方、TEFGは大浦頭取が心筋梗塞で急逝

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    2025年11月19日
  • ピースメーカー 天海

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    明智光秀が千利休になり、さらに天海になったというお話。当時の常識からして、年齢的に整合性がなくてあり得ないともいわれているが、でも可能性はゼロではない。少なくとも、光秀推しの私としてはお話としてとても楽しかった。
    波多野さんももともと光秀推しなのかな?

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    2025年09月21日
  • ディープフィクサー 千利休

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    『麒麟がくる』より以前から明智光秀推しの私にとっては実にワクワクする1冊。
    ただただ平らかな世の中を実現するために生きた光秀。秀吉を影で支え、というより、操って戦いのない世界を、という信念。
    格好良い!
    諸説あって、定説がない部分だが、本当にそうだったら良いな、素敵だな、と思う。可能性はあるよね。
    波多野聖さんの文章は読みやすいから好き。また、取材力も半端じゃないところも好き。

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    2025年09月21日
  • メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平

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    オススメ。
    銀行系の小説を初めて読んだがとても面白かった。
    半沢直樹のように交渉や裏切りなど展開が面白くドラマを観た感じになった。
    主人公のヘイジと桂さんの他者を思いやる信念が、
    ドロドロの戦いの光になっており気持ちよく読めた。

    多少強引なご都合主義の展開はあるが、そこは小説なのでと割り切って読めば面白い。

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    2025年09月08日
  • メガバンク 無限戦争 頭取 二瓶正平

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    メガバンクシリーズの最終。
    このシリーズではたくさん楽しませていただきました。
    舞台が毎回壮大でスケールが大きく、1人のヒーローで解決するわけではなく、何人ものヒーローが力をあわせて勝利を勝ち取るという、仲間の大切さが根底にあるシリーズでした。
    後書きでご本人は、
    私は考えながら書く作家で、事前にプロットを作って書くことをしない
    とおっしゃっているが、何の何の。しっかりとプロットが立ってます。伏線もいたるところにあるし。
    半沢直樹みたいにドラマ化されないかな。

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    2025年09月07日
  • メガバンク起死回生 専務・二瓶正平

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    二瓶さん、ついに専務になりました!
    またもやハドとの世界規模の闘いに挑む二瓶さんだが、産まれたばかりの咲ちゃんのパパでもある。緊迫感とほんわか感のギャップ、そしてそのバランスがとても秀逸。このシリーズ、もう1冊あるとのことだが、専務の上だから、もう社長(銀行だから頭取か?)しかないな!読むの楽しみ!

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    2025年08月05日
  • ダブルエージェント 明智光秀

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    明智光秀の生涯を描いたフィクション。現代人の思考で様々な出来事を処理していく光秀の思考、行動。新しい切り口で、光秀ファンも満足な1冊だと思います。それにしても、結末。よく天海が実は光秀だったのでは?との話はあるが、まさかこの人物?素晴らしいエンターテイメント。さすが波多野さん。

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    2025年07月30日
  • メガバンク最後通牒 執行役員・二瓶正平

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    二瓶さん、常務になりました。なんか島耕作みたい?(笑)。
    今回のはスケールがでかいよ。でも、勧善懲悪。二瓶さんが勝つんだが、依然として闇の組織は健在。ということは、まだまだ続くな、このシリーズ。そのうち二瓶さん、頭取になったりして(笑)。

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    2025年06月29日
  • メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平

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    二瓶さん、執行役員になりました。閉鎖された地方都市が主な舞台。なるほど、フィクションと分かってはいるけれど、ほんとにあったとしたらこんなふうなんだろうなと思わせる舞台設定がとても巧みです。まあ、筋的にはいろいろ突っ込み所はあるけど、それを気にさせないくらい見事なプロットで、ぐいぐい読んでしまう1冊。

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    2025年06月29日
  • メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平

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    二瓶正平シリーズ第2段。やっぱり面白い。のめり込める。舞台がワールドワイドでスケールが大きくて、読んでて爽快。
    このシリーズ、もう1冊あるみたい。楽しみ。

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    2025年06月01日
  • メガバンク 無限戦争 頭取 二瓶正平

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    シリーズ最終巻
    これはこれで面白かったが、やっぱり初期の頃の面白さには勝てない印象
    話が大きくなりすぎた感が否めない

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    2025年02月26日