波多野聖のレビュー一覧

  • メガバンク最終決戦

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    ネタバレ

    初め、読んで、the経済小説なのかと思ったけど、なんか、イメージよりも泥臭かったというか、人間ドラマだったー。最後はちょっと出来すぎなくらいの伏線回収で(笑)。
    まぁ、でも実際、結構そういう世界の話なんだろうなぁ。
    銀行の合併と派閥争いの話、省庁による監督と銀行業務の関係、政界の謎の汚職と犠牲者、恋愛と優しさ、グローバル化と日本の矜持の関係、みたいなものを交えつつの勧善懲悪小説でしたー。

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    2018年05月01日
  • メガバンク絶体絶命(新潮文庫)

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    結構最近発売した、メガバンクを舞台としたエンターテインメント。理想の銀行とは何なのか考えさせられたけど、難しい金融用語は多いし、話があまりにブッ飛びすぎててイマイチ入り込めなかった。半沢シリーズといい、銀行はドロドロした話になりがち。どこまでリアルなのか気になる。

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    2017年02月23日
  • メガバンク最終決戦

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     メガバンク株の大暴落を企てる官僚、それを阻止しようとする銀行、乗っ取りに名乗りを上げるファンドとの壮絶なバトルがはじまる。登場人物の相関図が笑える、漫画だろうって突っ込みをいれる。ひねりが普通過ぎて、ひねりになってない(笑

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    2016年12月31日
  • メガバンク最終決戦

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    「銭の戦争」シリーズ以来の作品で作者の一丁目一番町的な作品だった。安心して楽しめる作品で、結果が分かり過ぎるのもご愛嬌だと思う。
    それにしてもスケールの大きい話なのだが、人間関係がとてもコンパクト過ぎる所が少々気になる。
    やはり人間関係の広がりとストーリーの広がりはリンクすると思うので、そこが物足りなかった。
    また最終局面のあたりはもう少し書き込んでもらいたい。
    「銭の戦争」も十巻目は端折り過ぎていたのを思い出した。内容も面白く文章力もスマートで好きだが、ここがこの作家の残念なパターンだ。

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    2016年03月29日
  • メガバンク最終決戦

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    タイトルと表紙の絵から、2時間程度で読めるエンタメ小説かと思ったがとんでもない。ありえない設定だが、十分に読み応えがある。少なくとも中盤くらいまでは。
    しかし読み終ってみれば、最後の株主総会の場面など、やはり作り物っぽい。ここはじっくり丁寧に描くべきだった。

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    2016年02月10日
  • ピースメーカー 天海

    購入済み

    娯楽小説としては面白い

    そもそもが歴史娯楽小説の部類なので、細かいところに突っ込むのは野暮というもの。
    しかし天海が凄すぎるというか、周りの持ち上げ方が過剰に見えてチート転生もののラノベのような気持ち悪さを感じてしまった。

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    2023年06月17日