波多野聖のレビュー一覧

  • メガバンク 無限戦争 頭取 二瓶正平

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    二瓶正平シリーズの最終作。この作品では現在の資本主義に対するアンチテーゼが盛り込まれており、今後本当に人が中心となる社会を創っていくことが必要ではないかというものがテーマにあった。

    資本主義社会が加速し、世界中のマネーは膨張しているにもかかわらず、戦争、格差、貧困、環境問題など世界中の問題は増え続けている。18世紀頃から始まった資本主義社会が転換点を迎えているのではないかと感じる作品であった。

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    2024年12月30日
  • メガバンク 無限戦争 頭取 二瓶正平

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    弱小銀行出身の専務の男性が主人公。
    ビッグプロジェクトの挫折で銀行を追われ、スーパーで働くことに。
    現実の世界と同様に戦争が起こり、陰謀論ありの悪の組織が暗躍し、なせか?投資で世界を救おうという展開になっていく。
    話が世界平和にまで及ぶことになり、最初は少し遠い目で見ていましたが、後半は世界がどうなっていくのか気になり出しました。
    量子コンピュータが登場して、AIがアバター化したり、近未来的な展開も面白かったです。
    メガバンクシリーズものとは知らずに購入しましたが、最後まで読み通すことができました。

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    2024年11月26日
  • メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平

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    金融系の本を何冊か読んだが本当の事は
    隠蔽されてわからないのだろうか。
    偉い人ほど、権力で何とかしてしまう。

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    2024年04月10日
  • 総合商社 対露班

    購入済み

    本当に、、、

    本当に実現すればいいなと思える内容でした。日本の総合商社が社会貢献出来れば素晴らしい。

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    2023年01月05日
  • ピースメーカー 天海

    購入済み

    三部作

    明智光秀から千利休を経由して天海まで全て読んでも一部だけでも満足な読後感

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    2022年12月23日
  • ピースメーカー 天海

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    天海上人の明智光秀説に千利休も加えた大胆なキャラクター設定。
    歴史上の出来事に時代劇的でドラマチックな展開が痛快でおもしろい。
    純粋に楽しめるエンターテインメント的な歴史時代小説。

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    2022年08月02日
  • メガバンク全面降伏 常務・二瓶正平

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    シリーズ第4弾
    前作が、あまりにもな内容だったので、期待は小さかったが、今回は、バランスが良かったと思う
    仕掛かり事項もたくさんあるので、次回作も楽しみ

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    2022年05月02日
  • メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平

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    読みやすくてあっという間に終わってしまいました。
    銀行業のリアリティさと、ダイナミックなストーリー展開の調和で惹きつけられました。

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    2022年04月17日
  • ダブルエージェント 明智光秀

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    織田信長社長のところに中堅キャリア官僚の明智光秀が志願・出向して活躍しているような見方で語られているのが入り込みやすい。日付がキッチリ書かれているのでスピード感がわかりやすく、季節・気候がイメージできる。本能寺の変の動機が、よく言われるような恨みつらみ要素を一切排除して、天皇家の存続と、それがなければ成り立たない平和な社会と茶の湯の美の追求というところに置かれているのが新しい。本能寺の変の後のエピローグは「そういう考え方が成り立つのか?」と思考の回転数が一気に上がった。本当にそうであったらいいな、と思わせる。

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    2022年01月02日
  • メガバンク絶体絶命 総務部長・二瓶正平

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    総務部長となったヘイジは、副頭取のスキャンダル対応に追われる。それは永くためた恨みから来るもの。そして解決に導く協力者はかつての敵。ヘイジの不思議な魅力で仲間になり様々なトラブルを乗り越えて行く。

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    2021年07月19日
  • メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平

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    ネタバレ

    吸収合併を繰り返しメガバンクとなった銀行を巻き込みそれぞれの「欲」が招く行動が悲劇を招く物語。主人公の2人、ヘイジの機転と行動力、そして優しい性格が中心となって解決に導いて行くところが面白い。そして、桂専務の腹の括り方、現代社会ではなかなか見られないし、今までの人付き合いにより助けてくれるのが、その人の生き方を表している。相場師の洞察力と思い切りは楽しかった。
    佐川瑤子の身の引き方も見事!。環のママも好き。

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    2021年06月14日
  • メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平

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    時々出てくる専門用語は正直意味がわからないところもあったが、ストーリーとしてテンポも良く面白かった。
    特に後半は、怒涛の展開で一気に読み上げてしまった。

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    2021年05月23日
  • メガバンク宣戦布告 総務部・二瓶正平

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    ビジネス小説としてはリアリティがあり、スリリングで面白い。主人公のキャラには、読者としても引き込まれてしまった。
    ただ、人間関係が上手く繋がり過ぎかなぁ。

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    2020年11月21日
  • メガバンク絶体絶命(新潮文庫)

    購入済み

    ドラマ化してほしい!

    スピーディーな展開といい、ドンデン返しの結末で胸がスッとしました。前作と合わせて是非テレビドラマ化して欲しい作品です。

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    2020年10月13日
  • ダブルエージェント 明智光秀

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    今年の大河ドラマが明智光秀ということで、関連書籍も多く出版される中、敢えてこの1冊を私が選んだ理由は著者の波多野氏の経歴です。波多野氏は当初、国際金融の最前線で資産運用を担当したり、大手証券会社のファンドマネージャーを経て作家となった異色の経歴の持ち主です。
    明智光秀が織田信長の家臣として取り立てられたのは、他の重臣よりも遅く、それにも関わらず猛烈なスピードで出世し、最後には秀吉と並ぶほどの地位を得ました。この特異ともいえる出世を現代に例えて波多野氏は”50歳前後で財閥企業に中途採用で課長待遇で入社して、3年後に筆頭取締役に昇進するようなもの”と表現されています。
    信長が極めて合理主義的な人物

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    2020年03月10日
  • メガバンク絶体絶命(新潮文庫)

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    メガバンク最終決戦がかなり面白かったのでこちらも購入。
    ある程度の金融知識があった方が楽しめる内容。
    こういう緊迫したビジネスの話はビジネスから離れた今、リアルに面白い。

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    2017年12月29日
  • メガバンク絶体絶命(新潮文庫)

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    内容やストーリー展開など凄く面白い。
    ただどうも話しに厚みが十分でない事が物足らない。
    もう少し書き込んで欲しい所や、逆にそれは触れなくてもいいのにと思う所がある。
    まあそれでも十分に面白い。
    多分あるであろう次回作に期待。

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    2017年03月07日
  • メガバンク絶体絶命(新潮文庫)

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    前作に引き続き、ドキドキで読めた。銀行ものだけど「相場」は仕事上関係ないから、半沢シリーズよりもこれはエンターテイメントとして読める。

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    2017年03月01日
  • メガバンク絶体絶命(新潮文庫)

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    世界を相手に仇敵と戦う、元メガバンク頭取でありかつ稀代の相場師である主人公。資本の論理と官僚モラルの恐ろしさよ。

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    2018年10月14日
  • メガバンク最終決戦

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    情報量が多いわりには、文章が歯切れよくて読みやすい。材料もてんこ盛り。TOBだの議決権だのM資金だのというネタは「ハゲタカ」シリーズなどで皆が使っているところだが、新しくて軽い目の雰囲気で当世風になっている。

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    2018年10月14日