松原始のレビュー一覧

  • 鳥マニアックス

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    人間が過去から憧れを持つ大空への飛翔を鳥の生態や軍事側面、物理現象をオタクな文章で綴られている。内容もわかりやすく、親近感を得られる興味深い一冊。

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    2020年07月27日
  • カラスはずる賢い、ハトは頭が悪い、サメは狂暴、イルカは温厚って本当か?

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    ネタバレ

    <目次>
    PART1 見た目の誤解
    PRAT2 性格の誤解
    PRAT3 生き方の誤解

    <内容>
    『カラスの教科書』などで有名な動物行動学者のエッセイ。専門以外の動物も出てくるが、基本は鳥類の生態を鋭く語る。タイトル通り、ペンギンもカモメもかわいい生き方をしていないし、カラスは見た目ほど賢くない。ハチドリのホバリングの話から、コウモリの飛翔能力まで。なんか賢くなった気がします。

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    2020年07月11日
  • カラス屋の双眼鏡

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    カラス屋の日常を書き連ねた、エッセイのような。
    カラスの教科書でお馴染み(?)松原始さんの本ということで手にとったが、やはり松原さんは面白い。いや、生物学者というのは面白い。

    ハエトリグモとは遊ぶけど、ヘビとはあまり出会ったことがないなぁと、カラス屋の日常なのに鳥類ではない感想を持って読み終わりました。

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    2019年06月13日
  • カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん

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     自分もカラスが大好きで、この著者の「カラスの教科書」は面白かった。本書ではカラスに関する記述はほぼ前半だけで、残りは他の動物の野外調査日記。前半は、読むのに没頭してバス停を乗り越してしまうほど面白かったが、中盤以降は失速。これは出てくる動物が自分の興味と違うからか。

     文章自体に独特の面白さがあり、カラス関連のものでは遺憾なく発揮されていたが、カラス以外のエピソードでは、それほどでもなかった。

     同じカラス好きとして、本書が売れるといいですねと思うが、幻冬舎の企画が先行してて、中盤以降は無理やり書いてる(書かされてる?)ような印象を受けた。この著者なら一冊まるまるカラスエピソードでいける

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    2019年04月04日
  • 鳥類学者の目のツケドコロ

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    バードウォッチングを始めてもうすぐ1年です。このタイミングで読むのがちょうどいいと感じました。文章中心の本です。ある程度身近な鳥は識別できるぐらいに鳥に慣れてくると、そういうことだったのか、と思い当たることが結構あると思います。野鳥の都市化、餌付け、写真愛好家に関する記述には考えさせられました。適切な距離感をもって鳥と付き合う必要がありますね。

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    2019年03月21日
  • にっぽんのカラス

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    巣作りなのか、子供が巣立つ時期なのか、沢山のカラスが屋根やTVアンテナに留まってカーカー鳴いてます。愛猫がそれを見てアウアウと叫んでます。今朝はウォーキング途中に後ろから耳に触れて飛んで行きました。ちょっとビビりました(^-^) 悪さなどはしてないので安心してました・・・。松原始 著「にっぽんのカラス」、2018.4発行です。

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    2018年06月14日