爽々のレビュー一覧

  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    とってもとっても良かったです
    私の大好きど真ん中!!
    甘酸っぱい青春ミステリー☆


    高校2年生の成田頼伸(ライ)は、モスバーガーで隣り合わせた美人姉妹と共に、謎解きをすることになる。
    そこに通りかかった同級生の成田清春(キヨ)も加わる。
    4人が体験する夏休みは、「初めて」がいっぱいで、初々しくてドキドキで、キュンに溢れています!!

    キヨはクラスの中心人物。
    一方ライは二人しかいないクイズ研究会の会長。
    同級生だけどクラスでの立ち位置が真逆の二人は、関わることはなかった。
    しかしこの謎解きを通して互いを知り、悩みを打ち明け、助け合い、成長していくのです。
    あぁ~もう、こういうの、大好き!

    0
    2023年04月09日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    ブックカバーがボロボロになるまで何度も読みました。
    こんな泣ける小説に出会えるなんて…読み終わった瞬間胸が締め付けられてとても悲しかった。

    0
    2023年03月05日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クラスの中心にいる男子とおなじ名字のせいで「じゃない方」と呼ばれる主人公。
    趣味はクイズ。知らないものを知る、知識を増やし、体系化することで知識は無敵になる。
    だが、それを一緒に楽しんでくれるのはやっぱり「じゃない方」な友達一人だけ。
    「中心」の彼らに「それ、何か役に立つの?」と言われ、役に立たないからなんだとも言えず。

    やりたいことも見つからない。かといって友達もいない。
    予定のない高校二年17歳の夏休み。ただずるずると時間を過ごすだけ、と思っていたのに。

    ミステリーや謎解きが好きな人間にとって、一番興奮する瞬間とは何だろうか?
    それは謎が解けた時よりも、むしろ謎と出会ったときではないだ

    0
    2023年02月04日
  • 明日の世界が君に優しくありますように

    Posted by ブクログ

    評価が高かった理由で読む、思春期の女子中学生が主役の本で家族内の確執をテーマに過去の不幸な出来事がパズルの様に絡み合い展開する。最後はパズルが埋まり其々の確執が口にする言葉から相手の気持ち思いやる事に変わって前向きに生きる希望を得る。


    塩見夏衛さんの小説は、女子中学生に人気なのだがおやじ世代としても小っ恥ずかしいが若い時代の悩み、想いが甦り好感を持って読めた。まあ〜人前で読む勇気は無いがこっそりまた読みたい作家さんだ。

    0
    2022年11月09日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    似鳥さんの、ガチのミステリーでない青春ラブストーリーは大好物で、青藍病とかもすごい良かったのだが、これも良かった。もちろん『目を見て話せない』にも通じるコミュ障っぽい主人公と、リア充の男の子との間の葛藤具合も、どちらの側にもこびないリアルさがあるし、物語を盛り上げるためだけの展開と感じさせない、生きる力に満ちたラストにも希望を感じた。

    0
    2022年11月03日
  • 君のいちばんになれない私は

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても素晴らしい作品でした。千歳ちゃんをメインに据えて余命僅かの華をサブに沿えてストーリーを展開させてくるところが構成の妙といいますか他とは違う所だと思います。
    北海道を舞台にしているのも好印象です。昔の日本を見ているような懐かしさがあるのがいいですね。島の皆が優しくて温かいので、故郷の良さを教えられるような気持ちでした。拓海の優柔不断さにはモヤモヤさせられる場面も多かったけれど、振り回されていて不憫でしたね。
    華の真っ直ぐさ、綺麗さの中にある黒さ。間違いも後悔も抱えて希望を持って生きようとする彼女の生き様は立派でした。
    大海君の一見、おちゃらけているムードも周りをよく観察しているからこそでき

    0
    2022年10月09日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    爽やか!こんなストレートな青春小説は久しぶりに読みました。

    しかもただの青春小説ではなく、謎解きが何個も何個も登場し、主人公の男子高校生が気になる女の子と一緒に絆を深めながら解いていく姿はおもしろかったです
    (ちなみに私は一つも解けませんでした 笑)

    そして最後のあとがきがおもしろい。似鳥鶏さんのあとがきはいつもおもしろい!

    表紙の絵もとても綺麗で読み終わった後に改めて見るととてもジーンときます

    0
    2022年09月17日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

     カッコ良く対人スキルの高いキヨ、オタク気質のライと、美人姉妹の4人。3人の高校生と1人の大学生による謎解きと冒険。「理由あって冬に出る」や「午後からはワニ日和」の似鳥鶏の作品らしく、さわやかでユニークな人々の物語です。

    0
    2025年12月07日
  • 明日の世界が君に優しくありますように

    Posted by ブクログ

    最初は心を開かない人でも、周りの人が違うと、段々と、心を開くようになっていくということを改めて学ぶことができた!
    たまに、悲しいところもあって、すごくよかった!

    0
    2022年02月19日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    衝撃のラストでした。
    2人の運命が残酷で、、でも緋奈ちゃんの想いが最後まで突き通されて、、悲しかったけど同じタイミングで同じような運命を辿れていたのはせめてもの救いだったのかなぁ。
    涙が溢れて止まらない作品でした。
    どうか次の世で2人が結ばれて幸せになれていますように。

    0
    2021年11月12日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    終盤の展開に驚きました。途中で「もしかして…」と思う箇所がありましたが、読み終えた後、様々な伏線に気づき更に感動しました。

    0
    2021年06月19日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    いいですネ、刹那系は大好きですが片方が死ぬパターンはかなり多くありますが、両方のパターンは稀有です。何故彼女は最後まで彼に伝えなかったのか謎ですし彼女の心内が興味惹かれる。

    0
    2021年05月17日
  • 翡翠の姫は夢を見る

    R48

    購入済み

    良かった。

    扉絵に誘われて購入。
    きれいにまとまった恋愛小説。
    ラノベっぽくはない。

    0
    2020年10月27日
  • そして8日目に愛を謳った。

    Posted by ブクログ

    世界が消えるか、自分ただ一人が消えるか。

    そんな命題を与えられたらどんな答えを出すのだろう。
    それを女子高生に与えてしまうところがいいよねえ。

    普通の女の子に究極の答えを迫るのがすごくいいと思うのです。たとえどんな世界だとしても、自分次第で良くも悪くも見え方は変わるものだと、改めて気づかされました。

    たぶん、わたしならこんな素敵な答えは出せなくて、きっと安易な答えを選んでしまいそう。

    愛を謳えるくらい、2019年の世界も綺麗なものでありますように。

    (わたしも真姫ママの唐揚げ食べたいなぁ(・∀・))

    0
    2019年01月06日
  • 明日の世界が君に優しくありますように

    Posted by ブクログ

    「海に願いを、風に祈りを、そして君に誓いを」の続編だということで、気になって読んでみました。個人的には、こっちのお話の方が面白く感じました。家族からの愛情を感じられず、また他者からの悪意に傷つけられた少女、真波が、鳥浦に越してきて、この町で出会った母方の祖父母や漣という少年、前作にも登場していた優海という青年との交流を経て、心がどんどん明るく、そして大人へと成長していく姿が描かれています。自分のことで精一杯だった真波が、漣という他者のために人生で初めて奮闘できたところや、父親と和解できた病院でのシーンを読んで、真波がどんどん成長していっていることに感動を覚えた名シーンのように思い、とても印象に

    0
    2025年05月10日
  • 明日の世界が君に優しくありますように

    Posted by ブクログ

    この物語は、傷つきやすくも優しい心を持つ登場人物たちが、それぞれの悩みや葛藤を抱えながらも、少しずつ前を向いていく姿を描いています。読んでいて心がじんわり温まると同時に、自分自身の気持ちとも重なる部分があり、深く考えさせられました。
    特に印象的だったのは、どんなに苦しい状況でも、誰かの言葉や存在が希望になり得るということ。それは大げさなものではなく、ふとした優しさや共感の一言だったりするのがリアルで、心に響きました。
    読後には、「明日が少しだけ優しくあってほしい」という願いが、自分のためだけでなく、大切な人や周りの人にも向けられるようになる気がします。日々の中で当たり前に感じていたことの大切さ

    0
    2025年02月15日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    要所要所で気になるところはあって、ラストのエピローグで『あ、やっぱりそうだったか…』と。

    色彩を表現するのがとてもうまく、モノクロだった世界がぶわっとカラーになる最期の一瞬はまるで目の前に広がるようでした。

    0
    2025年02月07日
  • 明日の世界が君に優しくありますように

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを」を先に読んでいたので繋がりをすごく感じました。最後に真波の自分の勘違いに気づいたり、お父さんの心の変化にすごく感動しました。真波が初めて誰かを助けた相手である蓮もすごく優しくそして暗い辛さを心に溜めているというのが考えさせられました。何か戸惑ってることずっとできないことがあるのならすぐに行動に移すべきだと思いました。すごくよかったです。

    0
    2024年10月26日
  • 明日の世界が君に優しくありますように

    Posted by ブクログ

    素敵だな、と純粋に思った。
    真昼の浅瀬にただようみたいな、暖かい話でした!

    これ中学生の時に買った本で、当時の私は本当に心の底から、誰にも構われたくないと思う真波の気持ちが分からなかった。母に評価されることが絶対で、私の世界の全てだったから、この本は1度読んでから二度開くことは無かったです。
    でも最近色々な変化があって、もう内容も忘れていたこの本をこのタイミングで再読した自分本当に凄いなって思う。

    10代って、とても大事な時期だと思います。私もだけどね、でも1度つまづいたらどう立ち上がっていいか分からないんです。
    真波の心の移り変わりも、気持ちも、誰もが心当たりあるんじゃないかっておもいま

    0
    2024年10月09日
  • 今夜、きみの声が聴こえる

    Posted by ブクログ

    あまり読書は得意ではありませんが、一文が短く尚且つ端的でとても読みやすい文章でした。
    私は高校生なので、ラジオとはかけ離れていますが、ラジオから聞こえる好きな人の声、、
    とても切なくけれど、いざ好きな人の声を聞けると思うと嬉しいんだろうな…と感じました。

    0
    2024年10月02日