爽々のレビュー一覧

  • 今夜、きみの声が聴こえる

    Posted by ブクログ

    平均点なんて関係ないですよね。
    人と比べても嘘の満足感なのかも。

    自分に向きあって生きて行きたいです。

    0
    2022年11月12日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もともと何も書いていなかったカレンダーが、夏休みに入ったからといって突然埋まるはずがなかった。
    「これでいいのか。これが正しい高校2年の夏休みなのか」

    モスバーガーで偶然出逢い、パズルを解くことで一緒に行動しながら(キヨも特別参加?)カレンダーの空欄が埋まっていく。
    提示されるパズルはキヨにならってサラッと読み進めてしまいますが、一生懸命な様子は伝わってる。
    ワクワクする。

    ライが最後の謎を解き、賞品をもらいにいく…いいなぁ…じーん…
    ライと七輝のミライはわからないけども、今のふたりが幸せなのが救われる。

    0
    2022年11月01日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    切ない。とても切ない。
    1年という短い短い期間の間で一人の人間を愛した高校生のラブストーリー。
    高校生だからこそ起こるイベントとか状況はとても甘酸っぱく、その先にあるはずだった未来を想像すると旨が締め付けられる。
    そして伏線の張り方がとても上手でああ、そういうことかと納得した最後
    読んでよかった作品。

    0
    2022年10月28日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    相変わらず読みやすくて面白い作者。忙しかったせいで手を付けるまでが長引いてしまったが、夏の間に読んでおきたかったなと思う。
    本の主人公に本を読むような人種の内心を語らせたり、別人種への理解を深めさせるのはなかなか面白い読書体験。登場する暗号はほとんど部分的にしか解けず。出題者の正体は早めに予想できたが、動機だけがわからずに読み進み、余命が出てきて少しがっかり。そうとわかって読み返せば得心の行く描写はいくつかあったし、夜の湖あたりは露骨にほのめかされていたが、病室の映像あたりはまだこれが引っ掛けで平和に落着するのではとも思った(病院の近くに高圧電線ってどうなの? というのもあり)。
    別に読後感が

    0
    2022年10月05日
  • 僕と君の365日

    ネタバレ 購入済み

    よかった。

    展開が簡単に読めるし、物語の途中や最後も「まぁ、そうでしょうね」と言う感想でした。
    ですので、とくに驚きもなくラストの衝撃には欠けるかなと。
    主人公に感情移入しつつも私自身、子供が居る立場でも読んでしまったので終わり方にはモヤモヤが残りました。
    でも主人公から色が次第に無くなっていくスピードや表現はとても分かりやすく、何となくこんな感じなのかな?と想像できたり、
    1年を通して主人公の死への恐怖や死に向き合う気持ちが段々と変化していくのも上手く伝わってきました。
    物語の先が簡単に読めたからこそ主人公達の内情を深く考察できたし、主人公や恋人がいくら大人びていても
    結局は17歳の子供だったからこその

    0
    2022年09月16日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    きっちり書き切らないのが憎い。けど、これが彼女の望んだことなんだろうなって思う。彼女が好きな僕たちを彼女が嫌いな人間にしないための。

    0
    2022年09月08日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

     こうきたかぁ!

     『じゃない方』と呼ばれる僕、成田頼信は会員が2名しかいないクイズ・パズル研究同好会会長である。

     予定もないまま夏休みに入り、モスバーガーの店内で隣の席にいた2人組の美人姉妹がクイズに挑戦していた。

     答えのわかったライは、2人が席を離れた隙にヒントを残して店外へ出ると、そこに妹が追いかけてきて、何故かその流れで、次の問題を一緒に解くことになった。
     美人姉妹と歩いていると、『じゃない方』じゃない人気者の成田清春が通りかかり、4人で謎を解いていくことになる。

     そこから素敵な夏休みが始まったと思いきや・・・。

     姉妹の妹、七輝を好きになったライ。七輝もどうやらライ

    0
    2022年09月04日
  • 君が消えた夏、僕らは共犯者になった

    Posted by ブクログ

    馴染みのないカードゲームを取り入れて、
    興味深く読んだが
    こんなテストプレイ、絶対ないよね。
    そして、ラストのせいで(おかげで?)誤魔化されるけど、こんな仕打ちは許されないよ?

    0
    2022年02月26日
  • 君が消えた夏、僕らは共犯者になった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夏合宿で出会った友達のステキな友情物語の中にあるさまざまな思いがとても胸に刺さった一冊でした。
    大人になっても変わらずにわがままで欲にまみれる達也、一樹、麗、蓮美と、大人になり、朱音が失踪してしまった事件を引きずる透、空、そして、朱音が実は生きていることを知っている瑠璃、それぞれのすれ違いや想いが遠回りし、誤解を生んでいる場面が多く、面白い構成だと思った。あまり聞かないカードゲームであったり、謎が多いまま話が進んでいったので、奇妙な感じで少し怖い雰囲気を感じたが、全てが分かった後、とてもスッキリした。なんと言っても朱音が生きていたことにとても驚いたし、瑠璃の樹里(朱音)に対する配慮もすごいと思

    0
    2022年01月09日
  • そして8日目に愛を謳った。

    Posted by ブクログ

    主人公で女子高生の佐伯真魚は、仕事一筋の母親との2人暮らしで、父親は病気で他界しています。真魚はこの世界が嫌いだということを隠して無難に友達と接しています。そんなある日、手紙で屋上に呼び出され、存在感のないクラスメイトの九条シキから世界があと7日間で終わると聞かされます。しかも、このまま世界を終わらせて消すか、真魚自身の消すか、真魚自身がが選択するように言われます。世界が消えて無くなるまでの1週間で、真魚が本当の自分を見つけるまでの物語です。
    世界が終わるのと女子高生一人の母親や友人との葛藤との差が大きくは感じますが、女子高生にとっては、たった一人の母親やクラスの友達との関係そのものが、世界そ

    0
    2021年07月21日
  • そして8日目に愛を謳った。

    購入済み

    独特

    深いなぁ〜
    でも、物足りなさを感じた。
    理由は言わずもがなかな?
    読者に「察してくれ」と考えてのストーリーかも知れないけど、違うと思った。
    作者に才能が有るのは読んでて解ったけど、一つの物語とするのなら違う書き方をする方が良かったと思う。
    良い作品なのは間違い無いけど。

    0
    2020年11月24日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    毎日を無難に過ごしていた僕、新藤蒼也は
    進学クラスから自ら希望して落ちてきた
    美少女・立波緋奈と隣の席になる。
    だが、その矢先「無彩病」ー色彩が失われ、
    やがて死に至る病気になったことを知り、
    自暴自棄になってしまう。
    そんなとき緋奈が「死ぬまで彼女になってあげる」と
    約束してきて…。
    美しい情景で紡がれる、
    驚愕のラストに号泣必至のラブストーリー。

    -------❁ ❁ ❁-------

    1つずつ色あせていく世界に抗いたくても抗えない。
    そんな苦悩を描いている作品で、
    とても読みやすいものでした。
    相手を苦しめてしまうと知っても

    0
    2020年09月09日
  • 君が死ぬ未来がくるなら、何度でも

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     死の描き方が、直截的な当人からの描写じゃなくてよかった。学園ミステリーものは直截的な描写の死が多いから。
     少し予定調和な部分もあったが、タイムリープものの中では及第点以上の作品。ただ、最後のシーンは納得がいかない。根付いてしまった信仰めいたものを数年間で制御できるようには思えない。櫂くんとは会わないで終わりでよかった。

    0
    2020年04月16日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とりあえず泣ける。途中でもしかして緋奈も?って薄々気が付いたが、最後の日記で一気に涙が止まらなくなった。ずっと誰にも言わずにいた緋奈も死にたくはないだろうのに、蒼也にずっと寄り添って、優しすぎて…2人の運命が悲しすぎる。

    0
    2020年03月07日
  • そして8日目に愛を謳った。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物語は面白かったけれど、最後選択肢にはなかった
    どちらも選ばない
    というのを選んだのが物語としてどうなのかなと
    思いました。
    まあハッピーエンドで良かったです

    0
    2020年01月19日
  • 「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。

    Posted by ブクログ

    カバーが惜しい・・・
    もっとたくさんの人に読んでもらいたいけど、カバーでなかなか踏み込めない。
    内容はとてもいい。
    今の時代だからこその作品。

    0
    2019年01月02日
  • 「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ある日を境に笑わなくなった少女・水品さん
    同級生の駒田くんに「15分で1万円のバイト」を紹介する

    水品さんが笑わなくなった理由
    怪しいバイトの目的とは?

    何を書いてもネタバレしちゃいそうだけど
    “人の不幸は蜜の味”
    あなたは"それ(噂、ゴシップ、不幸話…)"を聞いてどんな顔をしているだろうか

    何でもスマホで撮って載せちゃう、見れちゃう、検索できちゃう現代のネット社会

    誰が普通で、なにが普通なのか
    相手の立場になる前に自分の行動を振り替えって考えたい一冊

    0
    2018年10月24日
  • 明日の世界が君に優しくありますように

    Posted by ブクログ

    「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」シリーズが凄く良かったので、この作家さんの他の物も読んで見ようと思い、読みました。
    このお話も良かったです!人の優しさの大切さを改めて教えてくれる心地良い小説でした。
    また別の作品も読んでみようと思います。

    0
    2025年11月04日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    夏休み、モスバーガーで隣り合ったことがきっかけで高校生男女4人で難しい暗号を解きながら一生懸命に過ごす。ラストは難病を抱える女の子の真実を突き付けられる。終わりよければ全てよし。

    0
    2025年06月11日
  • 僕と君の365日

    Posted by ブクログ

    読みやすくて面白いと思った反面、今誰の心境なのかとか、主人公の一人称が会話では「俺」なのに会話意外は「僕」になるので、誰が今話してるのかが分かりづらい所があった。
    後、個人的に、ヒロインの話し口調が好きでは無かった。もう少し普通の話し口調のほうが感情移入は出来たかなと思った。

    0
    2025年05月18日