河邉徹のレビュー一覧

  • ひだまりのストリート・ピアノ

    Posted by ブクログ

    心温まる物語
    一つ一つは短編集だけれど
    全てがちょっとずつ繋がっている感じが
    読んでいて心地よかった。

    0
    2026年06月19日
  • ひだまりのストリート・ピアノ

    Posted by ブクログ

    よかった。ピアノの音色は最近の私にも癒しをくれる。ユーチューブで、ひたすらストリートピアノを聴いてしまう。ピアニストがひくピアノも素敵だけれど、通りすがりの人がふとひくピアノにも、心惹かれる。本の中から聴こえてくるピアノに心奪われてしまう。星に願いを を聴きたくなった。きっと、空の上から連弾の音色が聴こえているんだろうと思う。ピアノを私も弾きたくなった。

    0
    2026年06月14日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    『パパたちの肖像』は、父親を主人公にした短編集です。育児の喜びや苦労を描いた作品集ではありますが、読んでいて強く感じたのは、「家族の幸せの形は様々、一般論では語れない」ということでした。ノウハウでは語り尽くせない生々しさに心揺さぶられます。

    特に印象に残ったのは「息子の進学」です。

    父親は、豊かな暮らしや便利な都会での生活に価値を見出してきました。一方で息子は、収入や効率よりも、自分が本当にやりたい研究の道を選ぼうとします。どちらが正しいという話ではありません。むしろ、親子であっても見ている世界が違うこと、そして父親が息子の価値観を理解しようとする姿に心を動かされました。

    「髪を結ぶ」も忘れられません。不器用な父親が子育てに悪戦苦闘し、自分は父親に向いていないのではないかと悩みます。しかし子どもは、完璧な父親ではなく、一生懸命向き合ってくれる父親をちゃんと見ている。長所だけでなく弱さも含めて受け入れていることに心打たれます。

    そして「そういう家族がそこにある」。共働きから専業主婦という選択をした家族が描かれますが、本作が教えてくれるのは「一般論では人の幸せは測れない」ということです。外から見ればリスクに見える選択でも、その家族にはその家族なりの理由と幸せがあります。

    読んでいて何度も感じたのは、家族であっても相手の気持ちは完全にはわからないということです。それでも理解しようとすることはできる。価値観の違いに戸惑いながらも、対話を重ねていく姿がとても温かく描かれています。

    パパの育児小説の目線から、家族という小さな共同体の中で、人がどう成長し、どう相手を受け入れていくかを描いた物語集でした。

    子育て中の人はもちろん、親との関係や夫婦関係について考えるすべての人におすすめしたい一冊です。

    0
    2026年06月13日
  • ヒカリノオト

    Posted by ブクログ

    WEAVERというバンドは名前しか知らないけど、作者はドラマーで、ほぼすべての作詞を担当していたそうで。なるほど。「コイノオト」の章が切なくていちばんよかった。

    0
    2026年05月29日
  • ヒカリノオト

    Posted by ブクログ

    ここまで音楽に入れ込んだことはないが、そんな壁も乗り越えて、それぞれが音楽に対して心を委ねる瞬間がダイレクトにこちらに伝わってくる感情の表現が良かった。

    0
    2026年05月21日
  • ひだまりのストリート・ピアノ

    Posted by ブクログ

    一話ごとに話としては完結しつつも、短編集全体を通してみると繋がっている箇所があり、ストリート・ピアノとスーパーから世界観が広がっていくのが面白かった。

    0
    2026年05月18日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    一家の大黒柱でもありながら、夜帰ってきてからも子供の面倒を見るパパだって偉い。
    ママが子供の太陽なら、パパはママの太陽。
    子供だけでなくママとのお話も書かれていた、カツセさんと行成さんの話が特に好きだった。
    ケーキでも買って、お茶を飲みながらゆっくり話し合う時間をずっと忘れずにいたいな。

    0
    2026年05月16日
  • 蛍と月の真ん中で

    Posted by ブクログ

    それぞれが悩みながらも、互いに支え合って影響を受けていく様子が丁寧に描写されており、景色描写の美しい世界観に合っていて良かった。

    0
    2026年04月26日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    石持さん、外山さん、河邉さん、カツセさんのは涙がでた。特にカツセさんの話が好き。息子の進学は自分の進学を思い出した。親側になったときにまた読んでみたい。

    0
    2026年04月19日
  • ひだまりのストリート・ピアノ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第一章、序盤はリアルで良かったけど最後の方に一気に綺麗にまとまりすぎてたところが少し残念。

    第三章がいちばん好きだった。
    「なんだよ。誰だって特別になりたいだろ。谷だって、特別になりたいからピアノ弾いてるんだろ」
    「僕はやりたいからやってるだけだよ」
    「あと、いい未来って何?将来の学歴がいいとか収入が多いとか、そんなデータに何の意味があるの?それが真島の思う特別?だとしたら、つまらないね」
    特別になることが目的ではなくて、“やりたいからやる,好きだから続ける”そのスタンスで頑張った結果、特別な存在になれている人ってやっぱりかっこいい。

    4も良かった。5は微妙

    0
    2026年04月18日
  • ひだまりのストリート・ピアノ

    Posted by ブクログ

    ストリートピアノにまつわる心温まるドラマの一つ一つが、いろいろな人達も巻き込んでやさしく展開していく。
    音楽も、人との関わりも、大切な役割を果たしていますね。

    0
    2026年04月08日
  • ヒカリノオト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全体的にキレイな話
    音楽が主人公なんだけど、あまりその情景というか音が感じ取れなかったのは残念
    歌詞だけだと伝わらない、曲もついてるなら聞いてみたい
    人間模様はよかったが、ラストはちょっと…ハッピーすぎるエンディングでさすがになんかちょっと物足りなさも感じてしまった

    0
    2026年04月02日
  • ひだまりのストリート・ピアノ

    Posted by ブクログ

    一つのストリートピアノにまつわる様々な人間模様が描かれる。うまくいかない事やどうにもならない事等、抱える悩みや境遇は多様だが、少しだけ勇気が沸いてまた違う世界に歩出せる力を養う姿に共感した。

    0
    2026年03月24日
  • ヒカリノオト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み終わってからカバー裏に著者の書き下ろしメッセージを読んでなるほどってなった。本屋でタイトルと一話目の書き出しのテラのような仕事をしたいと直感とキレイな文章に買って帰った。
    6章からなる作品、どの章にも素敵人たちが出てくる。2から5章に悩める語り手となる主人公に対して、脇の人がなんらかの支える、いい距離で応援だったり、助言だったり…。。学生時代の友人、元彼女、地元の仕事場の技術者、音楽の先生、母親、みな、自分の体験経験に基づく言葉を話すことは発するその脇の人本人も救い上げてる、
    そして最終章でなんとなく各章の人をも救い上げてるところまで(コイノオトの彼であってくれと願う)暖かい気持ちになった。
    そして1と6章、自分はテラのように仕事がしたいだな。
    自分を作ってくれた、支えてくれたものを生み出した人のために自分のできることを考えている。できればそれが地球を守ることにつながっていけたら本望です

    0
    2026年03月02日
  • ヒカリノオト

    Posted by ブクログ

    音楽が人生のターニングポイントに寄り添っていたりする経験がある人は共感しながら読めるのではないかなと思いました

    あらすじ等は他の方のレビューにあるので省きますが
    個人的にすごく感じたのは作家の方が本当に音楽が大好きなんだなと本全体を通して伝わってきたところです
    人と音楽は共にあって熱量と奇跡と感動が生まれるんだと思いました
    この本を読んで、それはとても幸せなことだと感じました

    0
    2026年02月28日
  • 言葉のいらないラブソング

    Posted by ブクログ

    このくらいのラブストーリーが好きです。先が読める展開ばかりでしたが、祐介が最初から最後までイイ奴だったのが意外でした。絶対途中で反旗を翻すと思ってました。

    0
    2026年02月02日
  • 蛍と月の真ん中で

    Posted by ブクログ

    正しい生き方とは何なのか?
    お金があったら幸せなのか?
    この物語の中には人との出会いや自然との触れ合い、人間も自然の一部あることを感じさせてくれる部分が本当にたくさんあった。
    自分の人生を振り返って幸せについて考えてみたい。

    0
    2026年01月26日
  • パパたちの肖像

    Posted by ブクログ

    「ダディトラック/外山薫」
    「俺の乳首からおっぱいは出ない/行成薫」
    「連絡帳の父/岩井圭也」
    「世界で一番ありふれた消失/似鳥鶏」
    「息子の進学/石持浅海」
    「髪を結ぶ/河邉徹」
    「そういう家族がそこにある/カツセマサヒコ」
    7人のパパ作家が令和の家族の形を描いた短編集。

    どの物語もパパの切なる想いが感じられてとても良かった。

    家族の形は千差万別で同じ家族は一つとして存在しない。

    相手はこども。
    思う様に行かず自分の不甲斐なさに落ち込んだりするパパもいるだろう。

    子育てに正解なんてない。
    そこに愛があればみんな違ってみんないい。

    0
    2026年01月07日
  • ヒカリノオト

    Posted by ブクログ

    じんわりと心が癒される作品だった。
    なにより比喩表現が素敵で、ワードセンスがすごい。
    特に好きだったのは、涙で視界がぼやけるという場面で
    「部屋が滲む。目を細めると、六角形の光の粒で部屋がデフォルメされた。」
    と書かれていた場面。なんておしゃれな表現…!
    のちに調べたところ、作者さんは以前、作詞を担当されていたようでとても納得。

    0
    2025年11月30日
  • ヒカリノオト

    Posted by ブクログ

    自分の知らないミュージシャンの世界。その世界の大変さを表現しつつ、彼の歌が色々な人達に影響を与えていく物語。

    物語の時間軸が平行や同時進行ではなく、一本の真っ直ぐな時間で語られていくのが特に好きです。

    0
    2025年11月19日