河邉徹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【読んだきっかけ】
河邉徹さんの小説4作目
【心に残った要素】
必要としてくれる存在を求め続けて、自分にはこれが必要ってものを探し続けてる。そうやって生きるために生きている。
バンドメンバーがそれぞれ担当楽器や歌を練習していってひとつに合わせるように、社会の一員としてただただ自分の得意なものを活かして好きに生きれたらいいな。周りと比べて気落ちすることだらけだけど所詮その人は別の楽器担当!と割り切れる思考でポジティブにいられたらいいなって。
【ここが好き!】
前作のSFと違いリアル過ぎるほどの展開で、気づくと物語に没頭していました。
YES/NOの選択を強いてくる着信のシーンに痛く共感しま -
Posted by ブクログ
『パパたちの肖像』は、父親を主人公にした短編集です。育児の喜びや苦労を描いた作品集ではありますが、読んでいて強く感じたのは、「家族の幸せの形は様々、一般論では語れない」ということでした。ノウハウでは語り尽くせない生々しさに心揺さぶられます。
特に印象に残ったのは「息子の進学」です。
父親は、豊かな暮らしや便利な都会での生活に価値を見出してきました。一方で息子は、収入や効率よりも、自分が本当にやりたい研究の道を選ぼうとします。どちらが正しいという話ではありません。むしろ、親子であっても見ている世界が違うこと、そして父親が息子の価値観を理解しようとする姿に心を動かされました。
「髪を結ぶ」も -
Posted by ブクログ
ネタバレ第一章、序盤はリアルで良かったけど最後の方に一気に綺麗にまとまりすぎてたところが少し残念。
第三章がいちばん好きだった。
「なんだよ。誰だって特別になりたいだろ。谷だって、特別になりたいからピアノ弾いてるんだろ」
「僕はやりたいからやってるだけだよ」
「あと、いい未来って何?将来の学歴がいいとか収入が多いとか、そんなデータに何の意味があるの?それが真島の思う特別?だとしたら、つまらないね」
特別になることが目的ではなくて、“やりたいからやる,好きだから続ける”そのスタンスで頑張った結果、特別な存在になれている人ってやっぱりかっこいい。
4も良かった。5は微妙 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み終わってからカバー裏に著者の書き下ろしメッセージを読んでなるほどってなった。本屋でタイトルと一話目の書き出しのテラのような仕事をしたいと直感とキレイな文章に買って帰った。
6章からなる作品、どの章にも素敵人たちが出てくる。2から5章に悩める語り手となる主人公に対して、脇の人がなんらかの支える、いい距離で応援だったり、助言だったり…。。学生時代の友人、元彼女、地元の仕事場の技術者、音楽の先生、母親、みな、自分の体験経験に基づく言葉を話すことは発するその脇の人本人も救い上げてる、
そして最終章でなんとなく各章の人をも救い上げてるところまで(コイノオトの彼であってくれと願う)暖かい気持ちになった