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Posted by ブクログ
素敵な物語でした♡
夢を抱いて東京の大学にきた匠海は、亡くなった父と同じ写真の道を歩きたいと希望に溢れていた。
しかし現実は学費と生活費の為にバイトに明け暮れる毎日で次第に心が疲弊していく…
父親が生前に撮った蛍のポートレートの場所
そこには匠海が自分を見つめ直すたくさんの出会いがあった!!
素敵♡(●︎´艸`)ムフフ
人も景色も素敵♡
長野県ですよ〜諏訪湖の御神渡りとかね!
そして匠海と素敵な女性のキュン♡もあります笑
真面目で素朴な大学生の匠海というキャラ
出会った人たち
もう良い人ばっかり!
癒しの読書ですな♡
バイト三昧の芸術系大学生……
裸のあの子で脳内再生されてました笑
Posted by ブクログ
【読んだきっかけ】
河邉徹さんの小説5作目
【心に残った要素】
タイトル『蛍と月の真ん中で』と、カメラマンを目指す主人公·匠海の撮る写真。
自然の刹那と一瞬の人の心を捉える。
瞬間という儚さに温度を与えてゆく。じんわりする。温かい後味がたまらない。
実在する地名を用いたり、辰野の人たちの細やかな描写があったりする今作は、これまでの作品と同じく人生の苦楽に揺らぐ人の心を描きながら、これまでになかった要素・視覚的な色彩がはっきりと描かれていてフィクション小説なのにドキュメンタリー映画を見ているかのようなリアリティがある。
やりたいことよりも、やっておかしくないもの、たしかに。そうやって取捨選択している自分がいる気がした。
大学生が東京から突然地方に移住?そんな作り話みたいな、と思うかもしれないけれど移りゆく季節の中に描かれる暮らしのグラデーションには違和感がない。
特に印象的だった言葉は「灯」。
【ここが好き!】
夏の色、夏の光。冬の温度、冬の光。
写真家としても活動する小説家だからこそ、ファインダーから見える世界、カメラで切り取った世界を文字に起こしたときの言葉に美しさがあると思う。
明里ちゃんの宿いってみたいな~
今作は音の描写が多くはなかったけれど〇〇のような声ってところが私好みでよかった!
──著者紹介──
河邊徹(かわべ・とおる)
1988年兵庫県生まれ。3ピースバンド・WEAVERのドラマーとして、2009年メジャーデビュー。バンドでは作詞を担当し、2018年に小説家デビュー。『流星コーリング』で第十回広島本大賞を受賞。その他の著書は『夢工場ラムレス』『アルヒのシンギュラリティ』『僕らは風に吹かれて』。
Posted by ブクログ
とても印象に残る一冊だった。
大学を休学した匠海が長野県辰野町にやってきたのは蛍を撮るため。かつて父が撮影した場所で蛍を撮ることが彼の目的であり、そこで辰野に住む多くの人たちと出会っていく日々を描いていく。
何か大きな出来事が起こる訳ではない。美しい景色やそこに住む人々との生き方に触れる中で、自信を持って自分だけの居場所を見つけていく。
登場人物すべてのキャラが立っており、自分を支えてくれる他人の優しさ、温かさを感じる物語である。
「何者にもなれていない自分を、恥ずかしがらなくていい」という正にあまり冒険せずに平凡な人生を歩んできた自分にとっては、とても印象深い言葉だった。
Posted by ブクログ
カメラマンのたまごの匠海は
進む道に迷いを感じ、休学して
昔、父親が撮ったホタルを見に長野県の辰野へ。
ところが季節外れだと教えられ
一年間、集落に住みながら待つことに。
移住先輩の家に居候しながら
少しずつささくれた気持ちを緩めていく匠海。
何もかもうまくいくわけではないけれど
ずっと集落にいる者、移住してきた者
一度都会へ出て戻ってきた者と
さまざまな人々との関わりが温かい。
集落の端のゲストハウスには
健康上の問題で都会へは行けない
明里という少女もいて
この物語は彼女の成長譚でもある。
やっぱり自分はこういうハッピーエンドが
好きなんだなぁと実感しました。
Posted by ブクログ
大学を休学中の主人公が地方を訪れ、自分を見つめ直していく青春小説。主人公は、将来のことや家族のことに思い悩み、微かな記憶にある辰野を訪れる。そこで様々な価値観をもった人達と出会い、自分を見つめ直していく。
若い頃、華やかに見える人達との交流やアグレッシブさに憧れるのはよくわかります。控えめな主人公が、自分にできることをコツコツと行動していくことで、道が開けていく展開は読んでいて微笑ましい。都会にはない人との距離感や助け合いが温かく描かれているのもよかった。
アレルギーや地方再生の事も盛り込まれていたけど、きれいにまとまっていて違和感なく面白かったです。
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