鍋倉夫のレビュー一覧
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今回もよかった。石川さんの恋模様も興味深かった。藤井さんと新卒入社で親しかった男性の話、なんかみにつまされる話でした。私も自分からは友人を誘わないし(自分ではそこまで会いたいとは思わないから…)でも話すと楽しいんだよね。これを読んで、自分から友人を誘ってみようかなと思いました。
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購入済み
昨今のなろう系作品のアンチテーゼなんじゃないかってくらい、うまくいかない・現実は厳しいって作品でした。
路傍のフジイもそうだけど、こういう絶妙な空気感を作り上げるのが本当に巧みな作者だと思う。 -
購入済み
面接に落ちまくる描写って、どうしてこうも胃にくるんだろうね……。
兄弟は仕事も家庭も充実してるというのを入れてきて、より抉ってくる。
負けたら本当に何も残らないという現実を演出するのがうまい。 -
購入済み
大人と子供が対等に勝負できるというのが、将棋がこれだけ多く物語の題材にされる最大の要因なんだろうね。
現実でも、スポーツと違って相当な年齢差の棋士が対局しているわけで。
性差のほうがよほど圧倒的な壁なのは本当になんでなんだろう。 -
購入済み
普通なら森さんとか宇野さんとかと恋愛的なことでどうにかなりそうだけど、そうはならないのがこの作品。
他の全てを捨ててそれでも将棋で勝ち取らないと何の報いもない、というテーマを通底させるために、恋愛という要素を逆に利用している感じ。 -
ネタバレ 購入済み
安定の沁みウマ
派手さは皆無。それでも惹かれる。同級生でこういうヤツいたような。思い出そうとしても思い出せない。おとなしめなところは自分に近い気もするがフジイほどの人気はなく、外ヅラよく振る舞っていたものの内側ではアイツもコイツもディスってたいた小物な自分は西園寺寄りか。
とか何とか毎回自らのこれまでを振り返らせて、ほろ苦くも懐かしく沁みる本作、まだまだ続いてほしい。 -
Posted by ブクログ
予想外に、めちゃくちゃ面白かった。
フジイを通してそれぞれの人物が自分自身と対話するような構成。
第一話は物語の始まりとして、これ以上ない出来だと思う。会社の片隅にいる、それまで気にも留めなかったやつが気になるのは、自分の孤独や惨めさを、勝手にフジイに投影しているだけだった。
フジイはある意味超人的なところがあり、他人が全く気にならず、自分の時間を大切にしながら生きている。
フジイと接する中で、自分を内省していくキャラに結構共感できることもあり、フジイへの問いかけや疑問は、キャラクターたちにそのまま帰ってくる。
否定も肯定もしないし、叱ったり励ましたりもしないフジイだからこそ、話せることもある