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周囲からは、独身で友人もいなさそうな哀れな中年男性とみられている主人公のフジイ。一見、しがないサラリーマンのフジイですが、フジイはただフジイとして居るだけで、彼と関わった周囲の人間が勝手に救われていきます。
独り身、あるいは友達がいないということで、その人の「幸せ」は決まるのか? 周囲の空気を読んでコミュニケーションをとり、周りの人たちに好かれることを第一にした結果、本当の自分自身を見失ってはいないだろうか――? 周囲にさまざまな気付きを与えながらも、ただ淡々と過ごすフジイという存在に、ページをめくる手が止まらなくなります!
どことなく日常にむなしさを感じることがある人や、人間関係で悩んでいる人、孤独感がある人におすすめしたい作品です。
昭和でも、平成でも、おそらくこの男の生き方に何かを見出すことはなかっただろう。
ただ歯牙にもかけられないか、小馬鹿にされるだけだっただろう。
意見はわかれると思う。
しかし令和のこの時代、このフジイという男には、無視できない何かがある。
Posted by ブクログ 2024年01月06日
フジイがもつしなやかさと芯に憧れます。
帯にもある「フジイさんがつまらない人間に見えたのは…俺自身がつまらない奴だからだ」という言葉が刺さりました。
友だちって何なんだろう?
人に好かれるには多少無理する必要はあるのか?
誰かに本当の自分を知ってほしいと思うか?
そんなことを読みながらゆるーく考...続きを読む
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