村瀬健のレビュー一覧

  • 西由比ヶ浜駅の神様
    はじめ3つのお話は、泣ける話だけどドラマ的な印象を受けた。
    でも最終章、事故車両の運転手の奥さんのお話で、この一冊の印象が変わった。

    愛する旦那さんを失ったのに、運転手の妻として表立って悲しむ事もできず、事故被害者への罪悪感を感じ、心無い誹謗中傷を受け、日常生活もままならなくなっていく。
    その様子...続きを読む
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    なにこれ。
    全部泣ける。
    ほんとに涙止まんない。
    好きな小説ランキングで上位に君臨できるレベルでほんとに最高の小説。
    めちゃくちゃ感動する。
    「愛する人のためにするべきこと」愛する人は生きていてほしい、そう願うことが、その願いが叶うことが、1番の幸せなんだろうな。
    ほんと何回も読みたいかも。
  • 神様の絆創膏
    西由比ヶ浜駅の神様を読んでよかったので今回のお話も読んだ。
    みんな何かしらの病気や怪我をしていて心が狭くなっている状態から、猫に招かれ日和神社を訪れ背中を押され大事なことに気づくお話。
    読みやすかったし、最後には全てが明らかになって読後感もよかった。
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    ・亡くなった被害者に会っても、現実は何ひとつ変わらない──。  何をしても、事故で亡くなった者は生き返らない──。  そのルールを聞かされても、誰もがみんな、会いに行った。

    ・人は、いつだって愛する者を失ってから気づく。  自分は、二度と戻らない美しい日々にいたんだな、と。  あなたは、亡くなった...続きを読む
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    「止まらない涙」という帯に、
    そんな大袈裟なぁと読み始めました。

    疑ってゴメンなさい。
    帯の通りでした。

    突然の脱線事故で
    親しい人を突然失われた人達

    2話目、3話目は、
    主人公に少しイライラしましたが、
    それぞれのラストは改心(?)したのでよかった

    1話、4話目は、本当に感情移入してしまい...続きを読む
  • 神様の絆創膏
    逆境の中、自分の生きる道を見つけた人々の話。
    神社の宮司もその様な一人だった。
    良い本に、巡り会えた。
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    じんわりと人の優しさにふれられる。
    誰かのことを思う、こういう人たち、好きです。
    若い子向けのお話かと思ったけれども、ぐっときました。

    ちなみに、鎌倉を舞台にしているようだから、私テキには、通学で乗っていた江ノ電がずっと浮かんでいたけれども、駅名からして、湘南新宿ラインだか、東海道線と横須賀線みた...続きを読む
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    小学校6年の姪が推奨。まず小学生の読み物ではない気がするが内容は非常に良い。直情的に良いと感じる。なかなか泣ける。伏線の回収もあり、手応えのある読書時間であった。
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    ボロボロと涙が止まらなく、目が腫れるほど泣きましたwww
    登場人物一人ひとりがすべての話に意味があり、家族や愛する人を思う心に人間って美しいと思いました。
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    素敵な1冊だった。

    大切な人には生きていて欲しい、幸せであって欲しいと思う。

    残された人は辛いけれど、生きていくしかない。
    鬼滅の刃の煉獄さんの言葉をふと思い出した。
    足を止めてうずくまっても時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    とても素敵なお話でした
    特に1章の、樋口さんにかける根岸くんの言葉と、根岸くんのお父さんの言葉に胸を打たれました。

    4章では、こんな風に生涯誰かを大切に思えることなんてあるのかなと、ちょっと病んでしまうくらい素敵な表現で、仕草一つ一つ頭に浮かんでくるようでした。
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    桜のような僕の恋人って本が今まで1番好きだったんですけどこれ読んでこれが一番になりました。胸が締め付けられました。本当の事故でもきっと遺族とかはこういう想いになるんだろうなと考えさせられました。本当に読んで欲しい。内容には触れません。見てください。
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    良い

    口コミで気になり読んでみましたが良い話でした。
  • 神様の絆創膏
    もちろんファンタジーの部分はあるけども前向きになれるお話。神様に救ってもらってるわけじゃなくて、人間に救われてるってのが良いですね。
  • 巻き込む力がヒットを作る ”想い”で動かす仕事術
    プロデューサーと編集者の仕事って似てるなあと思って読んでみた。本物と心で仕事をする村瀬さんの仕事論、小寺さんと重なるところがいくつもあった。エンタメっていいな、エンタメをつくれるっていいな。

    ・企画の種は「探す」ものではなく「気づく」もの
    「これってみんなはどう思ってるんだろう」「これって正解ある...続きを読む
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    各章が最終章でしっかりと繋がっていた!
    何とも言葉にできないような感情で、被害者達が
    しっかり前を向いていく。
  • 西由比ヶ浜駅の神様
     皆さんご存知の『ツナグ』『コーヒーが冷めないうちに』に似た、過去に戻れる、故人と会えるという設定の物語です。ありきたりかなぁと思いながらも、結構楽しめました。
     こうして似たような作品が登場するのは、それだけ「人は過去に執着する」ものだからでしょうか? 記憶が少しずつ薄れていく(特に悲しい出来事な...続きを読む
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    ボロボロ ボロボロ 泣いた。
    設定はコーヒーが冷めないうちに
    みたいな
    どのお話しもそんな設定だから
    暗黙の了解的なものがあるのかなと。
    それでもやっぱり涙は止まらなかった。

    亡くなった人に会えるのなら
    その事実は変わらなくとも会いたいものなのか。
    必ずくる別れがしんどすぎるから
    もういいと思いそ...続きを読む
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    今すぐに泣きたいときに読みたい一冊
    "脱線事故で亡くなった人にもう一度会える"
    明日が来る保証がない日常をフィクションなりに伝えられた作品。
    後悔のないように生きていくことの大切さを改めて感じました。
    最後の最後で驚くこともあったため、別視点からも楽しめる作品。


    作品とは関係ないが、今日はサッカ...続きを読む
  • 西由比ヶ浜駅の神様
    帯で「泣ける!」って煽っているヤツは大体イチミリも泣けないんだわ、って割と舐めプで読んでみたわけだけど、結果、べっしょべしょに泣いた……。クッソwww 涙腺ゆるゆるである。

    ラストに幽霊から何から全ての点と線が繋がるのがよかった。