村瀬健のレビュー一覧

  • 西由比ヶ浜駅の神様

    Posted by ブクログ

    ボロボロと涙が止まらなく、目が腫れるほど泣きましたwww
    登場人物一人ひとりがすべての話に意味があり、家族や愛する人を思う心に人間って美しいと思いました。

    0
    2021年11月14日
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    Posted by ブクログ

    素敵な1冊だった。

    大切な人には生きていて欲しい、幸せであって欲しいと思う。

    残された人は辛いけれど、生きていくしかない。
    鬼滅の刃の煉獄さんの言葉をふと思い出した。
    足を止めてうずくまっても時間の流れは止まってくれない 共に寄り添って悲しんではくれない

    0
    2021年09月08日
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    Posted by ブクログ

    とても素敵なお話でした
    特に1章の、樋口さんにかける根岸くんの言葉と、根岸くんのお父さんの言葉に胸を打たれました。

    4章では、こんな風に生涯誰かを大切に思えることなんてあるのかなと、ちょっと病んでしまうくらい素敵な表現で、仕草一つ一つ頭に浮かんでくるようでした。

    0
    2021年08月08日
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    購入済み

    良い

    口コミで気になり読んでみましたが良い話でした。

    0
    2020年11月10日
  • 切手がとっても高い郵便局で

    Posted by ブクログ

    往復で204万円。高いと思うか、思わないか・・・すごい郵便局だなあ。
    残された人にとって、心の整理をするには必要なシステムに乾杯したい。

    0
    2025年10月13日
  • 切手がとっても高い郵便局で

    Posted by ブクログ

    “愛する人へ手紙を送りたいなら、青空郵便局へ”

    テレビや看板などに
    一瞬だけ映し出される広告に導かれて
    青空郵便局を訪れると
    年収や貯金、負債などの財産を踏まえて
    十数万円から数十億円の切手代が決められる。

    しかも
    返事が欲しいなら
    同じ金額の切手が必要になる。

    青空郵便局に訪れた人は
    説明を聞いて躊躇ったりするけど
    最終的には手紙を送った。

    そして
    天国から返事が届いて
    その言葉に励まされ勇気をもらい
    顔を上げて前に進み始める。

    こんな物語を読んだらさ
    本当に天国へ手紙を送れたらいいのになって
    心の底から思った。

    切手が高いのは一瞬躊躇うだろうけど
    それでも最後に伝えたいことを伝

    0
    2025年09月27日
  • 切手がとっても高い郵便局で

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネタバレありの箇条書き感想

    切手がとっても高い郵便局で 第一章
    ・主人公の辛さに同情できるところはあるなぁと思った(自分もこんな感じだし)
    ・お金使うと思いっ切れるのはあると思う
    ・自分はまだその次元まで大切な存在がいないからこの郵便局詐欺だなって思っちゃうと思う

    切手がとっても高い郵便局で 第二章
    ・飛行機の中でガチ泣きしてしまった
    ・人の無償の優しさに弱い
    ・職場環境が良すぎる
    ・大仏の効果が凄すぎる
    ・郵便局けっこう値段変動するのね(その人が2往復くらい払えるギリギリを攻めてる)
    ・おじさんがやったことは許されないことだと思うし、娘さんが拒絶するのはめっちゃわかる
    ・心を入れ替えたら

    0
    2025年09月22日
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    Posted by ブクログ

    あなたは、亡くなった人にもう一度だけ会えるとしたら、何を伝えますか?

    鎌倉で起きた快速電車の脱線事故。事故現場の最寄り駅、西由比ヶ浜駅に深夜に訪れるとそこには女性の幽霊がいて、彼女にお願いすると事故当日の電車に乗ることができるという。愛する人を失った人々がとる行動とは―。

    いつだって大切なことには失ってから気づかされる。
    涙腺崩壊の感動作!

    0
    2025年09月21日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    短いページ数の中でそれぞれの続きが読みたいと思わせる展開が多く、手軽さもありながら満足感があってよかった。

    0
    2025年09月01日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    今をときめく作家による、15ページずつの短編集。斜線堂有紀の作品で本文最後に「仕掛けが分かった?」と聞かれ、うむむわからん、一番気になりました。わかったことといえば前半の世界狭いうちは使う文字に制限かけてあること、だから、「私」はなくて、「I」。「難しいかもよ」じゃなくて、「むずいかもだよ」。彼の名前は「 」。これは10文字、または空白入れて9文字なのかなぁとかなり考えたけど、思いつかなかった。「しゅうとう」「ねんどう」「ごとう」「うとう」/「しゅうじ」「しゅうと」「しゅんご」「しゅうご」とか?でも適当な名前じゃ意味はないしなぁ…。
    されど世界の終わり 三秋

    0
    2025年08月31日
  • 巻き込む力がヒットを作る ”想い”で動かす仕事術

    Posted by ブクログ

    海のはじまり好きすぎて2周目を見て、村瀬さん作品が気になって読んだ。

    プロデューサーとして大事にしてることが書かれてる。

    ドラマとか映画は1人じゃ成し遂げられない、みんなで船に乗って作り上げてくものだと分かった。

    村瀬さんは"想い"を大切にしてることがよく分かった。主題歌をお願いするアーティストもちゃんと考えられてた

    「海のはじまり」とか、見たことないけど「14才の母〜愛するために、生まれてきた〜」とか、命、妊娠・中絶についてのドラマが多いと知った。その背景には、「お腹の中の命って誰のものなんだろう」、「命って何だろう」などの疑問が村瀬さんの中にあったことも知った。

    0
    2025年05月09日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    アンソロジー初めて読んだ。
    今年読みたい本1冊読破☆

    *息継ぎもできない夜に
    *十五年後もお互い独身だったら結婚しようねと約束した二人の物語
    *いざ、さらば
    *超能力者じゃなくたって
    *星空に叫ぶラブソング
    *余白の隠れ家

    この作品達が良かったかな。
    村瀬健さんと綾崎隼さんは特に良かったので違う作品も読んでみたいなって思いました。

    0
    2025年01月12日
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々に感動系の小説を読もうと思い手に取りました。
    簡単に言うと電車の脱線事故によって亡くなった方に会えるといった内容。
    内容も感動させられましたけど、個人的には第1話での慎一郎が智子に言ったセリフ
    『メンタル疾患は、裏を返せば誠実さの証だ』と言う言葉に衝撃を受けました。

    個人的に強いて言うならば雪穂のことをもう少し話があっても良かったのかなと思い星4とさせていただきました。

    0
    2024年09月24日
  • 巻き込む力がヒットを作る ”想い”で動かす仕事術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・日常に転がっている疑問や違和感を拾い集めること、人気なものが「何故人気なのか?」実際見て聞いて確かめること。世情を知ることは、クリエイティブな仕事をする上でとても大切。

    ・連続ドラマは最終回で物語が終わるけれど、観てくれた人たちの心の中ではキャラクターたちが生き続けている。
    ドラマに限らず言えること。私もずっと誰かの心に留まり続ける作品に携わりたい。

    ・子どもの頃に観ていたドラマは、出演者が主役で、彼らのこと以外何も知らなかった。けれど大人になるにつれ、裏で奔走する人たちを知り、カッコ良さを感じるようになった。

    ・『14才の母』は保健体育の授業でかなりしっかり観たからこそ、村瀬Pの携わ

    0
    2024年09月19日
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    Posted by ブクログ

    電車の脱線事故での被害者と、もう一度会うことができるという奇跡物語。
    オムニバス形式であるが、事故や幽霊を軸に、繋がっている。

    ひとつひとつのお話に背景があり、入り込めるしっかりした作りになっている。
    平穏な日常からの突然の事故発生描写は、なかなかに面食らうものがある。

    幽霊の肉付けが少々薄い気もしたが、全体通して、感動的なお話。

    0
    2024年08月08日
  • 神様の絆創膏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    素敵な本だったな。
    生きるをテーマにしてくれて、嬉しかった。
    西由比ヶ浜は悲しすぎたから。

    タイトルから神様が登場しそうなのに、猫ちゃんの先導はあるとしても、対人間の話しだったので、安心して読むことができた。

    神社に招かれた人達は、それなりに不幸で疲れている。
    なかなかに鬱屈しているので、宮司さんと出会ったからと、安直にすぐに立ち直ったりはしない。
    一通りの流れを経て心が柔らかくなって、やっと素直に宮司さんの言葉を受け入れることができる。
    その一連の心の変化に、心を寄せることができた。

    それにしても最終話は悲しい。
    見送らなくてはならない方が辛いだろうに。



    2024/07/08 1

    0
    2024年07月22日
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    Posted by ブクログ

    心が痛くて読み終えるのが辛すぎました。

    『西由比ヶ浜駅の神様』の概要と感想になります。

    概要です。
    快速電車の脱線事故によって多くの乗客と運転士が亡くなった西由比ヶ浜駅で、深夜に幽霊電車の目撃情報が相次ぐ。事故で亡くなった方々と強い繋がりを持つ人は4つのルールを守る限り、深夜の幽霊電車でその人と再会できる話を信じた四人の物語。

    感想です。
    辻村深月さんの『ツナグ』も死者との再会を描く作品ですが、本作の4つのエピソードはどれも心を深くえぐられたような余韻が残ります。ただ大切な人を突然失ってしまうことは起こり得る現実で、もし作中に自分が立っていたら幽霊電車に乗るかもしれません。止まってしまっ

    0
    2024年05月15日
  • 神様の絆創膏

    Posted by ブクログ

    もちろんファンタジーの部分はあるけども前向きになれるお話。神様に救ってもらってるわけじゃなくて、人間に救われてるってのが良いですね。

    0
    2024年03月28日
  • 巻き込む力がヒットを作る ”想い”で動かす仕事術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    プロデューサーと編集者の仕事って似てるなあと思って読んでみた。本物と心で仕事をする村瀬さんの仕事論、小寺さんと重なるところがいくつもあった。エンタメっていいな、エンタメをつくれるっていいな。

    ・企画の種は「探す」ものではなく「気づく」もの
    「これってみんなはどう思ってるんだろう」「これって正解あるのかな」日常生活のなかでふと感じた、些細な感覚に注意を向ける。

    ・話題になっているものには理由がある
    すぐに試して、体感して、理由を感じとる。世の中の人たちが感じていることを掴む。

    ・流行りものを避ける(=本物と一緒に仕事をする)
    5年後も10年後も最前線にいるであろう実力派を選ぶ。ドラマの再放

    0
    2024年01月04日
  • 西由比ヶ浜駅の神様

    Posted by ブクログ

     皆さんご存知の『ツナグ』『コーヒーが冷めないうちに』に似た、過去に戻れる、故人と会えるという設定の物語です。ありきたりかなぁと思いながらも、結構楽しめました。
     こうして似たような作品が登場するのは、それだけ「人は過去に執着する」ものだからでしょうか? 記憶が少しずつ薄れていく(特に悲しい出来事など)というのは、生きていく上で必要なことだと思いますが、どうしても未練が邪魔して…、というのが人間なのでしょうね。(お、ついに悟ったか!)

     本作は、電車の脱線事故の最寄駅に幽霊が現れ、依頼すると事故当日の電車に乗ることが可能という。「(婚約者の)彼へ」「(反面教師の)父へ」「(初恋の)あなたへ」

    0
    2022年12月16日