安壇美緒のレビュー一覧

  • 金木犀とメテオラ

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    ネタバレ

    年明けに素敵な小説を読むことが出来た。
    宮田と奥沢、学年のツートップの目線で話が続いていく。青春小説ではあるのだけど、この2人が最後まで仲良くはならないし、この先も仲良くなることはないのだろう。主人公が2人いて、お互いほぼ会話もない。少し異様な状況だが、ずっと存在は意識していて、でも深い関わりは無い人というのは結構いる。そして、そんな人の言葉ほどきっかけを与えてくれるし、忘れられない。
    相手の弱さを見て、自分の状況を受け入れていけるようになるのは見方によっては薄暗い感情が湧きそうだけども、互いにとても前向きで気持ちが良い。
    みなみがなぜ宮田とつるんでいるのかがさっぱり分からなかったが、スピンオ

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    2024年01月04日
  • 金木犀とメテオラ

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    2人の17歳以降の話が見たくなってしまった。心のもやもやが解決しているように思えて、まだまだ解決してないと思う。続けほしい!!!

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    2023年12月30日
  • 金木犀とメテオラ

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    宮田と奥沢、10代を生きる2人の少女の葛藤と成長を描いた作品。

    家と学校が世界の全てだった中学、高校時代、自分も親のことや成績のこと、友達付き合いのことなんかですごく悩んだり、ムカついたり、焦ったりしたことがあったなぁと、読みながら自分が10代だった頃の気持ちを少しだけ思い出しました。

    多感な時期ならではの、危うさを孕んだ切実な感情のゆらめき。
    もちろん本人たちは必死で大変な思いをしながら毎日を生きているわけですが、情景として想像すると、この脆くて危ういからこその期間限定の煌めきってすごく美しいなと思います。

    もしこの作品を映像化して主題歌をつけるなら、アンジェラ・アキさんの『手紙〜拝啓

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    2023年12月03日
  • 金木犀とメテオラ

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    ネタバレ

    読みやすい文章で面白かった。奥沢の家庭事情のところは読むのが辛かった。みなみが可愛い。宮田はすごい。

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    2023年11月26日
  • 天龍院亜希子の日記

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    人の心を覗き見しているような感じで面白かった!ヤバい派遣スタッフの話とか、なんか生々しかったな~。みんな血の通った、生きてる人間なんだな。体温のある本だった。

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    2023年10月21日
  • 天龍院亜希子の日記

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    「鬼龍院花子の生涯」?と誰でも連想するだろうけど、でもって著者自身がそこから思いついたタイトルだと言ってるけど、このタイトルでこのストーリーって、その違和感がそれだけで何だか妙な存在感。

    ストーリーは、少ぅしブラック目の派遣会社に働く社員(スタッフを派遣する側の役割の人)の何てことない日常なんだけど、何と言うか、、、沁みる。

    静岡の彼女のご両親と主人公とのやり取りが特に好き。

    表紙の絵は、単行本の線路の写真の方が納得感が高い気がする。

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    2022年06月28日
  • 天龍院亜希子の日記

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    「鬼龍院花子の生涯」みたい・・・。
    でもそれはタイトルだけで、内容はまったく違ってとってもおもしろかった。
    田町くん、いいな。

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    2021年09月08日
  • 天龍院亜希子の日記

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    ドラマチックな展開があるわけでもないのに、読んでいて楽しく、ページをめくる手がとまらない、そんな小説だった。
    人はそれぞれ違うことを考え悩み生きている。周りの人がどんなことを思いながら生きているかなんて、結局のところわからない。自分以外の人が自分のことをどんな風に思って生きているのか。知った気でいるだけで、まわりがどう思ってるかなんて自分の想像の範疇でしかない。
    自分の気持ち次第な所もあるように思う。だけど、その自分の気持ちをつくるのにも、周りの人達との出会いやかかわりが大切なのだとも思う。
    生きるヒントを伝えてくれるようなそんな本だった。読んでよかった。

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    2020年08月14日
  • イオラと地上に散らばる光

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    SNSに依存し無邪気な悪意をばら撒く男たちを描く連作短編集。
    『ラブカは静かに弓を持つ』がとても良くて、安壇さんの他の作品も読みたいと思って今作を手に取りました。
    『ラブカ〜』とはガラリと違う内容でしたが、とても面白かったです。登場人物たちの心情がリアルで、「今」っぽいお話でした。SNSで対立構造を煽ることでPVを稼ぐアテンションエコノミーに支配される社会と、そのどうしようもない嫌さが描かれています。

    安壇さんはとてもタイトルの付け方が上手いなぁと思います。今作も、イオラって綺麗な響きだな…星の名前かな?と思ったら全然違いました。
    萩尾威愛羅(はぎおいおら)という女性が赤ちゃんを抱っこ紐で背

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    2026年02月17日
  • イオラと地上に散らばる光

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    ネタバレ

    ワンオペ育児で追い詰められた母親が夫の上司を刺すところからスタートする
    その記事を取り上げた記者は、表の顔と裏の顔を上手く使い分けながら、ネタ探しをしていく
    現実にありそうな気がして、怖くなった

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    2026年02月11日
  • イオラと地上に散らばる光

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    岩永が気持ち悪い。
    それ以外は掴みどころのない感じ。

    光で繋がる世界。
    そこに求めるものってなんだろう。
    モヤモヤして終わる。

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    2026年01月31日
  • #ホラーゲーム実況中

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    さらさらっと読めるホラーのお話.超常的なものというよりも「人が一番怖い」系.やっぱり人間って面白い.

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    2026年01月30日
  • イオラと地上に散らばる光

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    新聞社のパワハラ上司、嫌いやわー。しかめっ面で読んでしまった。岩永もキャラがヤバい。やべぇー奴しか出てこないじゃん!っていう本。

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    2026年01月13日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ

    音楽とスパイという一見相容れない要素を組み合わせた、少し変わったスパイ小説でした。

    物語の冒頭でまず感じたのは、主人公があまりにもスパイに向いていないという違和感だった。
    過去に楽器を弾いたことがある、ただそれだけの理由で音楽教室に潜入し、録音によって情報を集める任務を負わされる。
    本来であれば適性を考慮して人選するはずのスパイ活動に、この主人公が選ばれたことには無理があり、物語の最初はどこか腑に落ちない感覚が残った。

    しかし物語が進むにつれ、その違和感こそが、この小説の核なのだと感じるようになった。
    主人公は当初、感情を排し、スパイとして任務に徹する存在だった。
    ところが音楽教室で浅葉先

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    2026年01月03日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ

    全著連に勤務している橘樹が、塩坪という上司からの命令で町の音楽教室「ミカサ」にスパイとして2年間潜入するお話。
    チェロと橘との間には何があったのだろう…ときになる描写から始まる。最初は命令の為に重い体を動かしてミカサに向かうが、2年という長い期間ミカサのチェロ講師浅葉桜太郎と過ごすうちに橘の体調と心境に変化が起こり始める。
    最初のうちは気が付かなかったものがだんだんとミカサのおかげで橘の人生が良い方向に向かっていることに気が付く。自分と相手を騙し続けて嘘で塗り固めていくこのスパイ行為に疑問を抱き、このままチェロを弾き続けたいという橘の気持ちが読んでいて凄く伝わってきた。自分が居続けたいと思って

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    2025年12月27日
  • イオラと地上に散らばる光

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     なんと言うか現代の闇を表現した物語なのかな。情報の洪水の中、取捨選択をするのは自分自身。踊らされるのも静観するのも。そして何も知らないのにわかった気になることのズレ。読後がなんとも言えない気持ちになりました。

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    2025年12月15日
  • #ホラーゲーム実況中

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    品田遊さんの「マーダー・ミステリー・リプレイ」が好きだったなー。
    ホラーゲームは実況で見るのが一番好き。

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    2025年12月08日
  • イオラと地上に散らばる光

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    ワンオペ育児で追い詰められた母親が、赤ん坊を抱っこ紐で帯同したまま、夫の上司を刺した事件をWEB記事に載せたリスキー編集部の岩永。

    事件の異常さと母親の名前にインパクトがあったせいか、イオラ事件としてSNS上でイオラ擁護派と否定派で論争が過熱する。
    盛り上がりが続くよう新たなネタ探しに奔走する岩永だが…。



    イオラ事件のことを詳細に突っ込んでいく内容かと思っていたが、岩永が家庭持ちで彼こそワンオペ育児に疲弊している妻を助けることが無いという、なんとも嫌な奴だった。
    彼の最後を想像すると怖くなった。


    WEB記事にも旬があり、次々と新しいネタが出てくるわけで、それは秒での戦いなのかもしれ

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    2025年12月07日
  • イオラと地上に散らばる光

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    ワンオペ育児に疲れはてた母親が夫の上司を刺す。
    なんて衝撃的な事件だろう。
    ショッキングなニュースに沸くSNSが、今の時代を表していてなんだか切なくなった。
    岩永の一見愛想のいい感じもすごく怖かったし、ウェブニュースの新鮮さにばかり追う姿も痛々しい。

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    2025年12月05日
  • #ホラーゲーム実況中

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    ネタバレ

    ゲーム実況関係ある? って話がちらほら。短編集だから設定も掘り下げられていないし、怖い表現もまったくなく……、肩透かしを食らった気分。でも読みやすい物語ばかりだし、ちょっとした読み物には十分です。
    それにしても恐山さんって擬音が好きだよねぇ。

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    2025年11月23日