安壇美緒のレビュー一覧

  • ラブカは静かに弓を持つ

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    さすが本屋大賞2位作品。
    私は一気読み。
    登場人物のキャラ設定等がわかりやすく、綺麗なところも汚いところも、人の心情をチェロを通して表現しているもの。

    世界に取り込まれた。

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    2026年04月10日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ

    ★4.5です。おまけで★5
    最初は「弓を持つ」なんていうタイトルから戦争もの?部族?なんて弓矢の方を思い浮かべてなかなか触手が伸びなかったのですが、読んで正解でした。
    ラブカって誰?外国人?っていう想像も大外れ。
    タイトルにかなり踊らされて随分めぐり逢いが遅れました。
    新ジャンルのスパイ小説。
    人も死なないし、拳銃も出てこないけど、いつバレるか分からない日常のドキドキが含まれていた小説。
    そして、たまたまかもしれないですが、「ナイトフラワー」という映画をちょうど見てて、少女が引くバイオリンの凄さに感動し、この小説を見えていたので、音楽っていいな、クラシックっていいなという思いで読みました。

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    2026年04月06日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    めちゃくちゃ良かった
    第一楽章を読むのに止まらなかったから、生活に支障が出たら困ると思い、第二楽章を読む前に一旦休憩してた
    今日緊張しながら第二楽章を読み始めたけど、案の定休日の夜の時間が潰れた

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    2026年04月04日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ

    『正しいことが正しいとは言えない』
    正にこれだよね。
    世の中って結構こういうことで溢れていると思う。
    どっちも悪いことしてないのにね。
    そりゃやりたい音楽、馴染みのあるものを教えようとするだろうし、習いたいし、見たいし聞きたいし。なんであかんねん。
    でも『ルール』って言われたらねえ。
    「私は悪いことをした?」
    三船さんのこの言葉がこの不条理をよく表していると思う。
    『正しい』ことのために心を許した人たちを騙して、傷つけて…。
    誰が『何が』救われたんだろう?
    この場合は著作権を持つ人たちのわけだけど。
    その著作権を持つ人達は、登場人物、主人公達の『守りたい人』『大切な人』なんだろうか?
    他者に対

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    2026年04月03日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    子どもの頃のトラウマから、人と距離をおいていた主人公が、上司に命じられた潜入捜査から、再びチェロを通して、世界が広がっていくと同時に、演奏曲のラブカのように深い暗闇に潜っていく。
    主人公の心と音楽が絶妙に響き合いながら、物語が進む様子が美しくもあり、苦しみも伴うものでした。
    先生を筆頭に登場人物も魅力的でした。

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    2026年03月29日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    これは…鳥肌が立つ面白さだった。
    浅葉先生のキャラも良すぎるし、主人公の橘にどんどん感情移入して苦しくなりながら読んだ。

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    2026年03月23日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    青年の成長を描いた感動作。
    仕事で音楽教室に潜入する。
    えっ…
    と思いながらも一気に世界観にハマりました。
    二章目からは手が止まらなかったです。

    青年の大胆な行動力にはビックリ。
    正義感の強さ。
    ハッピーエンドを願いながら読んでました。

    こんな青年だからこそ、
    親友と呼べるような仲間ができたのかな〜

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    2026年03月22日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ

    読んでいるこちらの胃まで痛くなりそうだった。
    著作権と音楽教室の話は記憶にはあったが、実際に潜入調査が行われていたことまでや最終的な判決がどうなったのかまで知らなかった。読んだ後に気になって軽く調べたが、読む前に詳細を知らなくて良かったかも知れないと思った。
    話の方は主人公が過去のトラウマを少しずつ踏み越えながらチェロと向き合い、居心地の良い仲間を得て、患っていた不眠症も改善されつつあるのを安堵しつつ微笑ましく思っていたので冒頭で述べた通り、後半の展開が本当に辛かった。もう一人の潜入員も変に開き直ったりせずにいたのが印象的だった。現実の方ではどうだったのかなとついつい考えてしまう。
    贖罪に努め

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    2026年03月14日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ

    "スパイ×音楽"という新鮮な題材。深海に囚われるトラウマを抱えた主人公の救済と解放の物語。

    さすが本屋大賞。
    澄んだ筆致で描写される情景と音楽の透明感に心洗われる。スパイだとバレるシーンはどちらの立場の気持ちもよく理解できて胸が潰れそうだった。
    ただその辛さがあったこそ、その先にある主人公の姿がより眩しく感じられる。
    序盤から涙腺ゆるゆるになりながら読んでいた…

    ぜひとも実写化してほしい。というか既に進んでそう…
    上手く映像化してくれたら絶対号泣する自信あり。蜜蜂と遠雷みたいな綺麗な映像でやってほしいな〜

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    2026年03月12日
  • 金木犀とメテオラ

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    心の鬱屈や嫉妬や挫折が繊細に描写されていてとても良い小説を読んだ。明暗は正に表裏一体で心に落とす影が濃くなるのだと思う。

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    2026年02月18日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    よかった。
    -人の本質は取り繕えないものだろう。
    浅葉先生との関わりで橘の心は解かれていったんだよね
    温かくていい物語だった

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    2026年02月16日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    沁みた一文
    ▪組織というものはおしなべて、生態を掴みきれない深海生物のようにその巨大な全般を隠している。
    ▪音楽は、それを奏でる者の奥深いところで眠っている本質のようなものを、ゆっくりとサルベージする。
    見た目も、経歴も、普段何をしているのかも、全くもって重要じゃない。
    ▪奏でた音は生まれたそばから消えていく。
    ▪始まってしまった音楽は、やがて必ず終わりを迎える。
    ▪一度壊した信頼を、すぐすぐ取り戻せるとは思うな。

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    2026年02月11日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    2023年本屋大賞第2位!
    当時から気になっていた作品がいよいよ文庫化!
    「音楽×スパイ」という、前例のない特異や設定に惹かれて読みました!
    全日本音楽著作権協会に勤める主人公「橘樹」は、チェロの演奏経験を買われ、音楽教室に生徒として通うことで、著作権侵害の事実確認のため潜入調査を実施します。
    •講師となるのは二歳上の「浅葉桜太郎」
    主人公の橘は割と内気な性格なのに対し、講師の浅葉は気さくでどんどん話しかけてくれるタイプなので、レッスンに通ううちに2人の間に絆がどんどん強まります。
    •他の受講生との毎月の飲み会に参加したり、発表会に出演するうちに、スパイとして身分を偽って皆を騙しているという事

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    2026年02月11日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    音楽×スパイの斬新な組み合わせでわくわくしながら読めました。音楽の著作権法、、普段生活してる中で知りえなかったことをこの小説を通じて知れてよかったです。師弟関係、音楽を通じて人脈がひろがっていく温かさの反面、スパイという物語のシリアスさも相まってドキドキしながら楽しめました!

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    2026年02月09日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    音楽関係の小説が本当に大好きな自分だけど
    今作も変わらず大好きな1冊になりました。

    表紙にスパイって書いてあるから音楽とどんな関係があるのかと思ったけど、意外な展開で惹き込まれました。
    深い深海から徐々に浮上していく物語。
    音楽と先生と生徒、そして仲間達の関係性を通して
    主人公の変化を読み進めるうちに少しずつ感じられるのが、読んでいて楽しかったです。

    1冊を通して、人間関係や信頼とは何なのか
    深く考えさせられました。とても面白かったです。

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    2026年02月08日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ネタバレ

    人との関わりが苦手な主人公が、音楽教室へ潜入調査をする話。
    音楽とその講師によって絆され、どれが本音か分からなくなっていく、人間味溢れるスパイとしての苦悩が大変面白かった。
    心情描写というか深海の情景描写も綺麗で、想像力を湧きたてられ物語に引き込まれた。

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    2026年02月07日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    スパイ活動✖️音楽
    スパイ活動でハラハラさせられて、そこに音楽が乗ってくる最高の組み合わせだった
    本なので音は聞こえないはずなのに、自分で想像して音が鳴っているような気がしてすごく面白かった!!
    浅葉先生いい人だ

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    2026年02月04日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    主人公の橘がチェロに苦しめられた過去と戦いながら新しい自分に成長していき、徐々に人間味が出てきて、良いなって思う作品でした。浅葉先生の人間性も良くて、浅葉先生と橘が出会えて良かったなぁって感じました。心があったまる小説です。

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    2026年01月18日
  • イオラと地上に散らばる光

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      「リスキー」の担当者たちが、人をPVやコンテンツとしてしか見られなくなっていく過程が本の世界とは思えなかった。
     彼らにとって重要なのは、事件の真相や被害者・加害者の痛みではなく、どれだけネットが沸くか、どれだけシェアされるかという点だけで、そうした情報を操ることが暴力であることに無自覚である。そして、常に新しい刺激を投入し続けなければ忘れ去られるという恐れから、次々と新しい物語を捏造したり加工し続けたりと必要に迫られる。
     彼らが心をなくすほどに、記事は読者の欲望を満たすものとなり、彼らの罪悪感も仕事の成功として誤認される感じが、すぐ隣で起きているような気がして、ずっしりと重みを感じた。

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    2026年01月11日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    ずっと読みたいと思っていた『ラブカは静かに弓を持つ』。
    読み始めたら面白くて、一気に読んでしまいました。

    スパイという任務を抱えながら、頑なだった主人公が音楽教室のみんなと関わる中で、少しずつ心を開いていく過程がとても良かったです。緊張感のある世界と、音楽のある穏やかな空間の対比が印象的で、読んでいて自然と感情が動かされました。

    音楽に向き合う場面も心に残りました。読み終わったあと、久しぶりに楽器に触れたくなったのも、この本の余韻だと思います。

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    2026年01月07日