前田まゆみのレビュー一覧
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ネタバレ1歳1ページ、100年の旅の本です。
この本を手に取ったとき、自分の年齢のページを最初に開く方は多いのではないでしょうか。
私はそうしました。今の年齢のページを開き、次に今度の誕生日で迎える年齢のページを見ました。
「わかる」
今の年齢にぴったりくる言葉でした。
そして、購入を決意。買ってよかったと思いました。
過去のページは、懐かしい日々です。幼少期のことなんて覚えていないのに、きっとそうだったんだよな、と思うのです。
そして、これからのページには不安もあり希望もある。
今でさえ「想像よりも大人じゃない」と思うのに、これから先もそうだと思ったら、安心します。自分だけが抱えている気持ちではないのだと思えます。
そして、今の悩みもいつか解決…というか、受け入れられる日がくるようです。もうしばらくかかるようだけれど、大丈夫だと思える日がくるのだと、期待して待ちたいと思います。
キーアイテムがあったり、似た構図があったりと、自分自身の(=個人の)過去と未来が繋がる描写があります。
また、過去にこどもだった側から大人側へと変化し、他者を通して過去と未来が繋がる描写もあります。
そのどちらも、切なく涙が出ます。
誕生日になったら読み返して、過去を懐かしみ、今の自分を知り、未来に想いを馳せたい。そんな一冊です。 -
Posted by ブクログ
久しぶりの絵本。印象的なことばがたくさんあったが、中でもお気に入りのものを3つメモしておきたい。
・カレル/トゥル語/名詞
肌についた、締めつけるもののあと(pp.42–43)。
「これに名前あったんだ!」感が何気に1番あった。できた直後こそ気になるが、いつもいつの間にか消えている。
・トレップヴェルテル/イディッシュ語/名詞
直訳すると『言葉の階段』。あとになって思いうかんだ、当意即妙な言葉の返し方(pp.52–3)。
あるあるで共感。ちなみにイディッシュ語は、一部のユダヤ人によって話されるらしい。
・ヴァルムドゥーシャー/ドイツ語/名詞
冷たい、または熱いシャワーをさけて、ぬるいシャワーを浴びる人。『少々弱虫で、自分の領域から決して出ようとしない人』を言う(pp.70–1)。
自分の性格を言い当てられたショックと、ぴったりの意味を持つことばに出会えた喜びとの間で心が揺れた笑 また、そもそも自分のシャワーの温度が、このことばの通りぬるいことを思い出した。
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【ママ評価】★★★★
幼い子向けのシンプルな絵本。
文が短く、絵が大きくて見やすい。
本物のお店のように商品が並んでいる様子が描かれているので、お店でのお買い物気分を味わえる。
幼い子の中でも成長具合によって楽しみ方を変えられるのも良い。
文を読んでいるだけでもお買い物を楽しめるし、自分で商品を好きに選んで楽しむこともできる。
【息子評価】★★★★
絵の野菜などを取るフリをしてお買い物を楽しんでいた。
最近、鯛がどんな魚か知ったばかりなので「これがタイだ!」と喜んでいた。
4歳6ヶ月
【娘評価】★★★★
息子の真似をして野菜などを取るフリを楽しんでいた。
まだ物と名前が一致しないので、息子に「むすめちゃんちがうよ!」と喝を入れられていた。
でも全然めげずに続けていた。
2歳1ヶ月 -
Posted by ブクログ
0歳から99歳までの100年間。1歳につき1ページ。
人それぞれ人生のスピードは違うけれど、自分の歩みと重なる瞬間があり、胸がいっぱいになってポロポロと涙がこぼれました。
歳を重ねる豊かさと同時に、避けては通れない「老い」を受け入れる切なさも描かれていて、読後は少しかなしく、胸に迫るものがあります。
終盤の「人生で何を学んだのだろう?」という問いかけに、今の私はまだ答えられません。でも、だからこそ「やりたいことをやって、精一杯生きよう」と、明日へ向かう前向きな力をもらえました。
自分の現在地を確かめたくなった時、人生の節目など、時折答え合わせをするように読み返したい大切な一冊です。 -
Posted by ブクログ
「Man'yo Luster」の「霜の降りた落ち葉」の写真を見て、この絵本で見たある単語を思い出しました。
「FEUILLEMORTE」枯葉のように色が薄れていく
フランス語で「Feuille 葉」と「Morte 死」を組み合わせた言葉。思わずシャンソンの「枯れ葉よ〜」を歌いたくなる、ものすごくフランス感のある言葉だなというのが印象的でした。
世界の、ひとことでは説明できないいろんな言葉と、線と色彩が綺麗なイラストたち。
感情を喚起する言葉と絵を受けとめて、自分なりのイメージを拡げたり、自分で訳すならどうしようかな〜なんて考えるのがたのしい絵本。
エモでロマンティックなのも素敵だけど、個人的には暮らしのふとした隙間にはまってクスッと笑えて、同時に異国を感じる言葉が好き。
「GURFA」片手の手のひらに乗せられるだけの水の量
「WALDEINSAMKEIT」森の中にいるときのゆったりとした孤独感
「PORONKUSEMA」トナカイが疲れずに一日で移動できる距離
「IKTSUARPOK」だれか来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出て見てみること
「PALEGG」パンに乗せて食べるものぜんぶ
日本語からは「木漏れ日」「侘び寂び」「ぼけっと」「積ん読」がエントリー。
シリーズの「誰も知らない世界のことわざ」も持ってます♪