前田まゆみのレビュー一覧

  • 誰も知らない世界のことわざ

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    “私たちは、言語の海の青い深みに釣り糸をたらし、正しい言葉をとらえようとします。”
    ー著者エラ・フランシス・サンダース

    “努めて、自分の言葉にもっと慎重になろう。口にしたときには何の意味にもならないように思える言葉の種が、自分を離れて人々の中で育ちはじめることもあるのだ。”
    ー『ニューヨークの人々』よりブランドン・スタントン

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    2023年08月16日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    『翻訳できない世界のことば』に続き…
    著者が暮らした様々な国の、計51点のことわざが彼女の愛らしいイラストと共に綴られている。


    「あなたは、私のオレンジの片割れ」(スペイン語)
    「オレンジの片割れ」とは自分の魂のパートナーで生涯愛する人のことを指す。イメージ的には半分に割ったオレンジの片方。
    いきなり情熱的なのが来ました笑 古今東西様々なパートナーの呼び方があるけど、これは特にオリジナリティがあって好き。
    オレンジの木が街路樹として何本も植えられている現地の写真を見たことがある。日常的な風景で彼ららしい表現だし、「1+1」のカウントじゃないのもなかなかにロマンチックでは?そんなふうに夢見ち

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    2023年01月19日
  • 100年の旅

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    歳を取れば取るほど、色んなことが当たり前になり、感動しなくなる、反応しなくなる。そこに気づいて指摘してくれたこの本は本当にありがたいなと思う。

    たしかに、小さい子は車が走っているだけですごい喜んだり、追いかけたりする。
    28歳の自分はもはや車には反応せず、当たり前になっている。むしろ事故らないように気を付けている。

    その歳歳で、感じることも変わってくる。
    本棚に置き、歳をとる毎にページをめくりたいなと思う。

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    2022年09月21日
  • 100年の旅

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    こんな時もあったっけな、こんなこともこれからあるのかな、今はずっと続かないんだな、と思うことによってかけがえのない今がすごく輝かしいものに思える。
    今までこんなに色んなことできるようになったんだな、まだまだなんとかなるさと思える。

    一瞬で過ぎ去っていく時間、刻一刻と終わりへ進む日々、生きているうちにできることたくさんしたいなと思える本。宝物。

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    2022年09月13日
  • 100年の旅

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    自分の年齢に合わせて何回でも開きたくなる1冊。子どもの頃、こんな風に感じていたかもしれないと懐かしさを感じることもあります。

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    2022年08月21日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    翻訳できない世界のことばを読んで素晴らしかったのでこの一冊も手に取った。
    あなたは私のオレンジの片割れ?だったっけかな?こんなロマンチックな諺使ってみたい(笑)

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    2022年02月21日
  • 100年の旅

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    ネタバレ

    ニューメキシコの稲妻の平原にはたくさんの避雷針があって、毎年たくさんの稲妻がおちる

    アルプスのどこかの貯水池には水面からそびえたつ教会の鐘楼がある

    まだまだ世界には知らないことがいっぱい

    手作りジャムの瓶が空っぽになったとき、またこの瓶を使うことはあるだろうかと考える

    両親をそのまま受け入れられる

    人生は上がったり下がったりする

    けれど自分は幸せだと感じる

    以前より自分は勇敢になった、チャレンジできるようになった

    100年を1年ごとに区切って、それぞれで同じものをちがうように感じることを、具体的な例を用いて、分かりやすく表現していた

    ぐっときた!絵が可愛い!

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    2022年01月24日
  • 100年の旅

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    これは、誰かの100年ではない。
    あなたの、わたしの100年の旅。

    1月4日、大垣書店の& CAFEに置いてあって
    コーヒー飲みながらパラパラ読んだら刺さりすぎた。
    そして、その後まんまと購入…


    29
    やっとわかったのは、土曜の夜
    いえでひとりか、静かに落ち込まずに過ごす方法。

    30
    幸せは人それぞれだということが
    わかりはじめる。

    31
    幸せは、それを本気で探していない
    ときに、ふと訪れる。

    自分の歳に近いところ、ものすごく刺さる。
    刺さりすぎて痛い…胸がぐぅぅうっとなった。


    64
    昔 自分がとといた場所へ
    自分を引き戻そうとする何かの力を感じる。

    65
    そこは、まだ自

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    2022年01月18日
  • 100年の旅

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    ネタバレ

    しばらく「読みたい」で登録したままになっていたのですが、年末年始に財布のひもが緩み、つい買ってしまいました。
    1ページ1ページ、めくっていって、心に響くページもあったけどそんなに多くはなく、うーん、ちょっと分からないなぁと思うページもあって全体的に期待以上ではなかった。私の人生経験が、まだまだ浅い(少ない)ということだろうか?
    「61歳、鼻と耳が、すこしずつ大きくなっているような?」って、どういうことなんだろ?なんか興味深いんですけど。70代の両親に、その感覚がわかるかどうか聞いてみよっと(笑)。などと思いつつページをめくると、「62 誰も自分たちがわるいなんて思っていない。」ときて、63で猫

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    2022年01月01日
  • 100年の旅

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    絵も言葉も素敵な本。今の歳までのことはたしかに〜とかわかるな〜って実体験と重なることや色んな感情を思い出したりした。今以降のことは想像でしかないけど、これから歳をとっていくのが楽しみ。

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    2021年12月26日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    ずっと読みたかった本!
    日本にはない概念や文化を感じられてすごく面白かった♪味わいのあるイラストも良い。
    言葉から世界を知れる素敵な本でした。

    日本からは「猿も木から落ちる」「猫をかぶる」が紹介されていました。

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    2021年07月31日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    一言で訳せない言葉たちが、短い文章とカラフルなイラストで表現され、大人が楽しめる絵本のような感じ。日本語も4つ紹介されていますが、普段、何気なく使っている言葉なだけに、意味を正しく説明せよと言われたら難しいです。この本を読んでの満足感も、一語で言い表せたらよいのにと思えてしまいました。

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    2020年12月21日
  • 100年の旅

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    この本を読んで歳を重ねることが楽しみになりました。人生の節目ごとに読み返したくなります。

    33
    眠れなくても
    やっていくことを覚える。

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    2020年11月29日
  • 100年の旅

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    ネタバレ

    1歳1ページ、100年の旅の本です。

    この本を手に取ったとき、自分の年齢のページを最初に開く方は多いのではないでしょうか。
    私はそうしました。今の年齢のページを開き、次に今度の誕生日で迎える年齢のページを見ました。
    「わかる」
    今の年齢にぴったりくる言葉でした。
    そして、購入を決意。買ってよかったと思いました。

    過去のページは、懐かしい日々です。幼少期のことなんて覚えていないのに、きっとそうだったんだよな、と思うのです。
    そして、これからのページには不安もあり希望もある。
    今でさえ「想像よりも大人じゃない」と思うのに、これから先もそうだと思ったら、安心します。自分だけが抱えている気持ちでは

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    2020年06月07日
  • くまのこポーロ たびだちのもり

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    色鉛筆や水彩画の絵が優しくて可愛い
    色合いが綺麗だなぁ〜
    親離れ、子離れ ちょっと感動する
    クマのニュースをよく見るのでちょっと複雑な心境で読んだ

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    2025年12月05日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    ネタバレ

    「水を持ってきてくれる人は、そのいれものをこわす人でもある」のコメントが心に沁みた。助言したり手伝う気がないなら批判をするな、というニュアンスらしい。そーだそーだ!ただの外野がやいのやいの言うな!
    「pとqに気をつけて」なんかもよかった。初期の活版技術でpとqが見分けにくい、というところから。

    ことわざになるくらいだから、それぞれに背景があって興味深い。また、日本のことわざで言うならこれだな、というものもあって、これまた面白い。

    ■ロバにスポンジケーキ(ポルトガル語)⇒豚に真珠
    ■テーブルクロスには小さすぎ、ナプキンには大きすぎる(オランダ語)⇒帯に短し襷に長し。

    などなど。

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    2025年10月30日
  • 翻訳できない世界のことば

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    めっちゃ面白い!そして絵がかわいい!手元に起きたい!大切な人と読んで一緒に笑いたい!発音も知りたい。

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    2025年10月29日
  • 誰も知らない世界のことわざ

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    ことわざの説明が時折曖昧でことわざを学ぶための本ではないけれど、絵が美しく、文章も詩のようで、とにかく読みやすい。

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    2025年09月09日
  • 翻訳できない世界のことば

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    他の言語では何単語も使って表現することが、その言語では1単語で表せる。その言語を使う人々の考え方や文化を感じられて、素敵だった。イラストもかわいい。

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    2025年08月31日
  • 翻訳できない世界のことば

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    あらゆる民族に共通する神話がある事を構造主義的アプローチで説いたのはレヴィ=ストロース。アリの巣が大体同じ構造を持つように、人類の社会システムはその身体性の共通点から、似たような構造を持つ。時代やエリアによって文明の発展段階における差異はあるにせよ、我々は同じアリの巣を作り上げていく。

    そのアリの巣に少し違った「小部屋」ができる。共通の人間社会設計図の中での特異性。この小部屋こそ、「翻訳できないことば」だ。

    サピア・ウォーフの仮説。これは、言語が思考や認識に影響を与えるという考え方だが、つまり、その「小部屋」は、民族の独特な感性を示す。そして、その〝差分“を知ることは、もしかしたら本書は、

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    2025年08月11日