東野さやかのレビュー一覧

  • キングの死

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    『川は静かに流れ』が秀逸だったジョン・ハートのデビュー作。普段行かない町の本屋で発見してやっと読むことができました。貧困層からのし上がり弁護士として地位と財産を築いた父親は異常な支配欲で家族を自分の意のままに操ってきていたが、妻の死んだその日に失踪。一年半が経過したある日弁護士事務所を継いだ息子ワークは父の死体が発見されたと告げられ、ある理由から妹が犯人ではないかと危惧して、、、。とても面白かったのですが、期待があまりに大きすぎたのとあと設定がつらかったので★は4つ。

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    2010年03月28日
  • 川は静かに流れ

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    ネタバレ

    故郷を追い出され逃げるようにニューヨークで暮らしてきたアダム。突然の旧友ダニーからの電話で助けを求められ、5年ぶりに故郷に帰ってきた。淡い期待と怒りを胸に。だが彼が直面したのは自分を人殺しとして扱う人々の冷たい視線、頑なな父、敵視する継母、機嫌の悪い恋人や幼馴染。さらに、アダムが再会した直後に幼馴染が何者かに暴行され、やがて殺人事件まで起きてしまう。そして彼を呼び出した当の友人は行方不明なままで…。年末年始にかけて良い作品に当たったなぁというのが読み終わった直後の感想。ストレートな感情表現がアメリカらしく、家族や恋人たちとの絆が中心に描かれている。「アメリカ探偵作家クラブ賞」受賞作品とのことだ

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    2012年03月05日
  • 川は静かに流れ

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     わかりやすいなあ。ストレートに面白い。先日、ニコラス・ケイジとメグ・ライアンの競演による儚いラブ・ストーリー映画「シティ・オブ・エンジェル」を観て、つくづくそう思った。というのは、この映画がフランス、西ドイツ合作映画「ベルリン・天使の詩」のリメイクでありながら、わかりやすさの点でははるかに「ベルリン……」を凌いでいたからだ。「アメリカ流」の優れたところを見せられた。それで、本書。やはり、わかりやすく、シンプルでストレートなストーリー。ジャンルとしては、ミステリというよりはハードボイルド寄り。主人公の本能にまかせた行動は、たやすく気持ちを昂らせてくれた。大雑把な表現でだが、「アメリカ流」を実感

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    2011年09月30日
  • キングの死

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    二作目を先に読んだので、未読だった一作目も読んでみました。舞台はノース・カロライナ州ソールズベリー市。弁護士のジャクソン・ワークマン・ピケンズの父、エズラは、二年近く前に失踪していた。その父が他殺体で発見される。ワークマン、通称ワークには犯人に心当たりがあった。何が何でも犯人を警察につきとめさせるわけにはいかない。ワークは孤軍奮闘するが、やがて父親の遺言状の内容が明らかになり・・・。この作品も、それぞれの家族が抱える闇が描かれます。読後感は良好でした。

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    2011年12月31日
  • キングの死

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    カタカナが得意でない私ですが、一気に読めて面白かったです。 ただ、財産にまつわる遺言で委任された弁護士については、若干解せない部分がありました。

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    2009年10月07日
  • ブラックサマーの殺人

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    このシリーズは駄目だ〜止まらない〜。と、諸々放り出してまたしても一気読み。抜かしてただけなのだが、結果的に美味しいものをとっておいた形になってて得した気分。面白かった!シリーズ内上位だな。キュレーターより今回の方が好き。そしてこの頃のドイルさんがエキセントリックで好きだ。

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    2026年09月05日
  • デスチェアの殺人 下

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    3.8。あ〜、面白かった!結局止まらなくて、休み潰してしまった。仕方ない。今のところこのシリーズはストーンサークルとグレイラットと今回のが好きだな。ブラックサマー読み落としてるのに先程気づいたけど。
    なお「酷い目に合いトラウマに」と聞いて予想してた悲惨とは大分違って仲間は皆無事だった。あと元々この面子内で色恋どうこう望んでなかったから、そこのロマンスも薄めで良かった。……振られてもよかったんだけど……というのは酷か。

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    2026年09月02日
  • グレイラットの殺人

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    シリーズ4作目。ついに諜報機関MI5との共闘も。

    内容は、突っ込みたいところが多々あるが、登場人物の人間味が良い。

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    2026年08月30日
  • 帰らざる故郷

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    ネタバレ

    三分の二くらいまで、登場人物の誰もあんまりすきになれなくて(特にあの母親しんどすぎんか…)読んでてつらかったけれども、
    でもでも、ジョン・ハートだもんね!こっからおもしろくなるよね!信じてるよジョン・ハート!!!
    …っていう気持ちで読み続け、結果、ラストのほんのちょっとのすてき部分までたどり着いた、そのちょっとの部分だけで、ここまで読んで来て良かったよ!信じてたよジョン・ハート!ってなったのでよかった。
    序文がなければ信じきれなかったかもしれなかった。序文読んどいてよかった。

    それにしてもあの母親しんどすぎる。父親もわりとなんだとおもう。
    弟がいい子で良かった。
    あと、チャンスがんばれ、とお

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    2026年08月23日
  • パーキングエリア

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    ストーリー展開がどんどん進むので読みやすかったが、
    私の思ってたストーリーではなかった。
    犯人は誰?と探り合う感じなのかと思っていたので。。。
    あとラストがなー。
    でも面白いは面白い。

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    2026年08月15日
  • ブラックサマーの殺人

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    前作から続くポーやティリーたちの成長やチームワーク、窮地を乗り切るサスペンス展開は健在で、読んでる間すごく楽しかった。

    作中にわざとらしくはないけれど、割とわかりやすくヒントが配され、フェアプレー・ミステリとしての体裁は整っていたと思う。
    ただ、1作目のようなティリー目覚ましい大活躍が控えめだった点と、終盤の解決への持っていき方が、ロジックで鮮やかに叩きのめすのではなく無理矢理丸め込むような力技に感じられた点は個人的に惜しかった。

    前作の完成度が高かっただけに少し残念な部分もあったが、キャラクターたちの成長は感じられたので次作以降の展開に期待したい。

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    2026年08月05日
  • ストーンサークルの殺人

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    日本のミステリーとは違う言い回しや雰囲気が洋画を見てる気分になった。
    ティリーが少しずつ人間として成長してるのがかわいくて応援したくなる。

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    2026年08月05日
  • デスチェアの殺人 下

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    この後さらに怖ろしいことが…と予告してあおる手法が好きではないし(主人公みずからっていうのは斬新だけど笑)、そのくせ真相はほぼ最初に予想した通りで驚きはなかったけど、それでも面白かった。
    ポーのライナスへの態度が子供すぎて苦笑い。いつもの軽口のせいで痛い目に遭っていたけど、今後も変わらないんだろうな。変わってほしくないし。

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    2026年08月02日
  • ストーンサークルの殺人

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    名探偵の推理によって事件を解決していく!
    というような話ではなく、地道にデータを解析してゴールに向かっていくのは好感が持てました
    ポーとティリーのバディもの、面白かったとは思うんだけど、ちょっと長く感じてしまった

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    2026年07月10日
  • ストーンサークルの殺人

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    英国カンブリア州に点在するストーンサークルで次々と焼死体が発見された。犯人は死体を損壊しており、三番目の被害者にはなぜか停職中の国家犯罪対策庁の警官ワシントン・ポーの名前と「5」と思しき字が刻み付けられていた。身に覚えのないポーは処分を解かれ、捜査に加わることに。しかし新たに発見された死体はさらなる謎を生み、事件は思いがけない展開へ・・・。

    評判が良くて気になっていた作品。シリーズものはもう追うのが大変だからと少し避けがちだったが、結構グロテスクな殺人現場が繰り広げられる、本格ミステリ。全体的にイギリスっぽい暗さが漂う。主人公のポーとティリーが徐々に心を通わせていく部分はなごんだが、被害者が

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    2026年07月02日
  • 川は静かに流れ

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    ネタバレ

    主人公がひどいめにあいすぎだよなぁとおもう。
    まだ少年といっていい年代でひどいめにあってるのに、それがぬれぎぬだとわかっても誰も償ってくれない。今は大人同士だとしても、本人はともかく、「当時も大人だったひとたち」が現在の力関係を軸にして、ごめんなさいを(世間に対しても)しないのは違うんじゃないか。

    …というもやもやは置いておいて、その報われなさを「赦すんじゃなくて、流す」みたいにして、先に進もうとする主人公まわりの幾人かについては、好感がもてるのでした。この展開で、むりやり赦しの物語、みたいにもってかれたらうさんくさすぎるもの。

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    2026年06月09日
  • キュレーターの殺人

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    面白い。
    一章一章が短くて、ぐいぐいと読ませる。そして、現代的な犯行。よく出来ている。ポーがまた、かっこいい。こういう日本男児?風な古い刑事って好き。高倉健的な?

    しかし、ホロヴィッツと比べると、このシリーズは残酷。読むには覚悟がいる。

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    2026年06月06日
  • グレイラットの殺人

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    シリーズ第四弾。冒頭からアクセル全開。700頁超をノンストップで駆け抜ける。ポーとティリーによる阿吽の呼吸、掛け合いが楽しい。互いが影響を与え合い、成長している姿も微笑ましい。一方で、本作も単なる犯人探しではなく(犯人はすぐに察しがつく)、その動機に隠された昏い物語に焦点が当てられる。やや無理筋に感じる部分もあるが、充分に楽しめた。

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    2026年06月05日
  • キュレーターの殺人

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    『ワシントン・ポーシリーズ』第3弾です。

    シリーズ毎にどんでん面白くなっていく珍しいシリーズ。

    切断された人間の指や謎のメッセージ等ミステリー好きには堪らんですね〜!

    終盤の展開は個人的には非常に良かった!!

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    2026年06月04日
  • デスチェアの殺人 上

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    シリーズ6作目。
    今作は主人公ポーが女性精神学者にカウンセリングを受けながら、事件を語っていくスタイル。
    題名通り、デスチェアに拘束された男性が石を投げつけられて殺されるという残酷な事件から始まる。
    あっという間の上巻読破。
    今作もいい感じ。

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    2026年05月21日