近藤聡乃のレビュー一覧
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はじめて雑誌まで追いかけてめちゃくちゃハマりました。
何か大きな出来事が起こるわけではないですが、人間関係における描写が卓越してます…A子ちゃんの周りの友達がみんな善人というわけではなく、でもそれが人間らしくあたたかさがあってとても共感できます。 -
これを読んだ時は25歳だった。
鬱々とした悩みや感情を一掃して、生き方の軸をくれた価値観だった。
それが「その自分を好きでいられるか?」だった。
何事にも適用できる、私の大切な問いになった。
誰かと一緒にいるとき、仕事をするとき、趣味をする時、ふと立ち返る言葉で、自分を偽らずに生きるための問いだと思...続きを読むPosted by ブクログ -
コロナ禍からにぎわいが戻ってきたニューヨークの街。自宅もリフォーム。そして2匹の猫。違う国で違う文化の中で生活することで見えるもの。普段いかに日本の国に、文化に、環境にどっぷり浸かっているかがわかる。近藤さんの絵と文字が好きだ。
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3巻目は、コロナに火事にと日常を揺るがす出来事が起こるが、その中で「生きる」「暮らす」とはどういうことかが淡々と(ではないかもしれないが)綴られていた。「ささやかに充実した退屈な暮らし」について私も自分自身を振り返って考え中。
とても良かった。まだ続編が出るのかな?読みたいな。Posted by ブクログ -
作家さんは高野文子さんのリスペクトした方とどこかで見て、それと、異文化をテーマにしてるということで、もう好物でした
読み応えもあり、3巻以降はブログで読めるそうなので、引き続きネットで見てみるPosted by ブクログ -
四年前くらいまで、好き=付き合うとか、結婚=好きとか思っていた。でも、だんだん=で表せない何かがあること、好きの違い、持っている言葉の意味の違いに気づく。わたしを見ること、相手を見ること、重ねることは本当むつかしい。だから重なったり、関係性という名前で繋ぎ止めたりする。解放すること、手放すこと、かな...続きを読むPosted by ブクログ
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A子さんの恋人
やっぱ良い!
文章を捻り出すの上手いなぁ。
こんな微妙な人間関係を漫画にできるって凄すぎる。エモいのよ全てが!
A君といるときのa子が1番かわいかったもんなぁ。
A太郎、なんなんこいつって思ってたけど、最後はめちゃくちゃいいやつだったなぁ。
何事も80点で、何も好きになれない...続きを読むPosted by ブクログ -
3巻は…やばかった…。エッセイ漫画のような読みやすさと軽さと面白さで楽しませてくれていた今までの流れを変えることなく、かつ、深みと陰りが現れてました…!これは神巻だ!と思いながら何度も読み返しています。
大学教授との回想シーン…黒ひげのおもちゃの剣が落ちてきて目が覚めるA太郎…涙を流しながらA子が言...続きを読むPosted by ブクログ -
収まるべきところに収まって、伏線も回収して、わだかまりも優柔不断も全部 優しさに包まれて、最後は…。
ただのギャグ漫画だと読み始めた今作でしたが、キチンと大人な素敵な仲間たちの粋なお話でした。
個性的な登場人物たちが皆いい人で、愛おしくなります。みんなが幸せになってくれるといいなぁ。 -
やっぱりおもしろい。憎めないキャラクターたちの織り成す面倒くさいようなゆるい日々が何だか愛しくなる。このマンガで近藤聡乃さんの存在を知り、他の作品も追いかけるほど大ファンになりました。
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ゆとたわで知って読んでみた漫画でしたが、思ったよりも深くて、読みながら自分の人生についても考えるきっかけになりました。
途中しんどい場面もあるけど、面白いと思った人は絶対に最後まで読んでほしい。
最終巻ですべてが救われた気がする。
途中でこの人苦手だな〜と思ったすべての登場人物も好きになった! -
お気に入りの本屋さんで出会った本。
等身大のNYライフがたんたんと、かつ軽妙に綴られている。
雰囲気がとても好き。
すっかり近藤聡乃さんの本のファンになってしまった。Posted by ブクログ -
異文化を肌で感じながら、気負わす自然体で描かれるマンガが心地よい。自分も異国で11年間暮らしたので、そうだったと頷けるシーンがよく出てくる。そしてぷっと笑える!心が解放される。Posted by ブクログ
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癒される内容で楽しく読めた!
一番驚いたのはニューヨークのトイレットペーパーよ高さ!!笑
あと、ひらがなの距離感も考えたことなかった!
笑えて考えさせてくれるお話だった。Posted by ブクログ -
全巻読みました。
絵のタッチは淡々としているのに、感情移入をして読んではつい嗚咽を漏らしてしまう。結末を支持するし、出てくるキャラクター全員のことが大好きな作品になった。Posted by ブクログ -
いつもの淡々とした語り口の中に今も終わりが見えないコロナとの戦い、そこからさらに浮き彫りになる人種差別などの問題。作者の住まいが火事により水浸しになるなどの災難もあり、いろいろ人生について考えさせられる一冊となった。Posted by ブクログ
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なんじゃこりゃ。めちゃくちゃおもしろい。エッセイマンガを読んでいるかのような不思議な感覚に陥り、読み進めるうちに絵柄も独特のテンションも癖になります。読んで良かったと思える作品です。好きです。