あらすじ
帰国を約束した日まで2ヵ月を切り、A子は決意する。デビュー作を描き直し、自分の気持ちに答えを出す事を。奇しくもその頃、A君とA太郎も待つ事をやめて動き出す。「先送り」という甘美な地獄を抜け出せるのは一体誰なのか。モヤモヤな三角関係、その“終わり”の始まりとなる第5巻! 阿佐ヶ谷での姦しい飲み会やA太郎宅のボヤ事件など、愉快なエピソードを多数収録。ゆうこが恋人ヒロ君を実家に連れて行く番外編「U子さんの恋人」も必見です。
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最高傑作
はじめて雑誌まで追いかけてめちゃくちゃハマりました。
何か大きな出来事が起こるわけではないですが、人間関係における描写が卓越してます…A子ちゃんの周りの友達がみんな善人というわけではなく、でもそれが人間らしくあたたかさがあってとても共感できます。
Posted by ブクログ
相変わらず5巻に入ってもダレることなく面白い。
人物達の関係的にはダレてるけど。
U子の見る目は素晴らしいな。
A太郎は自分で描いちゃえよー。と葬式の回あたりからずっと思っている。
まず作品作らないと、A子とは会話にならないんじゃないか。
Posted by ブクログ
「潮時」という言葉には「物事の終わりに適当な時期」だけではなく「物事を初める好機」という意味もある。(本文より)
相変わらず面白いだけじゃなくて、ハッとする言葉が沢山詰まっている素敵な漫画。新刊が待ち遠しい。
Posted by ブクログ
次巻で終わりかなぁ。やっぱりA君が好きだなぁ。
少しダメな大人たちが止まっていつものメンバーでずっとダラダラしているのかと思ったらみんな前に進み出した。悲しいけど楽しい
Posted by ブクログ
ヒロくんがいう「お互いの悪いところをわかった上で『ふたりで許しあって生きていきませんか?』って言ってるんじゃない?」はゆーこ、けいこと共に目から鱗が落ちた
Posted by ブクログ
U子さんの彼氏の健全さにA子さんとK子さんがぎょっとする場面で、笑ってしまった。私の二人とおんなじ反応をしてしまいそう。
物語はゆっくりと終わりへ向かっていっていて少しさびしい。
I子ちゃんはもうA太郎を追いかけないのか。。。
Posted by ブクログ
特に何も起こらない漫画。でも面白い。何が面白いのかなというと、人が面白いんだと思う。登場人物がみんな個性的で、善意で無く、我儘で、さりとて悪人でも無い。
次号辺りで決着か。
A太郎もA君もかわいそ。
Posted by ブクログ
毎年9月のお楽しみになっている。
だけど、もう次の巻で終わりなのか。
4巻で「いい大人って何?」と立ち止まり考えつつも、5巻ではいよいよ登場人物達が次の人生に向けて動き出してしまった。
当然「いい大人」なんて模範は存在せず、各々がそうだと思ったものが答えなわけだが、5巻ではA子以外は「いい大人」になろうとしている。
A子はなんて贅沢なんだろうと思う。
中途半端な自分に酔っているとも見える。でも、そうなってしまう気持ちは分かる。
かといって時間は待ってはくれないんだ。現実逃避も悪いことじゃないけれど、決めなくてはいけないこと(それも他人が絡んでいる物事ならば尚更)はきちんと決めなくては。