あらすじ
大人げない男女の大人げない恋愛事情、いよいよ佳境。今巻ではA太郎の暮らす東京の東側(根津、谷中)地域で、まさかの人物が暗躍する。さらに結婚、復縁、失恋など、ゆるゆるしていた人間関係もにわかに騒がしくなっていく……! 緻密な伏線&鋭い人間観察が話題の『A子さんの恋人』。「読んだら誰かと語らずにいられなくなる!」という事で、読後の活用度も高いと評判です。
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Posted by ブクログ
最of高
頭文字の功罪。しみる。
断然A太郎!Aくん派のひとと、ガチ討論したい。
性格がわるくて、いい大人になれなくて、頭文字にしたりして距離感はかって。1巻を読んだとき直感的にでた「w」は、巻をおうごとに、「わかる(泣)」とセツナサにひっくり返された。他人にどうみえたとしたって、もがいてるんよ、それぞれに。
A太郎のもがき方(=受入流派ながし型)が好きなんだ。
Posted by ブクログ
A子のまわりが動き出した。A子はどうするの?
I子ちゃんはなんだかんだギャグ要員であのままかと思ったから決着ついちゃってビックリ。でもすっきりした結末だった。
A太郎とはきっと過去にきちんと話し合えたら上手くいったのかもしれないけど私はA君派なので彼の忍耐と愛情は報われて欲しい
Posted by ブクログ
あいこちゃんのセリフが刺さった
身軽でいたいのに人には物を預ける
身軽でいて欲しいけど、もっと好きにもなって欲しい
最後A君とA子がデビュー作について、もっと良い終わり方があったのかもとか、A子は上手くいくまで頑張るとか話してるのが、A子とA太郎の関係とリンクしてるとしか思えない
Posted by ブクログ
「いい大人じゃない大人」
自分もそうだ。だけど、必死についていってる感じ。
でもやっぱりみんながみんないい大人じゃないと思うと安心する。
そもそも「いい大人」って何????
4巻はA子の周囲は変わっていくのだが、
A子だけはやっぱりまだモゾモゾしている。
A太郎もだ。
今回は登場人物達の内面がよく描かれている。
あいこちゃんもなんだかんだ憎めないキャラ。かわいい。
「アートよりもアート好きな自分が好きで、何が悪いのよ?」
というK子の言葉は、本当にそうだと思う。
少なからず皆そういう要素を絶対含んでいるのだ。
A太郎の言いたいことは分かるんだけど、
ちょっとA太郎は浅い男だなと思う部分だった。