あらすじ
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顔を上げてみて。
無人の街で、そう言われた気がした
コロナ禍で街は一変し、さらに自宅が水浸しに……
「ささやかに充実した退屈な暮らし」、突然の中断。
近藤聡乃のつれづれ……否、波乱のNYライフ。
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マンガをはじめ、絵画やアニメーション、エッセイなど幅広いジャンルで活動するアーティスト・近藤聡乃。十年後はどうしているかな――2008年の秋に単身ニューヨークに渡って早12年。結婚し、グリーンカードも取得して、「あとはのんびり歳でもとるか」と思っていたところに起きたパンデミック。そこに自宅が水浸しという災難が重なった。揺らぐ日々の中でも時は流れ、長期連載「A子さんの恋人」は完結し、こちらで迎える4度目の大統領選が迫りくる。見開き2ページ、一話完結のスタイルでニューヨークの日常を描くシリーズ第3弾。現在進行形、等身大のニューヨークライフがここに。
人気コミックエッセイ第3弾
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
基本的にゆるいイラストで、よくある漫画エッセイの感じを出しつつ、
何気ない日常の一コマがさらっと爆裂に美しく、著者の画力と表現力の高さを感じさせ、ぐぬぬ…!良い…!となる
A子さんの恋人のファンなので、キャラが出てくるとあら〜!となる
コロナ禍で人種によって死亡率に差があること
浸水した家を見て、前妻を乳がんで亡くした時を思い出している旦那さんの沈黙
本当10年後はどうなってるんだろう
Posted by ブクログ
3巻目は、コロナに火事にと日常を揺るがす出来事が起こるが、その中で「生きる」「暮らす」とはどういうことかが淡々と(ではないかもしれないが)綴られていた。「ささやかに充実した退屈な暮らし」について私も自分自身を振り返って考え中。
とても良かった。まだ続編が出るのかな?読みたいな。
Posted by ブクログ
作家さんは高野文子さんのリスペクトした方とどこかで見て、それと、異文化をテーマにしてるということで、もう好物でした
読み応えもあり、3巻以降はブログで読めるそうなので、引き続きネットで見てみる
Posted by ブクログ
いつもの淡々とした語り口の中に今も終わりが見えないコロナとの戦い、そこからさらに浮き彫りになる人種差別などの問題。作者の住まいが火事により水浸しになるなどの災難もあり、いろいろ人生について考えさせられる一冊となった。
Posted by ブクログ
ニューヨーク生活3年分が収録されており、コロナ禍に向かっていく変化が当時のリアルタイムな感覚で描かれている。 鳥の観察やレストランの接客など日常のシーンも独自の豊かな視点で、楽しい。
Posted by ブクログ
人生は思ってもみない方向に進んだりする。でもそれだって自分で選んできたことでどうにだって行こうと思えば行けるもので。今ここはどんな状況であれ自分で決めた場所なんだ。どこにいようが何をしていようが自分は自分。何にだってなれるし何だってできる。
Posted by ブクログ
近藤さんの字が好きです。
憧れのNYに暮らしていて、コミックも読みやすいし、なんか好きなんです。
今のコロナの話も出てるし、コロナで大変ななか、住んでる建物が火事になっちゃうなんて・・・
ユリイカも買っちゃおう。
Posted by ブクログ
楽しみに予約して購入。
コロナと住居の浸水、大変な出来事がありながらもニューヨークでの日常を淡々と教えてくれる。スズメのこと、食べ物のこと、奮発して買ったコート、「もしかして差別?」と思うこと。
あと数巻は、願わくばずっと続いてほしい
Posted by ブクログ
一月初旬は「戦争か‼︎」なんて慄いていたのに 二百年前の北アメリカ大陸にはイエスズメは全くいなかったのだという 私は避難先のサンセットパークで朝顔を育てることにしたのであった いつかは来るであろう「抗えない日常の中断」について考えてしまう
Posted by ブクログ
そうだった、25年前もネズミは出た。対応が変わってないのがなんかおかしかった。スチールウール。いろいろちょっとずつ泣けてきた。弱ってるかなあ。