あらすじ
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異国で暮らす驚きや戸惑い、そして喜び…つれづれニューヨークライフ
漫画をはじめ、絵画やアニメーション、エッセイなど幅広いジャンルで活動するアーティスト・近藤聡乃。2008年の秋に単身ニューヨークへわたり、初の海外一人暮らしをスタートさせました。
エネルギッシュな大都市の中でもまれながらも、少しずつ自分の居場所を築いてきた6年間。アパートでの暮らし、恋人や友人たちとの会話、レストランやカフェのメニュー、道行く人々のファッション……書き留めておかなければ、いずれ忘れてしまうふとした日々のあれこれを、見開き2ページ、一話完結のスタイルで描きます。現在進行形のニューヨークがここに!
たんたんと、だんだんと、これが私のニューヨーク
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アート関係の仕事でニューヨークに住んでいる女性のコミックエッセイ。2ページ完結で読みやすい。自分のアメリカでの経験や思いと同じことも違うこともあり面白い。とにかくニューヨークに住んでいるのを読むだけで羨ましい。
2巻はボーイフレンドと結婚して結婚生活が描かれるらしい。続けて読みたい。
Posted by ブクログ
お気に入りの本屋さんで出会った本。
等身大のNYライフがたんたんと、かつ軽妙に綴られている。
雰囲気がとても好き。
すっかり近藤聡乃さんの本のファンになってしまった。
Posted by ブクログ
異文化を肌で感じながら、気負わす自然体で描かれるマンガが心地よい。自分も異国で11年間暮らしたので、そうだったと頷けるシーンがよく出てくる。そしてぷっと笑える!心が解放される。
Posted by ブクログ
癒される内容で楽しく読めた!
一番驚いたのはニューヨークのトイレットペーパーよ高さ!!笑
あと、ひらがなの距離感も考えたことなかった!
笑えて考えさせてくれるお話だった。
Posted by ブクログ
ニューヨークに住むことにしたアーティストのエッセイ漫画。
芸術の才能があって、ニューヨークに留学することになって、そのまま居ついてしまったら、、と現実逃避するにはもってこいです。
そして、絵がとても素敵です。緻密で繊細で、線と黒がはっきりしていて好きです。
文体も好き。
どこに住んでも、生活はつづくんだけど、やっぱり、ニューヨークって素敵だな、と思います。
Posted by ブクログ
2019.4月。
新しい場所でのひとりの生活。自分は自分だけど、新しいものだらけの中で、少しずつ皮がむけるような皮をかぶるような落ち着かない日々。ひとりだなって思う。でもその不安感がちょっと楽しくもあり。近藤さんの絵や字、感覚が好み。じわる。
Posted by ブクログ
ただそこにある日常なのかもしれないけれど、ニューヨークという異国の地での暮らしが覗けてとても楽しかった。
そもそもコミックエッセイというものを初めて読んだ。漫画よりも活字欲が満たされるし、でも本よりは疲れない感じが今の気分にとてもフィットしていて有難かった。
ニューヨークで暮らす日本人というとどうしてもギラギラでバリバリな感じ(?)を浮かべてしまうけど、
近藤さんの感覚や考えがとても馴染みやすいもので、そういうところも良かったな。
それでもやっぱり逞しいな、凄いなあとは思うけど。
踏んだことの無い場所なんて今まで気にしたこともなかったけど、私もこれから道の反対側とかをふいに歩くようになる気がする。
アメリカ人の彼との話がもっと読みたい。続きも早く買わないと。
Posted by ブクログ
ニューヨークだろうとパリだろうとインドネシアだろうとどこに住んでいても自分の生活ってきっと変わらない。だからこそ不便なことを含めて体験してみたくなる。そこで何を感じ、どんな人と出会い、何を感じるのか。それを垣間見せてくれる本。2巻、3巻と続けて読みたい!
Posted by ブクログ
ニューヨークでイラストレーター…かき物して性格してる独身女性日本人の生活ってこんな何だなーと面白かった(そのまんま)
あと、このお方とっても絵が上手い。さらっと描いてるけど。さすが。
Posted by ブクログ
本屋さんで見かけて、アメリカ人の彼氏と結婚してテキサスに移住したいと話していた後輩をなんとなく思い出して買ってみた。
結果、い、癒される〜。エッセイはもともと好きだけど私は外国にあまり興味がなかったのでこういう系は読んだことなかった。海外在住ものって流行ってる?流行ってた?よね。エッセイって結局は描く人柄が強く出るから合うかどうか、私はこういう、優しくて無意識に平等で懐が深い人のエッセイが好き。あと当たり前なのだろうがイラストがとてつもなく上手です。1本の線でススーッと描いてる感じ、新聞の4コマみたいであったかい。
後輩にもオススメしよう〜
Posted by ブクログ
外国で暮らす日本人が描いたマンガはたくさんあり、名作も多いが、これもなかなか良かった。
やっぱり現地で恋人ができると言語力は飛躍的に上がるようですね。フランスで恋人ができなかったじゃんぽーる西がフランス語が上達しなかったのは仕方がないのだ。
ニューヨークという、パリとならんでお洒落な(日本人がビビりそうな)街に住みながら、淡々としてるのもいい感じ。夜や危ない場所への外出に気を付ければ、自分も住めるんじゃないかと思ってしまう。ニューヨークにいても人は食べたり、洗濯したりし、そこに喜びも有ればめんどくささもあるのはおなじだな、と。
「生まれ育った環境は、頑固にしみついていて、忘れようとしても忘れられない。「日本とは縁が切れない」と思うから外国で暮らしていけるのかもしれない。」(P75)
画力はとても高く(美大出、画家としても活躍中らしい)、何となく高野文子に似ていて、そこにも好感を持った。
Posted by ブクログ
すっごい読みやすくて面白い。
この漫画家さんは実は初めて知ったけど、絵がとても好き。
だけどアーティスティックな作品だとちょっと怖い。
サザエさんとかみたいに(笑)手書きの文字になってて、これまた読みやすいキレイな字。こういう字とっても好き。
この作品自体が好きだな~場所もニューヨークだし。
Posted by ブクログ
在ニューヨークのアーティストである著者のエッセイ漫画。NYでの日常を一人称で語りかけてくれる。
海外にいるとある意味で感性が研ぎ澄まされるのだろうか、何気ない風景にも意味があるような気がする。
そして同じような感じ方を知ると何となく嬉しくなる。
NYという街を刺激的な街、観光地的な街として捉えるのではなく、飽くまでも生活の場として、そして、とてもいい感じの距離感で付き合い、描いている。
(いい感じの距離感が無いと、この街は疲れてしまうのだが。。。)
漫画の最後にある一言、これ斬新的だけれども、毎回クスッとしてしまう。
Posted by ブクログ
ニューヨークに住むアーティストのエッセイマンガ。
山崎まどかさんがおもしろいとツイートしてたので、読んでみたら、おもしろかった。なんというか、ニューヨーク生活を描きつつ、華やかっていうんじゃなくて、落ち着いているというか。絵がわたしにはなんとなく高野文子さんを思わせる感じで、ニューヨークっぽくない(?)地味で素朴な感じというか。
著者の恋人の話が好きで、彼が日本語勉強してて、「ふ」が鳥が飛んでるみたいでかわいいと言ったとか。
心配性な著者がそわそわしていると「心配ごとがあるんだろう? 話してごらん」って気づいてくれる(いいな!)ところとか。
Posted by ブクログ
近藤聡乃さんのニューヨーク生活を描いたエッセイ漫画。
まず近藤さんの絵が可愛い!
絵のタッチといい、表情といい、とにかく可愛い。
ニューヨークの気候や生活、文化の違いなど、この本を通じて初めて知ることもあり、近藤さんと一緒に擬似ニューヨーク生活をさせてもらっている感覚になります。
Posted by ブクログ
一話ずつが短くて読みやすかった。
海外に住まれている方の日常を描いた本が好きなので楽しかったです。
もう10年ほど前の本なので変わっていることも多いかもしれないけど、ニューヨークに行ってみたいと思った。今の日常が当たり前になるという事は、自分は変わったと思える事なんだなぁと感じた。
Posted by ブクログ
三宅香帆さんがYouTubeでおすすめしていた本。
主に文化の比較という点で描かれている。
時間の経過、変化ということ感じ方の戸惑いもあったようで、自分とは何だろと個人としての見つめ直しについても考えさせられた。
Posted by ブクログ
フランク・オーシャンが最高にクールだそうです。 この、漠然とした恐怖感は、「宇宙は何処まであるんだろう」と考えて、途中でハッと我に返った時のものに似ていた。 よし「郷に入っては郷に従え」だ_私もインチのわかる女になるぞ 勝手に褒めて勝手に貶める女 アメリカには一般的に、薄切り肉というものがないのである。 こうして、私のサンタフェのイメージは塗り替えられていったのだ。 落ち着く町、アストリア。 ガイドブックに載らないこの情報は六年ここに住んでいた意味があったように感じさせたのだった
Posted by ブクログ
作者の近藤聡乃さんのニューヨーク在住記。マンガである。
近藤聡乃さんという人を全く知らなかったのでウィキで調べると、けっこう著作も多く、また、マンガばかりではなく、アートやアニメーションでの受賞歴があったりする方、紹介も、アーティスト・イラストレーター・漫画家・アニメーション作家となっている。
全く肩に力の入っていない海外滞在記。絵も上手というか、自然体のニューヨーク暮らしによく合ったテイストのものだ。
それなりに楽しく読んだ。
Posted by ブクログ
202101/よく平積みされててずっと気になってたので3巻まとめて購入。買って正解、面白かった!個性的な絵柄もセリフ含む描き文字も見やすいし、何気ない日常の一コマなんだけど、クスっと笑えたり妙に心に刺さって我が身を振り返ったり。読み返しても飽きない。作者も作者をとりまく周囲の人達も魅力的だからだろう。