三原和人のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ数学の漫画だが、禅に通ずる真理がでてくる。
なんじゃこの漫画は。
『あるもないも確かなもんだと俺らはかんじているが、それはなんて言うか、人間のくせみたいなもんじゃないのか
どちらかだけに偏りすぎると道を外れることになりかねない
どっちかじゃなく、両方認めればいいという道がある
両方のバランスを取りつつじぶんのよいと感じるほうへ揺れ動いていく
だいたい人間そんなもんだろ
確かな答えなんてもんは実際ほとんどねぇよ
でもだからこそ人は進めるんだと言えるのかもしれねぇな』
色即是空、空即是色。
レンマの知恵なのか。
そして無限にも2パターンあることを学ぶ -
Posted by ブクログ
かなり面白くなってきた。数学って、世界を捉えるもの。それぞれ異なる世界を説明するために各分野(幾何、代数、群論、微積等)の数学が発展してきて、それらが、また、繋がっていくというのは感動すら覚える。オイラー積で、自然数と円と素数が繋がるということや、多面体や図形の法則をハジメが見つけるところや、リーマン予想での素数の間隔が物理の原子核の記述と合致するとか、興味をそそられる。
偶然で広がっている宇宙空間と、そこにある法則を音楽や、数学で見ていくということという説明が、とても良い。
トポロジーの視点は、システムで問題を捉える上でも役立ちそうだ。 -
購入済み
ますます面白くなってきた
数学という学問を通して、他人の助けをほとんど借りることなく自分自身で思索して日々の生活のなかで色んな発見をしているのがすごい。