天路ゆうつづのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
カービングの人々の信頼と敬愛を集めた春の日の祭りのアリエッティの歌う姿に、胸がいっぱいになりました!
画面から音楽が聞こえてくるようでした…
アリエッティのように真摯で生真面目で気丈だけど一歩引いちゃう人柄は、何かと割を食わされるのよね…切ないです。
でもアリエッティの担ってる目立たないけど大事な働き、見てる人はちゃんと見てるよ、とわかるクライマックス春の日の祭りがほんとに心に迫りました。
ただ神官(職務)として招聘、と婚約•婚姻(人生の選択)して迎える、の二択が歌姫側から選べない状況でごっちゃにして混乱させた元凶は辺境伯カービング卿だと思うので、
イケメン無罪の状況に若干イラっと。卿はこの先ずっとアリエッティに(と残念な巫女姫アリシアにも)謝り続けるがいいよ!と思っています( ̄▽ ̄)
次巻もとっても楽しみです! -
購入済み
面白かった
作者さん買いです。
いつもながら作者さまの会話のテンポが好きです。
デビュタント前のヒロインが大叔母のパーティーで庭園で偶然に出会った公爵と恋に落ちるお話。
溺愛大好きです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ男性恐怖症というトラウマを抱えた茉子は、家の事情からお見合いをすることに。
その相手は、キノホテルの御曹司・柊司。強面な外見とは裏腹に、驚くほど誠実で優しい彼に、茉子は少しずつ心を開いていきます。
柊司は、茉子を想うあまり常に一線を引き、無理に踏み込もうとしません。
けれど茉子はその優しさに守られるだけでなく、「本当はもっと触れてほしい」と自分の気持ちに気づいていく。
この“じれったさ”と“両想いなのに慎重すぎる距離感”が、終始たまらなく愛おしい作品でした。
物語は基本的にイチャイチャ多めで、甘くてラブラブな空気感が続きます。
ヒロインのトラウマは決して軽く扱われず、直接的な描写こそないものの、男性に関する過去の傷が丁寧に背景として描かれているため、苦手な方は少し注意が必要かもしれません。
それでも、柊司が時間をかけて茉子を癒し、心ごと包み込む姿には安心感があり、読んでいて穏やかな気持ちになれました。
柊司はとにかく一途。
学生時代から何度も茉子を助けてきた正義感の強さと、好きな人の前では不器用すぎるほど真面目なところが魅力的で、個人的には“大型犬系ヒーロー”にしか見えませんでした。
茉子の何気ない言動に一喜一憂する姿が可愛くて、犬耳と尻尾が見える気がするほどです。
茉子もまた、柊司と出会うことで少しずつ強くなっていきます。
恐怖を抱えたままでも、安心できる相手となら前に進める。
そんな希望を感じさせてくれるヒロインでした。
大きな波乱や横槍がなく、二人の気持ちの変化と距離の縮まりをじっくり描いているからこそ、満足度がとても高い一冊。
タイトル通り、柊司は最初から最後まで茉子一直線で、安心して“溺愛”を堪能できました。
じれきゅん・一途・ラブラブが好きな方には、ぜひおすすめしたい作品です。