梶永正史のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ3作目。
だんだん面白くなっていってる気がする。
できる刑事郷間彩香が、読んでいて面白い。
吉田警視監とのラブがこの後どうなっていくのかなぁって楽しみ。
今回また新たな登場人物も増えて、また次も楽しみだ。
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捜査二課特殊知能犯罪係主任の郷間彩香は、匿名の通報を受けて墨田区長の汚職疑惑を調べるうち、かつて区長が経営していた金融会社の現社長に目をつけて尾行を開始する。浅草署の刑事が追う詐欺グループや謎の青年が捜査線上に浮上するなか、隅田川でホームレスの死体が発見された。複雑に絡む人間関係と不可解な金の動き―。なかなか噛み合わない事件に“電卓女”こと郷間はどう挑む!? -
Posted by ブクログ
シリーズ1作目。
面白かった。
よく作られてるって感じ。
彩香のキャラクターも嫌いじゃない。
続きも読みたい。
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第12回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作! 警視庁の“電卓女"vs奇想天外な犯人集団
警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。32歳、独身、彼氏なし。捜査二課で贈収賄や詐欺、横領などの知能犯罪を追う彩香は、
数字に手掛かりを求めて電卓ばかり叩いているため、周囲からは“電卓女"と呼ばれている。
そんな彩香に、刑事部長から特命が下った。――「渋谷で銀行立てこもり事件が発生している。
至急現場に向かい、指揮をとってくれ」。犯人から、現場の指揮および交渉役 -
購入済み
早く続編を!
登場人物がみんな魅力的でした。味方だと思っていたのに実は敵だったり、敵の敵が味方になったりするので、善良そうな人が出てきても「コイツも実は悪いやつか??」と深読みしてしまいました。その複雑さが面白かったです。そしてまだまだ戦いは終わらない…早く続きをください~!
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Posted by ブクログ
郷間彩香、シリーズ第四弾。
そして、郷間班最後のシリーズ。
いきなり最初から、警視庁を去っていく郷間の姿から始まる...
いったい何があったのか?
初めは、新宿署のある警部の不正を確認する調査であった。
しかし、ある暴力団幹部の刺殺体が発見され、その不正警部も姿を消した。
やがて、調査を続けるうちに見えてきたのは、見えない談合グループの巨大な闇であった。
そして、その先にあったのは、なんと官房長官まで...
それぞれのキャラクターがはっきりしており、読みやすいですね。
さすがに、官房長官や総理まで出てきたのは、少し無理筋かも(笑)
最後のエピローグにて、各位のその後が描かれるのは、面白 -
Posted by ブクログ
バリ島の爆破テロで恋人を亡くした元自衛官の豊川は、たった一人でテロ組織を壊滅させた。帰国後無気力になりホームレスになっていたが、ティーチャーと名乗る謎の情報提供者から、壊滅させた組織の背後に日本占領を目論む「浸透計画」と言う中国の秘密組織があると判明する。組織の陰謀を阻止する為、再び立ち上がる…
亡くなった恋人の姉・朱梨が妹の死を悼み組織の人間でありながら少しずつ豊川のサポートをしていくのが中々良いコンビでした。
誰が味方で誰が敵なのかハラハラでしたが、味方の大ボスがまさかの人で驚きました。
まだ物語は序章のような終わり方だったので、シリーズ化希望です。