梶永正史のレビュー一覧

  • トラブルメーカー 警視庁捜査二課・郷間班

    Posted by ブクログ

    4.3
    面白かった。
    シリーズのサイドストーリー的なものでした。
    郷間班に加入する前の出来事とか、加入するきっかけとか。メンバーのもろもろが詰まっていて楽しく読めました。
    最後のオチは微妙でしたけど、次回作に繋がる示唆なのか、どうなのか?

    0
    2020年07月16日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

    Posted by ブクログ

    このミス大賞の受賞作だし、ミステリに分類したが...
    ミステリ成分は濃いめにあるにしろ、読後感は
    あまり「ミステリ読んだ」という印象ではない(^ ^;
    警察が舞台の「お仕事小説」っぽい感じかな(^ ^;

    物語のほとんどは、ダイナマイトを持った犯人が
    人質を取って銀行に立てこもっている場面。
    それを、現場で陣頭指揮するチームと、
    何やら悪巧みをしてそうな「警察のお偉いさん」と、
    全然犯罪者っぽくない「立てこもり犯」&人質の、
    それぞれの思惑を交錯させながら進んでいく。

    事件発生当初からぷんぷんと匂ってくる
    「ただの銀行強盗ではないな」感(^ ^;
    色んな立場の様々な人の思惑が交叉して...

    0
    2020年07月08日
  • トラブルメーカー 警視庁捜査二課・郷間班

    Posted by ブクログ

    黒い噂のつきまとう組織犯罪対策部の秋山は、指定暴力団・舎人組の内通者を疑われ、怒りのあまり上司を殴り飛ばしてしまう。部署内で孤立するなか、出会い系サイトの詐欺について、二課の郷間彩香から相談を持ちかけられて―(「警部補・秋山の場合」)。四人のはぐれ者が捜査の過程で女性刑事と関わり、警察官としての矜持を見つめ直していく。

    0
    2020年04月30日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

    Posted by ブクログ

    警視庁捜査二課郷間彩香シリーズの第一作。何だろうな、このB級感は?でも、主人公の赤裸々な思いや感情が表現されていて、なんだか親しみが持てる。主人公、結構いい人柄なのだ。反目していた後藤のことも、ちゃんと見直して、通じ合いを持つしね。かかわる人たちと仲良くなっちゃうんだよね。
    銀行での立て籠り事件自体は、いろいろはてながあるけど、まあいいか。韓国のことが出てくるのも唐突感があるけどね。でもまあ、読んでいて面白かった。

    0
    2020年03月20日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

    Posted by ブクログ

    複数の犯罪が絡んだ複雑な構成で、シリーズの中では一番面白かった。郷間刑事の特徴である計数感覚と強引な暴走癖は少し影を潜めていますが、その分チームリーダーとしての采配により一体感が出てきたところに成長を感じました。
    吉田警視監のなんとも言えない緩い存在感も程よいアクセントになっています。

    0
    2019年08月15日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角

    Posted by ブクログ

    知能犯ものとして、非常に良くできている作品だと思います。
    企業の体質、会社員としての悩み、警察機構の組織的な壁を越える刑事の誇り、しっかり考えられた事件の全体像、たくさんの魅力的なキャラクターなど。
    次作も楽しみです。

    0
    2019年06月23日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

    Posted by ブクログ

    警察庁から郷間班に来た捜査協力の依頼。新宿署の利根警部に暴力団から金銭を受け取っている疑いがあるため、調査してほしいという。利根と接触していた御坂組の黒川は、三日前に刺殺体で発見されており、同時に利根も姿を消していた。果たして利根が犯人なのか。郷間と班員たちは秘密裏に調査を開始するが、越権捜査の末、郷間は謹慎を命じられてしまう―。郷間彩香、最後の事件!?

    0
    2019年01月10日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

    Posted by ブクログ

    郷間彩香のデビュー作。
    かなり練られた構想が、とてもスリリング。
    電卓女と自ら言うが、半マロとも言われる。
    タイトスカート、ハイヒール。
    刑事と思えないスタイルの美形刑事。
    父親の刑事魂をひきつぐ。
    「血の通ったコミュニケーションが全てをかえる」
    野呂は、父親と一緒に仕事をして、啓発を受けている。
    吉田という警視正の登場。不思議なキャラクターの造形。
    警察官というイメージやキャリアというイメージに程遠い。
    長官が、直々に対応して、指揮を下す。
    ふーむ。ありなさそうなのがいいのかもしれない。

    後藤という男が面白いが、郷間彩香のツッコミが、足りない。
    やはり、秋山刑事みたいなおっさんが、際立たせ

    0
    2018年11月03日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

    Posted by ブクログ

    郷間彩香の同僚で年上のやっさんこと秋山。
    この男に対する 郷間彩香のつぶやきが実に新鮮。
    また、秋山の持つ独特な存在が、ピリリとしている。
    理性や思い込みを排除した動物的な処理能力の秋山。
    セクハラと自覚しないセクハラ男。
    そして、愛することを愛している吉田。
    なんとも言えない 間合いと警察の中では、えらいそうだ。
    吉田は、ハイブリッドセオリー 雑理論。
    原因と結果がある。事件捜査は、結果から原因を探る。
    自分にとって都合のいい結果が期待できる要素を優先して取り入れる。
    つまり、確証バイアスによって、原因と結果が見えなくなる。
    本当の動機とは何かを見つけ出す必要がある。

    見渡してカモがいなけ

    0
    2018年10月03日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

    Posted by ブクログ

    捜査二課特殊知能犯罪係主任の郷間彩香は、匿名の通報を受けて墨田区長の汚職疑惑を調べるうち、かつて区長が経営していた金融会社の現社長に目をつけて尾行を開始する。浅草署の刑事が追う詐欺グループや謎の青年が捜査線上に浮上するなか、隅田川でホームレスの死体が発見された。複雑に絡む人間関係と不可解な金の動きー。なかなか噛み合わない事件に“電卓女”こと郷間はどう挑む!?

    0
    2018年11月09日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

    Posted by ブクログ

    郷間彩香シリーズ第4弾。こういうグイグイいく女は嫌いだったはずなのに、なぜか憎めないのは何故なのか?支えている周りの人たちがいいからかなぁ。吉田さん、秋山さんは良いねぇ。このシリーズまだ続くよね?

    0
    2018年06月09日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

    Posted by ブクログ

    設定された事件が巨大かつ巧みすぎて、物語が硬直してしまった感じ。そしてその解決は、ややもすると強引なものになってしまっている印象です。
    これでシリーズ終了なのかな。ギリギリ続けられる余地は残してる気もするけど。

    0
    2018年06月05日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

    Posted by ブクログ

    ストーリー展開の速さ、登場人物の特徴付けの上手さ、奇抜なストーリーに惹き付けられる。一気に読めるエンターテイメント小説。秘密結社のくだりはあまりいただけないがあっと言わせるどんでん返しに感嘆。

    0
    2017年07月24日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

    Posted by ブクログ

    面白かった。第一弾、二弾、三弾とより面白くなっている。主人公の恋愛模様もいいアクセントになっている。

    0
    2017年09月08日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

    Posted by ブクログ

    郷間さん、だんだんさえてきてますね。1作目より2作目、2作目より3作目イイ味でてます。吉田さんとの進展はこれからあるのでしょうか?次を期待してしまいます。

    0
    2017年04月14日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角

    Posted by ブクログ

    郷間彩香シリーズの第2弾。前作よりも面白かった。郷間主任と個性的な部下達いいです。次作も楽しみです。

    0
    2017年04月08日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

    Posted by ブクログ

    いわゆる劇場型サギを描いています。当然犯罪なんだけど、何て言うかこう知略を尽くしたこういうサギは、痛快な感じがありますね。
    郷間班はいいチームになってきましたね。

    0
    2017年02月10日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

    Posted by ブクログ

    ストーリもミステリ要素も綿密でとても面白い。そちらが際立つせいかキャラの影が薄い気が。次作で主人公の魅力が存分に語られれば、文句なしのシリーズになると思う。
    あらすじ(背表紙より)
    警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。三十二歳、独身、彼氏なし。贈収賄や詐欺などの知能犯罪を追う彩香は、数字に手掛かりを求めて電卓ばかり叩いているため“電卓女”と呼ばれている。そんな彩香に刑事部長から特命が下った。渋谷で発生した銀行立てこもり事件の指揮をとれというのだ。犯人が現場の指揮と交渉役を彩香に任命するよう名指ししたという。彩香は困惑しながら臨場するが…。

    0
    2016年12月18日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角

    Posted by ブクログ

    ちょっとしたほころびから、1つずつ事実を積み重ねていく。地味になりがちな展開ですが、あの手この手で読者を飽きさせず最期まで引っぱっていってくれます。特に1/3を過ぎたあたりから俄然おもしろくなっていき、その後はもう一気読み状態でした。
    第3弾も決まっているようなので、楽しみです。

    0
    2016年09月11日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

    Posted by ブクログ

    女性刑事か活躍する警察モノには何故かハズレが少ない気がする。
    美人だけど年齢と仕事の疲れがやや外見に現れているのを気にしているところの可愛さと、仕事上の気の強さに惹かれてしまうのは男の性か。

    0
    2016年05月22日