梶永正史のレビュー一覧

  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

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    郷間彩香シリーズ第一作。主人公・郷間彩香は32歳、独身、彼氏なし。捜査ニ課での仕事ぶりが不明で、電卓女のイメージが無い。警察庁長官まで出てきて、話がデカいなー。ギャグをはさみながら話が進み、まじめな警察小説とはちょっと違う。

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    2022年05月17日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

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    2013年のこのミス大賞受賞作。以後シリーズ化されて5作出ているが、先に3作目を読んでまあまあ面白かったので読んでみる。電卓女と云う設定が先に読んだ作品でもそうだったが、全く生かされてないようで残念。漫画っぽい内容で、それはそれで悪くない。2016年に松下奈緒と鈴木亮平で2時間ドラマ化されたそうで、それは見てみたい

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    2022年04月11日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

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     普段は警視庁捜査二課で知能犯を相手に、主に数字を武器に仕事をしている郷間彩香、32歳独身。しかし彩香はある日突然、上司でもあり父親代わりでもある野呂に新世界銀行渋谷支店で起こった立てこもり事件の特命指揮官に任命され、捜査の指揮をとらなければならなくなってしまう。

     なぜ突然犯人が彩香を指名したのか、犯人が求めていることは一体何なのかがミソになっており、読み終えると意外に警察組織の闇やら政治やら重たいテーマを扱っていたのだなぁと思うが、物語は一貫して軽い印象。現実離れしすぎてる?せっかく“電卓女”なんて設定もあるのに、数字も全然使われないし。ユーモアのセンスが合わないのか、笑いどこなんだろな

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    2022年03月24日
  • 産業医・渋谷雅治の事件カルテ シークレットノート

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    主人公が産業医というのは、初めて読みました。現実でも起こり得ると思えて怖くなってしまいましたね。 しかし、渋谷雅治先生と補佐役の筒塩友紀さんのやりとりが好きなので続編読んでみたいです。

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    2022年02月27日
  • 産業医・渋谷雅治の事件カルテ シークレットノート

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    産業医として、電機部品関係の会社と契約していた渋谷は、さがみ野駅で電車に飛び込んで自殺した営業部員の自殺の理由について、会社から調べるように依頼される。いわゆる上司によるパワハラ、違法な残業などの有無を調べるだけかと思いきや、自殺した営業部員にはパワハラもなく、残業もなく、自殺した理由が分からないでいた。
    しかし、会社は遺族に早々に見舞金を支払うことを決定し、さらに真実を探ろうとする渋谷との契約を突然打ち切ることに。
    自殺した社員の直属の上司と、副社長との対立の中に自殺の真実があると探る渋谷。
    契約を打ち切られた後も、個人的に死の真実に向き合おうとする。
    もう少し軽いノリのお仕事小説ぐらいの気

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    2021年07月18日
  • 潔癖刑事 仮面の哄笑

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    12月-20。3.0点。
    田島慎吾シリーズ。ある大きい公園で、ライフル乱射事件。警官一人が射殺され、犯人を射殺した別の警官は辞職。
    田島慎吾らが特命で捜査するが。。

    スピード感あり、まあまあ面白い。田島慎吾のプライベートにも少しの変化が。

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    2020年12月22日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

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    私服を肥さない官製談合は悪なのか?という難しいテーマに挑む郷間班。
    職を掛けて暴走する彩香と、それをサポートする不思議な警察官僚 吉田の連携で談合事件は一応決着するものの、進展の鍵になった2回の面談は現実にはあり得ないだろうし、発端となった殺人事件は未解決だし、なんかスッキリしない終わり方だった。
    いろんな人の好意でせっかく首が繋がったのだから、シリーズを終わりにせずに彼らの想いを無駄にしない活躍を描いて欲しい。

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    2020年12月13日
  • ストロボライト ×1捜査官・青山愛梨

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    7月-28。3.0点。
    青山愛梨シリーズ第二弾。
    佃島で殺人が。目撃者は高齢者で認知症状が。
    元義父が指導役になり、解決目指す。

    前作の精神科医も登場。この三人でシリーズを回していくのかな。精神科医の発言が少しまどろっこしいが、サラッと読める。

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    2020年08月03日
  • アナザー・マインド ×1捜査官・青山愛梨

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    7月-3。3.0点。
    バツイチの捜査一課女刑事。元夫の父親とコンビを組む。
    精神科医がクリニックで殺害される。
    自首してきたのは警察官。米国帰りの精神科医が捜査協力を申し出て。。。

    スピード感有り。思ったより複雑な事件だが、結構面白かった。次作も期待。

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    2020年07月03日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

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    「様々な談合組織、企業を吸収しながら進化し、あらゆる公共事業を横断的に取りまとめる、裏の情報システム」に立ち向かう郷間班。相手は巨大で、地道な捜査はなかなか歯が立たず、結局はトップ同士のやり取りみたいな感じで決着を着けてしまう。まあ、この辺り大いに不満だ。郷間と周りの人間たちのやり取りは、相変わらず面白いんだけどね。まあ、おまけで★3か。

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    2020年04月05日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

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    捜査二課特殊知能犯罪係の郷間彩香が主人公だが、係のメンバーが個性豊か。秋山なんか、こんな刑事あり得んでしょうというぐらい、くだけちっているよなあ。彩香と秋山のやりとりなど、ほとんど大阪漫才のノリだ。面白いんだけど、やれやれというところもねえ。ちょっと下品だし。意外と、もう一冊もう一冊と読んでしまうかも。
    詐欺の手口やトリックなどは、それなりに考えてあって、これまた面白いんだけど調子よすぎるところもある。なんちゅうか、B級の面白さって感じかな。

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    2020年03月18日
  • 殺意の証 警視庁捜査一課・田島慎吾

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    9月-14。3.0点。
    潔癖刑事田島、第二弾。
    女性の連続殺人、遺体のそばにはキャラクターのグッズが。
    また参事官から、本流とは違う捜査を命じられる田島。
    相棒の恵美の様子もおかしく、、、

    さらりと読める。ひねりがあって、面白かった。

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    2019年09月24日
  • 銃の啼き声 潔癖刑事・田島慎吾

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    9月-9。3.0点。
    潔癖症の刑事。コンビを組むのは帰国子女でズケズケものを言う女性刑事。
    自衛官が交通事故で死亡。上司の管理官が疑問を持ち、本筋とは違う調査を命じる。背後には大きな問題が。

    サラッと読める。シリーズものにするようだ。
    次作にも期待。

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    2019年09月17日
  • 銃の啼き声 潔癖刑事・田島慎吾

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    他のレーベルでも刑事ものをたくさん書いている作家のようだが、初めて読む。

    殺人事件から外され、自衛官の交通事故死を捜査することになった警視庁の田島と新人女性刑事・毛利。防犯カメラに写っていた自衛官・石倉に朝霞駐屯地で事情を聴いていたところ、警務官の松井に退出させられた。そして田島は上司から「朝霞には近づくな」と忠告される。独自の捜査を続ける田島らにより、事故被害者と石倉がPKOで中央スーダンに派遣されていたことが判明。事故の背景に何が?怒涛の展開が続く鮮烈な警察小説誕生!

    講談社ノベルスで二年前に出た「パトリオットの引き金」の改題らしい。ドラマの「相棒」を意識しているのは明らかである。「

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    2019年06月01日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ガバナンスの死角

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    捜査二課特殊知能犯罪係主任を拝命した郷間彩香。しかし、新設されたばかりの郷間班は、課をあげて追いかけている大手商社・亜秀商事の贈収賄事件を担当させてもらえない。「事件に大きいも小さいもない」と息巻く彩香は、亜秀商事の役員・峯の約十万円の横領容疑を追いはじめるが、峯と関係していた新田という男が不審死を遂げていたことから、大型贈収賄事件の端縮をつかんでいく―。

    事件よりも彩香の恋の親展が気になったわ。

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    2019年01月30日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 パンドーラ

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    シリーズ第4弾。そして郷間シリーズ最終話。
    前作ぐらいから、本来の捜査二課として活躍する郷間の姿が描かれるようになったが、前作から2年経過。その間にも、着々と成果を挙げていた郷間たちに、新宿署の刑事が暴力団から違法にお金を受け取っているらしいと、警察庁より特命での捜査依頼が入る。
    この件は簡単に解決し、早々に撤退するように指示される郷間だったが、独自で捜査を進めるうちに、巨大な談合組織の存在を突き止める。
    捜査二課全体の成果が落ち込む中に舞い込んだ巨大な敵に、立ち向かおうとする郷間だったが、様々な邪魔が入り、捜査だけでなく、刑事の資格も奪われそうになるが…
    官公事業における入札の仕組みなどを理

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    2019年01月05日
  • 組織犯罪対策課 白鷹雨音

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    鷹の目という設定は面白くなりそうなのに、作品のボリュームが不足しているためか全体的に物足りない。
    もう少ししっかりした作品を書ける人のはずなのに、、、

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    2018年12月15日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

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    シリーズ第3弾。
    現職の区長の汚職を疑う匿名の電話から、郷間たちはある金融会社の調査を試みる。
    現実性があまりないことから、本格的な捜査は保留となるが、匿名の電話をかけてきた人物が水死体で発見されることから、事件に巻き込まれていく郷間班のメンバーたち。
    殺人事件、詐欺、カジノ賭博など結構盛沢山な内容。
    捜査一課や所轄など複雑に絡みあう事件。
    果たして、その中から郷間が導き出した事件の真相とは?
    今作は詐欺事件も絡んでいるところから、郷間の「電卓女」の本領が発揮される。第3弾にして、やっとか…と言う思いもあるが、このシリーズの面白さにたどり着いた感じも。
    もともと4作で完結するようなので、読み出

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    2018年11月29日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官

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    第12回『このミステリーがすごい!』大賞の大賞受賞作。
    郷間綾香シリーズ 第1弾

    プロローグ
    第一章 事件を把握するための猥雑な交渉
    第二章 騒動を決するための狡猾な計画
    第三章 真相を暴くための面倒な手続き
    エピローグ

    警視庁捜査二課に所属する警部補・郷間綾香は、父も警察官で、女性ながら懸命に努力し、昇進して詐欺や横領を取り扱う二課の主任代理を務める。

    そんなある日、郷間は渋谷で発生した銀行強盗事件の指揮官に駆り出される。

    犯人は元警察官で、銀行と政治家との癒着を追っていて、上からの圧力に潰され、警察を去った人間であった。

    警察庁から派遣されたキャリアの吉田や、

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    2018年11月18日
  • 警視庁捜査二課・郷間彩香 ハイブリッド・セオリー

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    警視庁捜査二課特殊知能犯罪係主任の郷間 彩香警部補を中心としたストーリー、第三弾。

    郷間班は、それぞれ個性的な面々で、特に『やっさん』と言われる秋山とは、良いコンビ。
    随所に現れる彼女の心の声も、クスッとなります。

    今回、墨田区長の汚職疑惑を調べるうち、詐欺グループなど、様々な面々の登場で、真相は闇の中へ。
    更に、殺人事件もからみ、物語は、いかなる展開を見せるのか?

    最後の、登場人物のその後のシーンは、まるで映画のようですね。

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    2018年10月23日