ストロボライト ×1捜査官・青山愛梨

梶永正史

中央区佃一丁目で男性の遺体が発見された。捜査一課・青山愛梨は、月島署の捜査本部に合流。そこで、元義理の父・吉澤警部とまたコンビを組まされることに！？唯一の目撃者・成田幸雄は「レビー小体型認知症」を患っており、人相を描き起こすことはできたが、実際に見た人物とは限らないという……。「司法心理士」になるためにアメリカから戻ってきた精神科医・渋谷雅治とともに、人間の心の闇と複雑に絡みあう事件を捜査する、書き下ろし警察小説。シリーズ第二弾！

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 角川春樹事務所
• 掲載誌・レーベル: ハルキ文庫
• ページ数: 296ページ
• 電子版発売日: 2021年03月15日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

7月-28。3.0点。
青山愛梨シリーズ第二弾。
佃島で殺人が。目撃者は高齢者で認知症状が。
元義父が指導役になり、解決目指す。

前作の精神科医も登場。この三人でシリーズを回していくのかな。精神科医の発言が少しまどろっこしいが、サラッと読める。

[ブクログ · ★★★☆☆]

事件の目撃者が『レビー小体型認知症』を患っている設定に現実性が乏しい印象。真犯人の記憶障害を中心に話を展開していった方がよりリアリティがあったと思う。
愛梨と渋谷の関係は予想通りの展開になっているが、恋愛ネタに関しては郷間シリーズのように曖昧な感じで入れていくのは勘弁願いたい。
今シリーズの1作目の展開が結構好きだったので若干残念な感じであった。