いとうひろしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
落ち葉の小人のような生き物たちが、本物の落ち葉で表現されている。
【ママ評価】★★★★★
本物の落ち葉を切り貼りして表現されているのがとても素敵。
ただ落ち葉を並べているのではなくて、独特な模様だったり落ち葉の小人のような生き物の表情だったり、とても細かい。
落ち葉の色が全て茶色だけど、茶色にもいろいろあるのが面白い。
ちょっと怖いような顔の落ち葉たちが、けらけらかさかさ動いているような躍動感が感じられる。
落ち葉の美しさや面白さに気づかされる絵本。
なんなら大人の方が感動しそう。
【息子評価】★★★
集中して聞いてくれたけど反応はイマイチ。
母が読みたがったからお付き合いしてくれた感じ。
「これ落ち葉っていう枯れた本物の葉っぱでできてるんだよ」と母が言っても、ふーん感がすごかった。
もう少し成長しないと、このすごさと美しさは伝わらないんだろうな。
息子が成長したらもう一度読んで、一緒に落ち葉アートを作ってみたい。
3歳1ヶ月 -
Posted by ブクログ
ルラルさんがおじいさんにもらった釣り竿。
一緒に釣りに行く約束をしていたけれど、おじいさんは天国へ行ってしまった。
そんな釣り竿を庭でふっていると…。
【ママ評価】★★★★
安定のルラルさんシリーズ4冊目。
だいたいパターンはわかってきたけど毎回新しく楽しく読める。
ルラルさんシリーズの絵本では絶妙に共感できるテーマが描かれている。
今回は「楽しみをとっておく」というテーマだと感じたけど、幼い子どもにはちょっと難しめ。
今楽しいことをやりたい、今美味しいものを食べたい…今を生きる幼い子にはなかなか難しい感情な気がする。
動物の仲間たちとルラルさんのバランスがちょうど良いと改めて感じた。
【息子評価】★★★★★
ストーリーの展開・結末に「いやだ」と言っていた。
息子としてはこの終わり方は嫌だったらしく、泣きそうなほど抗議していた。
初めての反応になんだか成長を感じた。
イヤイヤ期やら赤ちゃん返りやら…最近いろいろ反発したかったり自分の思い通りになってほしいお年頃なのかもしれないけど。
これまで絵本をじっと聞いていることが多かった息子が、「こうなってほしい」という強い自分の意志が持ったことはすごい。
ちゃんとストーリーもわかるようになってきたんだなあ。
その後、ストーリーに不満はあるものの何度も読みたがっていた。
絵本自体は気に入ったらしい。
この絵本をキッカケに魚と釣り竿を工作して、家で初めての釣りを楽しんでみた。
釣りも気に入ったらしい。
良いキッカケをくれた絵本に感謝。
3歳1ヶ月 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの1つの具体例のお話から、どういった抽象的な結論を持ってくるのかは、人によってかなり変わってくることと思います。
一人ひとりの性格と言うふうに言ってしまえば、簡単なような気もしますが、最後にカニは猿の耳から離れていってしまいます。カニは、猿が気にしなくなったなと思って離れていたわけでは無いはずです。タコもそうですし、きっと蛇もそうでしょう。では、悪い癖を持っていると言う比喩でもない気がします。癖は、気にして直そうとしないと治らないと思います。
最後に離れていくのですから、外見の話でもないのだなぁと思います。
別にこのおさるはいじめられていたわけではありません。ただこのおさる本人が気にして嫌だなぁと思っていただけです。と思うと、仲間外れにされる話でもないような気がします。
私は、このカニは、一瞬おさるに取り付いた、「ぼくって、みんなと違う考え方なのかな…」という不安な思いなのかなと思います。ちらっと意見を言ってみたら、えーなんかそれ違うんじゃないおかしいんじゃない、と言うふうに言われてしまう経験、それをカニと言うふうに表現しておられるのではと感じました。
みんなに自分の考え方を広めようとしたりしたこともあったけれど、でもなかなか広まらなくて。でも、ぼくも人と違う考え方を持ってていいんだ、としっくり心に馴染んだ時、カニという不安は離れていくんでしょうね。