あらすじ
好評「おさる」シリーズ第2弾!南の島にすむおさるの少年は、友だちも家族もみんなおさる。ある日、カニが耳をはさんではなれなくなりました。自分だけみんなとちがうなんて、いやですが……※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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Posted by ブクログ
おじいちゃんのおじいちゃんは頭にへびがくっついて、おじいちゃんはしっぽにたこがついて、こどものさるは耳にカニがついて、みんなおんなじだったのが不思議だった。
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おさるが降りかかった異変をおじいちゃん達と共有して楽になるという部分に注目したい。自分と同じような存在がいるということは意外と心の助けになるしそんな悩みが良くなるのはそれ自体を忘れていた頃なのだ。全く関係ないがカニやヘビとくっついてしまい合体する妄想部分が色々のバリエーション豊かで楽しい。また他の猿達にも他の生き物がくっついたのでは?という主人公の妄想が描かれる一連の部分も好き。
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子供の猿がえーっと耳に根性がある 金が挟まれちゃって それでえっと 蟹であります みんなにもくっつけてもうちは全然 根性のない国ですぐ違う場所に行っちゃって えっとそのおじいちゃんも話をしてくれたらそのおじいちゃんも タコにスイス 変えちゃったらしく 同じことをしたら同じだった のおじいちゃんも同じ
そのさるだけ ちょびっとかわいそうだなと思った。
2024/05/30 小1
Posted by ブクログ
この1つの具体例のお話から、どういった抽象的な結論を持ってくるのかは、人によってかなり変わってくることと思います。
一人ひとりの性格と言うふうに言ってしまえば、簡単なような気もしますが、最後にカニは猿の耳から離れていってしまいます。カニは、猿が気にしなくなったなと思って離れていたわけでは無いはずです。タコもそうですし、きっと蛇もそうでしょう。では、悪い癖を持っていると言う比喩でもない気がします。癖は、気にして直そうとしないと治らないと思います。
最後に離れていくのですから、外見の話でもないのだなぁと思います。
別にこのおさるはいじめられていたわけではありません。ただこのおさる本人が気にして嫌だなぁと思っていただけです。と思うと、仲間外れにされる話でもないような気がします。
私は、このカニは、一瞬おさるに取り付いた、「ぼくって、みんなと違う考え方なのかな…」という不安な思いなのかなと思います。ちらっと意見を言ってみたら、えーなんかそれ違うんじゃないおかしいんじゃない、と言うふうに言われてしまう経験、それをカニと言うふうに表現しておられるのではと感じました。
みんなに自分の考え方を広めようとしたりしたこともあったけれど、でもなかなか広まらなくて。でも、ぼくも人と違う考え方を持ってていいんだ、としっくり心に馴染んだ時、カニという不安は離れていくんでしょうね。
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「あさ、お日さまといっしょにめをさまし、
まず、おしっこをします。」
という文がとてもおもしろかったです。
あと、
「ところがある日、かにがぼくのみみをはさみました。
そのかには、とてもごうじょうもので、
いつまでたってもぼくのみみをはなしません。
いたくないので、ほっとくことにしました。」
の文がもっとおもしろかったです。
わたしだったら、かににみみをはさまれたら、
かにをほうきでとります。
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***↓1年生の頃書いた感想文***
「もしもあなたが このおはなしの
おさるになっちゃったらどうする?」
あたまにへびがまきつくから、
おさるではなくてよかったです。
おすすめ度★★★★★
おさるがかわいいからです。
***↓2年生になって書いた感想文。***
「あさ、お日さまといっしょにめをさまし、
まず、おしっこをします。」
という文がとてもおもしろかったです。
あと、
「ところがある日、かにがぼくのみみをはさみました。
そのかには、とてもごうじょうもので、
いつまでたってもぼくのみみをはなしません。
いたくないので、ほっとくことにしました。」
の文がもっとおもしろかったです。
わたしだったら、かににみみをはさまれたら、
かにをほうきでとります。
Posted by ブクログ
おさるはおさる、こちらも「おさるのまいにち」と同様かなと油断してたら、おやおやちょっと発達心理学的なお話になったぞ。集団生活を送るおさるが他のおさるとの違いに気づき困惑し、みんなと同じであろうとするが違いがますます目立つ結果になって悩む。でもおとうさんもおじいちゃんもそのおじいちゃんもまったく同じ経験をしていたことを知り、ほかと違うという悩みもいつのまにかなくなってしまったよということを聞く。もしかしたらほかのおさるも、ひそかに違うところがあって、ひそかに悩んでいたのかもしれない。しかし違うということへの引け目悩みというのは日本人ならではの感覚なのかどうか、世界的にもよくあることなのかどうか知りたいと感じた。国によっては「カニ付きの特別な自分」を誇るお国柄もあるかもしれない。
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「おさるはおさる」〈おさるシリーズ〉
いとうひろし 作・絵
下の子が大好きだったシリーズの一つです。
(私も大好きシリーズです。笑)
おさるがカニに耳をはさまれます。
「いたくないのでほっとくことにしました。」
ぼくはカニみみザルになってしまう、、、。
、、、
タコみみザルになったことのあるおじいちゃん。
、、、。笑
愉快なお話と丁寧なことばに、ほっこりします。
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いとうひろしさんのお勧め本。
〈ルラルさんシリーズ〉
愉しい絵本です。ルラルさんに癒されます。
「ルラルさんのだいくしごと」などなど。
〈うみがめのおじいさん (講談社の創作絵本)〉
おさるシリーズにでてくるうみがめのおじいさんのお話です。こころが温かくなります。
他にも、楽しい児童書・絵本がありますよ〜
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5歳8ヶ月
日本人にありがちな「人と違うことが気になる」ということを書いた本?
なかなか深いな〜と思いながら親は読んでいたが子どもには伝わっていなさそうだが、「読んで〜」と言ってきたのでそれなりに気に入ったかな?
Posted by ブクログ
人と違うということ、それが気になった時にはどんな風にすればいいのかっていうことが分かります。難しくなく、お説教くさくなく、小さな子でも読みやすいです。挿絵もお話しと合っています。
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おさるシリーズ。
みんなといっしょに、まいにちのんびり過ごしているおさる。ある日、ぼくの耳を、強情なカニがはさんで離れなくなっちゃった。みんな同じだったのに、ぼくだけかにみみざるになった気がします。みんなには、カニはついたりしないのに。そこへおじいちゃんがやってきて・・。
みんなと違うところがあっても、悪くはない。自分は自分。
背が高いとか低いとか、メガネだとか、太ってるとか気にする子に薦めてあげたい。