トーマス・フリードマンのレビュー一覧

  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

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    遅刻してきた人間に対して、一人で考える時間を与えられたので、ありがとうなど普通は言えない。また駐車場の警備員からもらったメッセージカードに対して、アクションを取ろうとも思えない。変わった人だが、だからこそ面白い話が読めそうだと思った。著者はニューヨークタイムズのコラムニストであり、ジャーナリストだ。時事問題への守備範囲も広く、アンテナの感度も高いというわけだ。

    上下巻あるが、上巻は主にテクノロジーの加速度的進化について。ティッピングポイントは、iPhoneが登場したりと話題豊富な2007年であったと当時を回想する。私も2007年を思い出し、まだ世の中が新参者にも可能性が残されていた当時に思い

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    2024年05月06日
  • 未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来

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    色んな視点があって面白い。
    現代社会を憂えている点では一緒。
    個人的には、フリードマン、グレーバー、ブレグマン、ショーンベルガーの思想にかなり共感を覚えた。それぞれの著書を読んで、より詳しく勉強しようと思う。

    以下、個人的なメモ(ネタバレ?)

    ポール・クルーグマン
    富の集中は防がなければならない。
    資本主義による経済不平等をどこまで是正するか。政治の話。

    トーマス・フリードマン
    「Average is Over」格差拡大で、平均的では不十分で、常に平均以上になることを志向しなければならない。
    「creativity,collaboration,comunity,coding」が必須スキル

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    2020年02月03日
  • 未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来

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    面白くて一気に読んでしまった。
    当世きっての論客七人を少しずつ楽しめるとは、贅沢な。と思って後書きみたら、一部はNewsPicksでの連載記事だったようで、なるほど納得。うまいわけだ。
    あくまでもエッセンスでしかないので、それぞれの著書をしっかり読み込みたい。

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    2020年01月18日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(下) 常識が通じない時代の生き方

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    フリードマンが「フラット化する世界」を著したのは2005年。世界はフラット化しつつも、まだiPhoneもfacebookもない時代だった。

    今では、とてつもないスピードで生活、環境が変化し、人々は立ち止まり考えるヒマもなく、予定を詰め込み、スマホで写真を取りアップすることに忙しい。しかし、環境破壊は臨界点を越えつつあり、多様性とレジリエンスは劣化し、世界は分断化の方向へ向かう。それでも変化のスピードは加速度を増し、AI、バイオテクノロジーが更なる激変をもたらす。

    それでも。とフリードマンは言う。立ち止まって考えよう。新しい時代に適応するため、学び続けよう。まだ我々には多様性を受け入れ、人々

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    2019年07月06日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

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    フリードマンが「フラット化する世界」を著したのは2005年。世界はフラット化しつつも、まだiPhoneもfacebookもない時代だった。

    今では、とてつもないスピードで生活、環境が変化し、人々は立ち止まり考えるヒマもなく、予定を詰め込み、スマホで写真を取りアップすることに忙しい。しかし、環境破壊は臨界点を越えつつあり、多様性とレジリエンスは劣化し、世界は分断化の方向へ向かう。それでも変化のスピードは加速度を増し、AI、バイオテクノロジーが更なる激変をもたらす。

    それでも。とフリードマンは言う。立ち止まって考えよう。新しい時代に適応するため、学び続けよう。まだ我々には多様性を受け入れ、人々

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    2019年07月06日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

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    世界はフラット化し、更に2007年に起きたスーパーノヴァと呼ぶべきテクノロジーの指数関数的進化によって、適応能力を越えた変化が起きた。並みでもそこそこの暮らしができた時代は終わり、常に新たな対応を続けないとついていけない。健全な若者を育てるコミュニティの力、新時代への適切な対応で維持できる。

    スーパーノヴァの破壊力。人類の今の立ち位置が移行期であること。コミュニティが重要なこと。コミュニティのあり方も、ベストプラクティスを学べること。人間として根をもっているからこそ、を感じました。

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    2019年06月12日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

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    オピニオンライティングとは、自身の価値観をもとに世の中の仕組みについて仮説を持って書くこと
    ・その仮説は、現実の人々が与えてくれた刺激と情報に基づいていること

    クラウドは複雑さのコストをなくす
    ・スーパーノバ
    加速する世界を乗りこなすには、自分が世界よりも早く動くことが必要
    デジタルディバイドを越えたいま、モチベーションディバイドが生まれた

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    2019年03月21日
  • 遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方

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    トーマス・フリードマン氏には、フラット化する世界で胸を射抜かれてから、所謂ファンだ。ニューヨークタイムスのコラムも以来読んできた。本書は氏の集大成かつ真骨頂という内容。早過ぎる時代の変化を、楽観的な調子を貫き、科学技術へのリスペクトをふんだんな事例で織り込んで、全網羅的に展開している。刺激的だ。下巻に進もう。

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    2018年09月21日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(下)

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    世界のフラット化がどういうものであり、自分たち個人にどう影響するかが丁寧に書かれていた。書かれて10年近く経ってる今、WIRED読み慣れてたら特に、そんな時代なことに驚きは特にないけど。

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    2014年05月22日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(中)

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    上巻に同じく、情勢に敏感な人なら気づいている状況だが、色々と取材しており面白い。グローバリゼーション批判に対してここまで擁護の立場を明確にしているのも(いささか極端ではあるけど)、現実感のない学者とは一線を画していて面白い。

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    2014年05月17日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    タイトルを見て?
    と思うけど、読み進むうちに、これ以外のタイトルは無いと合点のいく本。

    概念や切り口の面白さはさることながら、
    具体例を展開しながら進んでいくこの構成が素敵。
    まだ中・下があるけれど、読み進むのが楽しみ><

    若い読書家にはもちろん、
    むしろ40代以降の方々に、こんな世の中の動きも進んでるんよ。
    と知っていただくべく勧めたい一冊。

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    2013年05月28日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    レポート課題につき。

    しかしこれは楽しかった。
    がんがん読み進められるような軽い軽い軽い文体ですが、それなりに知っておいて損はない情報(といってもすでに古くなりつつあるのだろう)が満載されていますね。

    細かな話はとにかく、ITバブルが海底ケーブルの敷設と、その崩壊がケーブル利用料金の暴落をもたらしたとか、
    同時代を生きていて知っているべきだったことだけど、
    当時パソコンもろくにさわっていなかったただの受験生はあまり知らなかった事情、とか。もちろん、そのもたらしたインドの発展とか。

    楽しいです。大学の頃(いまもだけどさ。。。)に読んでおくべきだったなー(ベストセラーだったらしいわけだしね・

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    2012年12月30日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    グローバル化についての本。
    諸IT技術の為世界の競技場はフラットになった。
    日本人が中国、インド人などと対等に闘わなければならなくなったのだ。
    父の時代と明らかに違う世界に生きている事を気付かせてくれる名著。

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    2012年07月15日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(中)

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    今まで考えもしなかったような仕事がどんどん生まれる。進化するってそういう事だよね。それにしても・・・。

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    2012年02月20日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    最初に出版されたのが2005年。今から7年前。最近のフリーエージェントブームを見ると、まさかここまでと驚く。英語で書かれた文章を日本訳した本って読みにくいな。っていうか読むのが苦手。何とかならないのか。

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    2012年02月20日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    会社で「読んでおくべき」と言われ購読。
    読みやすくて、面白かった。
    人種も、どこにいても関係ない。この数年で個人が世界と直接関われる環境が整っていく様子が俯瞰されている。
    怖いくらいの流れだな、と思う。

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    2012年02月19日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    【読書その9】以前からずっと読んでみたいと思ったトーマス・フリードマンの著書。
    「フラット化」とは、ITを通じた新しい通信テクノロジーとソフトウェアにより地球上のあらゆる場所にいる人との共同作業が可能になる猛烈な変化を指している。
    その例がインドのITアウトソーシング事業。いまやインドは、欧米をはじめ、世界各国の世界最大のアウトソーシング受け入れ国。現在、インドだけではなく、東南アジア各国、ブラジル、アルゼンチン等へもアウトソーシングが進んでいるという。
    大航海時代には、地球は平らであるとか、色々な説があった。しかし、「地球は丸い」という事実が科学的に明らかになり、世界は衝撃を受けた。その世界

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    2012年02月06日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(下)

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    上、中と読み続けてきていよいよ最後の下巻。

    今回は、多くを、フラットではない世界を描いたものだった。
    テロリズムの世界などが同じような技術を異なる方向に利用していることの分析も情報収集量の多さと論理展開の強固さに読み入ってしまった。

    様々な技術の進展や政治・経済の変化、そして発想・創造により、先進国ではない多くの国や地域でも、さらには、普通の市民でもビジネスの世界での重要なプレイヤーになることができることをずっと語られていた。
    この巻ではフラットではない世界についても課題も挙げられているが、そのような世界への不安を残しつつも、世界はもっとフラットになっていくのだと思う。

    上中下巻を通して

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    2011年11月13日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(中)

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    今の日本、会社、そして自分自身がおかれている状況を深く考えさせられる内容だった。

    この世界を生きていくために必要なバリューは何なのか。世界中の国々や人々が得ようとしているスキルは何なのか。

    基礎的な学力(特に数学、語学)をしっかりと身につけて、良く本を読み、常に努力し続け、自分や会社や国の成長を考えるような人になる必要があると感じた。

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    2011年10月16日
  • フラット化する世界 経済の大転換と人間の未来〔普及版〕(上)

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    まだ、上巻のため、通しでの感想ではない。
    気になったのは、ビジネス(のみならずなのかもしれないが。)において、地域・人種・どこの国の人なのかに限らず、等しく、戦う・鎬を削る世界になってきており、そうやって本当にビジネスに接している人が多くいるのだということ。
    今の職種や職場がゆるいだなんて決して思っていないし、世界をも意識して(かなり嘘くさい・・)働いているつもりではあるが、この本で描かれている世界とは程遠いようだ。

    これまでも多くのビジネス関連の書籍で、”フラット化”を意識せられてきたが、やはり本家のパワーは圧倒的であった。
    中巻、下巻が楽しみ。
    (ただ、長くて読むのが大変。ちょっと違うの

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    2011年09月24日