馬田隆明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ馬田氏による本。実装のためのヒントを期待して読書。
メモ
・インパクトからはじめよ
・未来を作るための手法、ヒント。実装
・デジタル技術が広がるにつれて事業と政治が近接しつつある
・社会への実装から社会との実装へ
・なぜ社会実装は重要か。さまざまな人がエンパワーメントされるから
・アナログでも十分にスマートな社会がじつげんされていると、デジタル効率化が進みづらい。
・新技術によって薄く広く得をする層と、狭く深く損をする提供者の存在。
・経路依存性。小さな出来事やスタート地点、偶然が結果に大きな影響を持ち、積み重ねでバランスの取れる点へと収束する。
・成功する社会実装の四原則
インパクトとそ -
Posted by ブクログ
著者の馬田隆明氏は、日本マイクロソフトでスタートアップの支援を行っていた人で、現在は東京大学で学生にスタートアップのレクチャーをしている。
33歳で本書を出版していることに驚く。
内容は、スタートアップではないビジネスマンにも通じるものが多く含まれている。
イノベーションが社会を変える時代である。そして、イノベーションはスタートアップから生まれることが多い。
つまり、スタートアップに必要な思考は、イノベーションを起こすための思考である。
しかし、私たちも規模や次元の違いがあれど、仕事面で何かしらの革新を求められている。また、革新を起こしたいと思っている。
私が印象深かったのは本書冒頭の次の3点 -
Posted by ブクログ
ネタバレスタートアップに必要な一見「逆説的」な思考法を「アイデア」「戦略」「プロダクト」「運」に分け解説した本。
以下所感。
・機械によって仕事が奪われる社会においては、起業という創造的な仕事の市場価値高まる。
「アイデア」に関して
まとめると... 一見不合理だが、真実であることで勝負せよ。
・不合理の方が合理的
・難しい課題の方が簡単
・本当に良いアイデアは、言葉にできても、理解されにくい
・技術が先にある。技術で解決できる「問い」に気づくことが大事。
・VCは、ホームラン狙い。つまり、スタートアップはホームラン狙いのビジネスの方が投資を受けやすい。
・「Why」と「Why now」
・起業 -
Posted by ブクログ
◆解像度の高さとは?
「深さ」「広さ」「構造」「時間」の4つの視点
・深さ : 原因や要因、方法を細かく具体的に掘り下げること
・広さ : 考慮する原因や要因、アプローチの多様性を確保すること
・構造 : 「深さ」や「広さ」の視点で見えてきた要素を、意味のある形で分け、要素間の関係性やそれぞれの相対的な重要性を把握すること
・時間 : 経時変化や因果関係、物事のプロセスや流れを捉えること
◆ 解像度を上げるための基本姿勢
「まず行動する」「粘り強く取り組む」「型を意識する」
◆ 解決策が課題を完璧以上に解決していたとしても、課題の大きさ以上の価値は生まれないのです。
◆良い課題の3条件