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大きく考え、小さ踏み出せ。 失敗も成果につなげる試行錯誤のための羅針盤。 12万部超え(電子込み)のベストセラー 『解像度を上げる』の著者、最新刊! 起業や新規事業、質的に違う仕事を成功させるには? スタートアップ支援から見えてきた、 インパクトと実現可能性の両立を可能にする 適切な一歩の踏み出し方とプロセスの全体像。 そんなことできっこない、スケールが小さい、とはもう言わせない。
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Posted by ブクログ
『解像度を上げる』の馬田さんの著書でタイトルが「思考」ではなく「行動」なところがポイントになっている。「マップ・ループ・リープ」の3つの主軸に説明や例示がわかりやすく、検証や失敗に対する考え方や自分で問いやイシューを設定する重要さ、VIBESな評価軸、リスクにおける影響度と確信度での捉え方、批判と批...続きを読む評について、自分で主体的に仮説を作るプロセスに関わることと意識して重要な問題に取り組むこと、などなどメモの多い一冊だった。
【星:5.0】 内容が頭に強く残ったわけではないのだが、良い本だったという感覚が残る不思議な感じである。 タイトルのとおり、「仮説」をテーマとしているが。巷にある思考法メインの本とは異なり、「仮説」を使って「行動」することの重要性を説いている。 あくまで私の理解だが、まず「仮説を立てる」という「...続きを読む行動」を起こす、そして「仮説を検証する」という行動を起こす、その中で仮説を強化した上で「仮説を実行する」という行動を起こし仮説を実現する、といった形で、あくまで「行動」するための強力なツールとしての「仮説」の重要性を説いているのだと受け止めた。
前著『解像度を上げる』がとても良い本でしたので、こちらも読んでみました。ビジネスや仕事は、「評論家」「批評家」では価値が無く、アウトカムを出して初めて価値があります。 その価値をいかにして出すかが難しいところであり、また、多くの人が抱えている悩みどころでもあるわけです。その問いに対し、著者は「仮説...続きを読むを建て(マップ)、行動によって得た学習よる修正を繰り返し(ループ)、最後は決断して実行することによって(リープ)成功を得ることができる」と説きます。 ------ この本は前著同様、とても多くの気づきを与えてくれる本となりました。実践方法もさることながら、「仮説を行動によって検証していく」「仮説を正解にする」「理想があって初めて課題が見える」「影響度やスケールの大きい大胆な仮説を最初から作っておく」といった言葉も好きですね。これらは詳しい説明とともに提示されており、腹落ち感も大きいです。 密度が濃く読み進めるのにエネルギーが必要な本であるにもかかわらず、納得感は高く、良い本に出合えたとかんじています。ただ、読み進めていくうちに抜け落ちているところもあるかもしれませんので、血肉にするため、加えて、実践のため、年に1回は再読したいと思います。
インプット過多傾向のため、先に記録… 「その通りだよな〜」というのが素直な感想。確かに仮説を立てたのちに行動をしなくては変わらない。本を読んで行動することも同じである。いくらたくさんのビジネス書を読んだとしても、実際に使ってみなければ意味がない。 ここ数年意識していることはインプットとアウトプットの...続きを読むバランスである。アウトプット過多になると、何か想定外の事象が起きた時に行き詰まる。何か上司の話がわからない時は、目の前のことに囚われて、知識が不足していることも多い。そんな場合はインプットの時間を意識してとる。理解できない背景の多くはインプット不足だと思っているから。 一方で最近はインプット過多になってる。仕事が少し落ち着いていて、できる限り積んでいた仕事関係の本を読もうと思っているのだが、どうしても進まない。おそらくアウトプットしたりないからだと思う。ここに文章を残したり、オンラインホワイトボードに次に向けたアイディアを溜めたり、インプット重視なタイミングであっても、自分なりに工夫してアウトプット時間を設けることを続けていきたい。 この仮説行動の本は、自分の日常生活でも繋がってくる。運動不足の原因、なぜ習慣化は難しいのか、どんな方法であれば自分でも運動を続けられるのか、仮説を立てて行動を繰り返していく必要がある。低コストで始めて、ハマればさらに投資をするというのはビジネスの考え方でも同じだろう。 最近の自分の悩みに立ち返り、日常から仮説行動思考をアウトプットする癖をつけていきたい。 読み終わって改めて思うのは、実は仮説に基づいて行動していたはずなのに、言語化できていなかったこと。さらに言語化できていなかったからこそ、仮説が深まらず、行動に移せるサイズに落とし込めていなかったことである。 自分の中に大志はある。20代の10年で検証できた仮説はあり、30代は新しい仮説に向かっている、気がする。今見ている仮説はまだまだ荒い。だからもっと仮説を細かく砕いて、躊躇なく行動をしていきたいと思った。
最上位にある仮説を明確にし、その下に価値仮説、市場仮説、戦略仮説をつくり、why so やso what で組み立てる。先に課題の仮説マップをつくり、その後に解決策の仮説マップを作成。課題とは理想と現実のギャップである。仮説の影響度と確信度を考える。
仮説思考→仮説行動 行動重視 失敗しないための仮説 成功するための仮説 仮説のよしあしの定量化 →影響度、確信度 仮説には必ず検証がつきまとう →検証には必ず検証方法があるはず 行動 →学術のため or 業績のため →やいばを研ぐか、木を切るか アイデアも意見も示唆も洞察も全て&qu...続きを読むot;仮説" マップ→ループ→リープ 仮説マップを作る 仮説マップの弱いところを考える 足りない部分に対して仮説を作る 検証と修正を繰り返す 仮説行動=マップ、ループ、リープをASAPで行うこと★ リープ=実行を決断すること。仮説を正解にする努力をすること 仮説=エビデンス×推論 新仮説=仮説×推論 ※新仮説の制度は、仮説よりも低くなる →風が吹けば桶屋が儲かる →良い仮説はエビデンスと推論双方が質の高いものになってないといけない →推論のための思考力はもちろん、質よいエビデンス確保のために注意、資源を振らないといけない 鶏肉を焼くと白くなるのに、牛肉は茶色くなるのはなぜ?→疑問 牛肉を焼くと茶色くなるのはタンパク質のせいではないだろうか→問い 問いから仮説 ・これが課題、解決策といいきる ・探索から検証のフェーズにはいる 「本当の失敗は失敗から学ばないこと」 作業仮説:暫定的、弱い、開始点、身内に止める クレーム:最終的な主張、強い、他人に伝える 仮説に対する 補強的思考 → 特定の仮説を補強する考え方 探究的仮説 →正しい仮説を探す考え方 後者は異なる考えを集め、反証を試みる 前者だけ→フィルターバブル、陰謀論者、カルトリーダー MVP 機能的 かつ 信頼できる かつ 使いやすい かつ 感情に訴える 仮説の検証→売れるか、身銭を切ってもらえるかがいちばんのサイン 勝利条件と撤退条件をあらかじめ決めておく 仮説の束→理論 ビジネスにおける理論=ビジネスモデル=仮説の束 価値仮説、市場仮説、製品仮説、戦略仮説、ビジネスモデル仮説、ファイナンス仮説、組織仮説、採用仮説、、 課題仮説→検証結果→解決策仮説→検証結果→論点 課題の定義、これ自体が仮説 ・理想や目標なくしては課題は決まらない ・課題には必ず時間軸がある 完璧なインプットをしてからアウトプットではなく アウトプットが詰まってきたらインプットに戻る 検証手段 検算からプロトタイプ作成と様々 かかる時間=検証コスト できるだけ短期間で検証を 手を動かすタスクか、頭を動かすタスクかわける クールヘッド、ウォームハート 冷静な頭脳、熱い心 経済学者 アルフレッドマーシャル 仮説ループの中でのモチベ維持も課題 →ネガティブケイパビリティ 仮説には ・影響度 ・確信度 でひょうかできさらに ・リスク という軸がある リスクへの対処: アフォーダブルロス 許容可能ロス リスクを十分とってないなら、その決断は遅い アップサイド、ダウンサイド 野望=影響度の大きな仮説 成功するための仮説 失敗しないための仮説
変化の激しい時代において、効率的に試行錯誤するための仮説設定と行動指針を理論的かつ体系的にまとめた良書。やや教科書っぽさはあるが図も豊富で分かりやすく、仮説プロセスを学ぶスタンダード本になりそうな予感。 なお、練りに練った仮説を元に行動すべきかどうかは、「賭け」らしい。うーん、前の章まではかなり論...続きを読む理的だっただけに、後半が精神論なのはやや残念。せめて「(1-最終仮説の信頼度) * 投資額」のような期待値評価が欲しかった。
「解像度を上げる」で知った著書による作品。 仮説行動。とのタイトルだが、「新規事業開発の要諦」を纏めたような内容。 自分自身、ただいまこの領域・課題と格闘しており、道しるべとなる、有益な一冊となりました。 - 多くの人は仮説の検証を嫌い、避けがちです。なぜなら、検証して自分の間違いに気づくとそ...続きを読むれを失敗だと認識してイヤな気持ちになるから。 - 一方、検証によってより正しい答えに行き着くためのヒントを貰うことができれば、「将来の自分自身」をより良くすることができる。大勢の人が検証を避けるのであれば、検証を行う癖をつけるだけで、一歩先んじることができる。 - 仮説行動は一度で完結する行為ではなく、検証を繰り返して何度も失敗しながら進むプロセス。失敗することをデフォルトと考えた方が良いでしょう。失敗は成功に至るための過程。 - 良いエビデンスがなければ、良い仮説に至ることはできない。質の高いエビデンスを得ることに対して十分な注意と資源を割くべき。エビデンス×推論=仮説。 - お金を払う、時間を使う、誰かを紹介するといった相手の身銭を切るようなお願いをすることで、その人の言葉や行動が本物かどうかの検証が可能。仮説に対して十分なストレステストを課すことが大切。 - 筋の良い仮説の評価軸の例:VIBES(バイブス) Verifable&Viable:検証可能かつ実行可能(確信度が高い) Interesting:興味深い Bold:大胆(影響度が大きい) Ethical:倫理的 Sharp:シャープに書けている - 方向性が合っていることを信じられて、10%程度でも勝率が見えてきたら、そして自分の人生の数年を賭けても良いと思える仮説であれば、道筋がそれほど見えていなくても、その仮説に賭けてみるのです。狭き道を歩み続ける。
【この本のテーマ】 ビジネスにおける「仮説」の思考法と、仮説を「思考」だけに終わらせず「行動」に移し成果を上げるためのノウハウを授ける。 【概要】 全体は4部構成で、仮説行動とは何かということと良い仮説を作るための思考法や検証方法について、仮説行動のプロセスとして著者が提唱する3つのステップ「マッ...続きを読むプ」「ループ」「リープ」を解説。 第1部「仮設行動を理解する」、第2部「仮説を強くする」、第3部「仮説を現実にする」、第4部「大胆な未来を実現する」 【印象に残ったポイント】 仮説を作るのは、自分が望む未来を現実のものにするため。 良い仮説を作るためには、良いエビデンスと良い推論の両方が必要。エビデンスとは、データだけではない。行動することでより質の高いエビデンスを得ることができる。顧客や専門界へインタビューしたり、自ら現場に足を運んでみたりすることで、誰も持っていないエビデンスを自ら作ることができる。 仮説の検証では、さまざまな認知バイアスを意識した上で、自分自身の考えを補強するのではなく、自分は間違っているかもしれないという認識に立つ。新たに学びを得るための検証。極端な例として、陰謀論はその仮説を補強する情報ばかりを集めてしまい危険。 仮説を評価・判断する「評価軸」を持つことが重要。良い仮説かどうかを判断するための2つの軸、「影響度」と「確信度」。影響度は、仮説がどの程度学びや業績に影響をもたらすか、確信度は、仮説がどの程度確からしいか。通常は影響度と確信度の両方を高くすることは困難でトレードオフの関係にある場合が多いが、そこで諦めずに両方が高い部分を探す。 より大きな課題に挑むには、「影響度の大きさ」が重要。100点満点のテストで90点を取るよりも、1万点満点のテストで9%とれれば900点の結果が出せる。 【気づき】 この本の目玉とも言える「マップ」「ループ」「リープ」という3つのプロセスはシンプルでわかりやすく、自分がどの位置にいるのか、次はどうするべきかといった指針になると思う。 ただ一方で、仮説構築から検証、意思決定まで幅広く網羅・整理されているのはいいのだが、そのノウハウがやや多すぎる部分もありお腹いっぱいと感じることが多々あった。たとえば「影響度の大きい仮説を導くためのコツ」(P.302〜)は大小合わせて20個以上はあり、とてもじゃないが覚えていられない。前著「解像度を上げる」がとても良かっただけに、今回は雑多な印象を受けたのが残念な点。 最後に、当然だが、行動から得られる学びは実際にやってみないと得られないため、この本からの学びを少しでも実践して身につけ、自身の成長に結びつけていきたい。
コンサル色が強いというか、型としては間違いないけれど、全部やってたら時間がなくなる、という印象を持ちました。 長く考えるより小さく動く。個人にささることに賭ける。
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仮説行動――マップ・ループ・リープで学びを最大化し、大胆な未来を実現する
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馬田隆明
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