馬田隆明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
■要約
分からないところが分かっているかが重要。
分からない部分をハッキリ言えるかどうか。
言えないなら、その謎を解き明かしていくことが必要。
それも理解していない上で解決策を出すのは時期尚早。
解像度を上げるには、ロジックツリーが有効的。
・深さ
・広さ
・構造
・時間
この4つの視点で整理するとよい。
基本的には深さが足りないので、まずここから始めると良い。
解像度は行動なくして上がらない。
高い解像度には、情報と思考と行動の組み合わせで至る。
■感想
刺さった。今の自分に必要なロジック。
これをビジネスではなく自分の棚卸しに利用するけど、自分を深掘りできていなかったし、構造化して話すことでできていなかった。
なのでロジックツリー作って、人にも理解してもらえるよう整理する。
これが今の自分。そして将来の自分だって。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大先輩に今の私に響くんじゃない?と紹介されて読んだ。今年一番の良書かもしれない!
読み進めるほど、デジタル技術と社会の関係性、その広がり方の全体像が鮮明になった。
著者はデジタル技術の普及にはいくつかの重要な局面があると整理。
まず、技術が規制領域に踏み込むとき。業法は既存産業の形態と深く結びついており、その背景や制定理由を理解しなければ、真に有効なハックや政策提言はできない。次に、技術そのものが規制対象になるフェーズ。さらに、技術が国際政治と密接に関わるようになり、最後に、業界再編を促すことで業法のアップデートが必要となり、そこで政治的プロセスが不可欠になるという流れ。
↑このあたりは分けて考えられるように覚えておく。
また、Stripeの話は印象的だった。かつては決済機能の導入は複雑だったが、Stripeの登場でどんなサービスにも簡単に組み込めるようになった。同じように、これからは後払い、融資、保険といった機能が実装され、あらゆる企業がFintech化していく(もうFintechという言葉さえいらない)未来が来ると書かれてた。その前提でサービスも考えて行ったほうがいいんだろうな。
また、BTOGやBTOPの台頭によって、民間企業にも社会貢献が強く求められる時代が到来している。これに伴い、企業価値の評価方法も変化しつつあると強調されていた。これからは単に「課題を解決する」や「問いに答える」だけでは不十分で、優れた理想を設定し、その理想と現実のギャップを埋める取り組みこそが大きなインパクトを生む。今の法律ってなんでこうなってるんだっけ?を歴史的背景から理解しつつ、理想と法律のギャップは政治を巻き込んで変革していく動きが必要。
「ビジネスで社会を変える」よりも「社会を変えることで新しいビジネスを生み出す」という発想が正しいとのこと。技術導入や規制改革は単なる効率化ではなく、社会構造そのものを前進させるための起点になるというアプローチを政治に対して行っていく必要がある。
読み終えて、自分の中でも「理想を先に掲げ、その到達のために技術と制度を組み合わせていく」姿勢の重要さを改めて感じた。
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Posted by ブクログ
前著『解像度を上げる』がとても良い本でしたので、こちらも読んでみました。ビジネスや仕事は、「評論家」「批評家」では価値が無く、アウトカムを出して初めて価値があります。
その価値をいかにして出すかが難しいところであり、また、多くの人が抱えている悩みどころでもあるわけです。その問いに対し、著者は「仮説を建て(マップ)、行動によって得た学習よる修正を繰り返し(ループ)、最後は決断して実行することによって(リープ)成功を得ることができる」と説きます。
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この本は前著同様、とても多くの気づきを与えてくれる本となりました。実践方法もさることながら、「仮説を行動によって検証していく」「仮説を正解にする」「理想があって初めて課題が見える」「影響度やスケールの大きい大胆な仮説を最初から作っておく」といった言葉も好きですね。これらは詳しい説明とともに提示されており、腹落ち感も大きいです。
密度が濃く読み進めるのにエネルギーが必要な本であるにもかかわらず、納得感は高く、良い本に出合えたとかんじています。ただ、読み進めていくうちに抜け落ちているところもあるかもしれませんので、血肉にするため、加えて、実践のため、年に1回は再読したいと思います。 -
Posted by ブクログ
インプット過多傾向のため、先に記録…
「その通りだよな〜」というのが素直な感想。確かに仮説を立てたのちに行動をしなくては変わらない。本を読んで行動することも同じである。いくらたくさんのビジネス書を読んだとしても、実際に使ってみなければ意味がない。
ここ数年意識していることはインプットとアウトプットのバランスである。アウトプット過多になると、何か想定外の事象が起きた時に行き詰まる。何か上司の話がわからない時は、目の前のことに囚われて、知識が不足していることも多い。そんな場合はインプットの時間を意識してとる。理解できない背景の多くはインプット不足だと思っているから。
一方で最近はインプット過多になってる。仕事が少し落ち着いていて、できる限り積んでいた仕事関係の本を読もうと思っているのだが、どうしても進まない。おそらくアウトプットしたりないからだと思う。ここに文章を残したり、オンラインホワイトボードに次に向けたアイディアを溜めたり、インプット重視なタイミングであっても、自分なりに工夫してアウトプット時間を設けることを続けていきたい。
この仮説行動の本は、自分の日常生活でも繋がってくる。運動不足の原因、なぜ習慣化は難しいのか、どんな方法であれば自分でも運動を続けられるのか、仮説を立てて行動を繰り返していく必要がある。低コストで始めて、ハマればさらに投資をするというのはビジネスの考え方でも同じだろう。
最近の自分の悩みに立ち返り、日常から仮説行動思考をアウトプットする癖をつけていきたい。
読み終わって改めて思うのは、実は仮説に基づいて行動していたはずなのに、言語化できていなかったこと。さらに言語化できていなかったからこそ、仮説が深まらず、行動に移せるサイズに落とし込めていなかったことである。
自分の中に大志はある。20代の10年で検証できた仮説はあり、30代は新しい仮説に向かっている、気がする。今見ている仮説はまだまだ荒い。だからもっと仮説を細かく砕いて、躊躇なく行動をしていきたいと思った。 -
Posted by ブクログ
仮説思考→仮説行動
行動重視
失敗しないための仮説 成功するための仮説
仮説のよしあしの定量化
→影響度、確信度
仮説には必ず検証がつきまとう
→検証には必ず検証方法があるはず
行動
→学術のため or 業績のため
→やいばを研ぐか、木を切るか
アイデアも意見も示唆も洞察も全て"仮説"
マップ→ループ→リープ
仮説マップを作る
仮説マップの弱いところを考える
足りない部分に対して仮説を作る
検証と修正を繰り返す
仮説行動=マップ、ループ、リープをASAPで行うこと★
リープ=実行を決断すること。仮説を正解にする努力をすること
仮説=エビデンス×推論
新仮説=仮説×推論
※新仮説の制度は、仮説よりも低くなる
→風が吹けば桶屋が儲かる
→良い仮説はエビデンスと推論双方が質の高いものになってないといけない
→推論のための思考力はもちろん、質よいエビデンス確保のために注意、資源を振らないといけない
鶏肉を焼くと白くなるのに、牛肉は茶色くなるのはなぜ?→疑問
牛肉を焼くと茶色くなるのはタンパク質のせいではないだろうか→問い
問いから仮説
・これが課題、解決策といいきる
・探索から検証のフェーズにはいる
「本当の失敗は失敗から学ばないこと」
作業仮説:暫定的、弱い、開始点、身内に止める
クレーム:最終的な主張、強い、他人に伝える
仮説に対する
補強的思考 → 特定の仮説を補強する考え方
探究的仮説 →正しい仮説を探す考え方
後者は異なる考えを集め、反証を試みる
前者だけ→フィルターバブル、陰謀論者、カルトリーダー
MVP
機能的 かつ
信頼できる かつ
使いやすい かつ
感情に訴える
仮説の検証→売れるか、身銭を切ってもらえるかがいちばんのサイン
勝利条件と撤退条件をあらかじめ決めておく
仮説の束→理論
ビジネスにおける理論=ビジネスモデル=仮説の束
価値仮説、市場仮説、製品仮説、戦略仮説、ビジネスモデル仮説、ファイナンス仮説、組織仮説、採用仮説、、
課題仮説→検証結果→解決策仮説→検証結果→論点
課題の定義、これ自体が仮説
・理想や目標なくしては課題は決まらない
・課題には必ず時間軸がある
完璧なインプットをしてからアウトプットではなく
アウトプットが詰まってきたらインプットに戻る
検証手段
検算からプロトタイプ作成と様々
かかる時間=検証コスト
できるだけ短期間で検証を
手を動かすタスクか、頭を動かすタスクかわける
クールヘッド、ウォームハート
冷静な頭脳、熱い心
経済学者 アルフレッドマーシャル
仮説ループの中でのモチベ維持も課題
→ネガティブケイパビリティ
仮説には
・影響度
・確信度
でひょうかできさらに
・リスク
という軸がある
リスクへの対処:
アフォーダブルロス
許容可能ロス
リスクを十分とってないなら、その決断は遅い
アップサイド、ダウンサイド
野望=影響度の大きな仮説
成功するための仮説
失敗しないための仮説 -
Posted by ブクログ
テクノロジーの社会実装の方法論は、企業の研究者が新規技術を提案、開発、導入する際にも役立つと感じた。
特にセンスメイキングの章が役立ちそう。現状のセンスメイキングとインパクトのセンスメイキングにより課題のセンスメイキングを行い、それから、解決策とテクノロジーのセンスメイキングを行う。人によって現状の認識は大きく異なるため、現状のセンスメイキングも必須であるということが新たな気付きだった。
センスメイキングの手法としてナラティブ、リフレーミング、参加型の取り組みが印象に残った。特に「リフレーミング」について、風営法の改正を、ダンスクラブの営業時間緩和から、夜の経済圏によるインバウンド需要の取り込みにリフレーミングしたことで賛同者を集めたという事例が印象的だった。ほかに「参加型の取り組み」で述べられていた「他人の行動を変えたければ、その人に対して主体感やコントロール感を与えるべき」という主張は、コーチングの分野でも聞いたことがあったため印象に残った。 -
Posted by ブクログ
やばすぎる。スタートアップにおける考え方や思考法などが非常にまとまって書いてあり、読みやすく、出典も明確で非常に良書。
本書にも情熱は行動した後に生まれるし、スタートアップについて勉強するのではなく、最短はまずスタートアップをやってみること、といわれているのだが、同時に、減らせる失敗は減らしながら、ランダム性を楽しむべし、とも書いてあり、つまり本書を読んで全体的な理解を深めることは非常に重要。
特に重要書籍(ブラックスワン・ゼロトゥワンなどなど)からの参照が効果的にされており、それぞれを読み込まなくても、一旦概要を抑えられるとい言う意味にでもすばらしい。
さらに言えば、読みやすく1日で読めるので、コスパも最高。
スタートアップにおける書籍だが、実際にはこの考え方はほとんどのビジネスや、生活、キャリアなどいろんなことに応用が可能な,非常に汎用的な知識だと思う。 -
Posted by ブクログ
テクノロジーの社会実装ではなく、テクノロジーが生み出す新しい社会、すなわち未来の実装という視点。
体系立って整理されていてわかりやすい。
◯背景と必要性
・大きなトレンドとして、今はデジタル技術のデプロイメント(展開)期
・テクノロジーによって、業種がアンバンドリング、リバンドリングされる。全てにデジタル技術を前提とした業界構造が変化する。
・業法の改正が必要であり、政治との接点が出る。
・社会貢献と営利活動、規模が同時実現できる。
・ロジカルシンキング、仮説思考、デザイン思考(問題解決)から、イシュー思考、アート思考(問いの立て方)が求められ、インパクト思考(良い問い)につながる。
・インパクトと政治との関わりで、ソーシャルセクターのアプローチを逆輸入する。
・ゼロイチの社会起業と、1から10への規模拡大の政策起業が必要
◯「社会の形」も同時に変わっていかなければ、その技術のポテンシャルを活かすことはできない
cf.蒸気機関から電気の社会実装
◯成熟社会における社会実装の課題
・課題の量が少ない
・理想の提示が難しい
・技術への信頼が、メリット・デメリット両面
・ニーズの多様性が高い
・新システムから得られる便益が比較的小さい
・新システムで損をする関係者が多い
・制度の変更が困難 ☆経路依存性
◯社会実装の4つの原則と1つの前提
1最終的なインパクトと、そこに至る道筋を示している
2想定されるリスクに対処している
3規則などのガバナンスを適切に変えている
4関係者のセンスメイキングを行なっている
+デマンドがある
×SISP: Solution in search of a problem
×「単一」かつ「最新」の技術で解決できる問題を探しがち
<インパクト>
・「長期的な」成果に目を向けることで、短期的な費用便益のバランスの合わなさを補填できる
・理想がなければ、課題もない。理想に当たるのがインパクト
・目指すインパクトに辿り着く道筋=ロジックモデル
◯ロジックモデル
・インプット/リソース:投入する資源(資金、人材、知財、技術、文化等)
・アクティビティ:プロセスや事象、行動
・アウトプット/実装:製品やサービス等
・アウトカム:製品やサービスによる個人や環境の変化・効果
・インパクト:成果がもたらす社会的な変化や効果
<リスク>
◯リスク分類
1リスク:
有害事象の発生結果の知識定まっている/発生確率の知識定まっている
2不確実性:
有害事象の発生結果の知識定まっている/発生確率の知識定まっていない
3他義性:
有害事象の発生結果の知識定まっていない/発生確率の知識定まっている
4無知:
有害事象の発生結果の知識定まっていない/発生確率の知識定まっていない
◯ASARP:as soon as reasonably practicable
<ガバナンス>
◯ガバナンスの定義:
関係者や関係するモノの相互作用を通して、法律(制度)や社会規範、市場、アーキテクチャなどを形成・変化させることで、効率・公正・安定的に社会や経済を治めようとするプロセス全般のこと
◯ガバメントからガバナンスへ
・グローバリゼーション、小さな政府、市民参加、不確実性の高まり、ガバナンス対象の広がりが背景
◯法律(制度)とビジネス
・健康診断制度と内視鏡技術市場の成長
◯アーキテクチャ
・ソフトウェア・インターネットの登場でより活用されるようになる
・ナッジ
<センスメイキング>
①アイデンティティに関わる
②回顧的である
③有意味な環境をイナクト(制定)する
④社会的である
⑤進行中である
⑥手がかりが焦点となる
⑦正確性よりももっともらしさ
・正確性よりも当人にとってのもっともらしさが重要
・決して誰かが一方的に与えるものではなく、関係者と一緒に共同構築していく
→徐々にその方向を一致させていく意味付けのプロセス
◯解決策とテクノロジーのセンスメイキング:解決策の導入によるアウトカムから説明を始める
◯ナラティブ・アプローチ
・行動変容を促す:ポジティブが有効
・現状維持を促す:ネガティブが有効
◯リフレーミング
例)ダンスクラブの規制緩和
× 風営法改正(だけの議論)
◯ナイトタイムエコノミーをどうするか
◯プロトタイプ
◯オーバーコミュニケーション
<社会実装のツーキット>