【感想・ネタバレ】逆説のスタートアップ思考のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年09月03日

タイトルの"逆説"とは、正攻法から考えず、よくある失敗から考えるという思考のことを指している。

筆者は、MicrosoftでVSのプロダクトマネージャー経験あり。今は東大産学協創推進本部。

本書の目的は、スタートアップという領域で、反直観的な事柄や逆説的な言説が起こる背景を説...続きを読む明し、それらに基づくスタートアップの思考法を理解深めてもらう。

とにかく読みやすい。そして事例がかなり豊富。習うべき点が多い良書

0

Posted by ブクログ 2022年07月10日

やばすぎる。スタートアップにおける考え方や思考法などが非常にまとまって書いてあり、読みやすく、出典も明確で非常に良書。
本書にも情熱は行動した後に生まれるし、スタートアップについて勉強するのではなく、最短はまずスタートアップをやってみること、といわれているのだが、同時に、減らせる失敗は減らしながら、...続きを読むランダム性を楽しむべし、とも書いてあり、つまり本書を読んで全体的な理解を深めることは非常に重要。

特に重要書籍(ブラックスワン・ゼロトゥワンなどなど)からの参照が効果的にされており、それぞれを読み込まなくても、一旦概要を抑えられるとい言う意味にでもすばらしい。

さらに言えば、読みやすく1日で読めるので、コスパも最高。

スタートアップにおける書籍だが、実際にはこの考え方はほとんどのビジネスや、生活、キャリアなどいろんなことに応用が可能な,非常に汎用的な知識だと思う。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年07月18日

馬田氏によるスタートアップの本。教科書的な内容も多くとてもわかりやすいとともに本質的でとても面白い。スタートアップは反直感的とのくだり、バカなとなるほどとも言われるが経営、競争戦略において非常に重要なポイントをついた言葉でよき。
unsexyこそ最もsexyとも言い表される部分。

メモ
・アイデア...続きを読む 
不合理な方が合理的
難しい課題ほど簡単になる
本当に良いアイデアは説明しにくい
スタートアップの成功はべき乗則に従う

・今の時代の集団が間違っている信じている幻想を見抜き、それに異を唱えることが、スタートアップに必要な資質。
・あわせてwhy now?も重要。
・難しい課題の方が簡単になる理由
周囲からの支援が受けやすくなる
優秀な人材採用につながる
競合がいないマーケットに進出できる
・スタートアップのアイデアは考えだすのでなく、気付くもの。
・未来仮説。未来に生きて欠けているものを作れ。今から10-20年先に世界はどうなっていて、自分のビジネスはその世界にどう適応しているだろうか。誰も築いていない、価値ある企業とはどんな企業だろうか。
・独占のための戦略 ピーターディール
小さな市場を選ぶ
少数の特定顧客が集中していること
ライバルがほとんどいないこと
顧客に刺さり続ける仕組みがあること
スケールのために必要な限界費用が安いこと
・スタートアップの成功要因の80%は市場の選択によるという分析もある。
・長期独占に必要な要素 ピーターティール
専売的な技術
ネットワーク効果
規模の経済
ブランド
・まず独占し、徐々に広げること。
・先行者利益より、終盤を制すること。
・独自の価値を独自のやり方で作るという二つの条件を同時に満たすことが重要

・あえてスケールしないことをすることで、創業者は自分たちの会社、そのすべての業務のエキスパートになれる。
・週次成長率は5%以上を設定する
・成長率を軸に置くことで、方向性が定まってくる他、新しいアイデアにつながることも。
・バーベル戦略。極端に保守的な投資と極端に陶器製の高い投資を組み合わせ中くらいのリスクは一切取らないと言うもの。
・アンチフラジャイル。変化によってダメージを受けるんじゃなく大きな利益を得るもの。
・検証の速度と回数はコントロールできる。

0

Posted by ブクログ 2020年03月19日

スタートアップとは何なのかについてよく理解できた。スタートアップ思考は普段の直感的な考えとは異なるところが多く思考としての幅が一気に広がったように思う。コモディティが避けにくい現代社会においてスタートアップで働かなくてもこの考えを持つことは意味があると思った。

0

Posted by ブクログ 2019年10月30日

p.143 スタートアップにとってもっとも重要なことは、「人の欲しがるものを作る」ことです。スタートアップを始める人たちは「誰かが欲しがるもの作る」ということを忘れがちです。人はつい「自分の作りたいもの」や「誰かがきっと欲しがると決めているもの」を作ってしまい、時間を無為に過ごしてしまったあと、資金...続きを読む難に陥ってしまいます。
→「自分の作りたいもの」ではなく「人が欲しがるものを作る」。常に顧客視点に立ち続けることが如何に難しいか。謙虚な気持ちが大切ですね。

p.158 「最初のバージョンが恥ずかしいものでなければ、それはリリースが遅すぎだ」とビジネス特化型SNS、LinkedIn創業者であるリード・ホフマンは言っています。
→生煮えの状態でも一旦形がみえたところでリリースして反応を見る。そもそもの方向性に問題があれば捨てる勇気も必要。仮説と検証を如何に短時間でサイクルできるかがポイントということか。

p.175 スタートアップが追いかけるメトリクスは一つに絞るべきです。資源の少ないスタートアップにとって、たくさんのメトリクスを設定してもあまり意味がないどころか、視点や行動がぶれてしまうので、よいことはまったくありません。
→挑戦した数をメトリクスに設定して、徹底的に追いかけることにしました。挑戦する際には短時間で仮説を設定し、挑戦の結果、仮説が正しかったのか日々検証します。

0

Posted by ブクログ 2018年11月04日

米国で「スタートアップ」と呼ばれる会社はとにかくクレイジー。出資するVCも同じ。「三振かホームランか」で一攫千金を夢見る凄まじい連中が、一日も早く市場を独占することを至上命題としてしのぎを削る世界。「儲かるかどうか」を丁寧に説明して何ヵ月後かに出資が決まる日本とは基本的に違う。「最近できた会社」をス...続きを読むタートアップと呼ぶのだと思っている人は本書を読んで勉強不足を反省すべし。

0

Posted by ブクログ 2017年09月11日

起業したい人だけでなく、スタートアップを支援する立場だったり、スタートアップと戦う立場である人にとっても非常に有益な事がまとめられた一冊。

自分が今の会社で働き続けるにしても必要な考えが幾つもあった。


筆者の思考の基底に人類発展、日本復活のような大きなテーマがあり、そこに向けてのスタートアップ...続きを読むという考えも好感。

0

Posted by ブクログ 2017年06月14日

1.不合理なほうが合理的
2.難しい課題ほど簡単になる
3.本当いよいアイデアは説明しにくい
4.スタートアップの成功はべき乗則に従う

「リスクを取らないリスク」といった威勢のよい文句を言う人に対して否定的な意見。
背水の陣ではなく、いかにリスクをコントロールするかが大事。

普通の人でも、この本...続きを読むの思考法を活かせば成功に近づけるような気がする。

「10年後、本当に価値のある仕事は何か」「いまだ築かれていない、価値ある仕事は何か」

0

Posted by ブクログ 2017年05月14日

・スタートアップとスモールビジネスは違う。スタートアップであるかどうかのポイントは急成長を目指しているかどうかである
・スタートアップは誰も手を付けていないアイデア、つまり「他人から見れば不合理なアイデア」や「他人からは悪く見えるアイデア」あるいは「まだ世間的なコンセンサスがとれていないアイデア」を...続きを読む選ぶ必要があります。
・よりよいものではなく、「異なるもの」を:コンテナを用いることで、陸上の運送から海上の運送の間で必要だった「バランスよく積み込むこと」自体をなくし、陸海の運送をシームレスにつなげることができました。その結果、既存企業の競争優位性だった、バランスよく積み込むことそのものを無効化したのです。
・経験価値と記憶価値はモノとコミュニティ(SNSなど)を通じていっそう強いループになる
・一部のイノベーションは、技術という答えが先にあって、その技術で解決できる問いに「気づく」ことでその価値を発揮することがあります。
・ベンチャーキャピタルの「ベイブ・ルース効果」:スタートアップは、頻度よくヒットを打つことではなく、ホームランを打つことだけが大事
・未来に生きて、欠けているものを作れ
・今から10年から20年先に世界はどうなっていて、自分のビジネスはその世界にどう適応しているだろうか
・「私はどんな問題を解決すべきなのか」を考える代わりに、「誰かが解決してくれるなら、どんな問題を片付けてほしい?」と考えてみましたか(ポール・グレアム)
・歯ブラシテスト(1日に2回以上訪問する価値があるようなサービスかどうか)をクリアしますか
・競争に勝つには、どうやって競争から抜け出すかを考えることが重要
・小さな市場・ニーズを独占することで、大企業は合理的に無視し続ける
・今は小さくても短期間で急成長するような市場を見つけて、そこに賭ける
・長く独占するために必要なこと
①専売的な技術(proprietary technology)
②ネットワーク効果
③規模の経済
④ブランド
・一般的に多くの企業は80%のシェアをとれるはずなのに、50%のシェアで満足してしまう傾向にあるとマイケル・ポーターは指摘しています。しかし、まず小さな市場を素早く独占するところから成功しなければ、長期間にわたって独占を続けることはできません。中途半端な独占では、競合がその地位を奪いかねません。
・自社の戦略を作るうえで最も犯しやすい間違いは、「最高を目指す競争をしてしまうこと」。最高を目指す競争では、次第に価格競争か長時間労働に陥り、利益がどんどん目減りしていく。限られたリソースを活かすため、しないことをはっきり決める
・スタートアップの最初期は多数の人から好かれる製品よりも、少数の顧客が愛する製品を作った方がよい
・マジックモーメント(自分たちの製品がもたらす最も価値ある体験)を早い段階で顧客に提供する(顧客が求めているものを一番に提供するUX)
・メトリクスを設定する際には、メトリクスの変化を見たときに従業員がおのおのの判断で行動可能(actionable)名メトリクスにしておくとよいでしょう。また、追跡するメトリクスとしては、遅行指標よりも先行指標を設定することが重要です。
・メトリクスが従うのは「ビジョン」
・メトリクスの追跡において、開示した数字に対していいわけをしてはならない(今は開発に集中している、今週はイベントだ、など)
・満足度は最高でないと意味がない
・セールスは聞くこと。セールスはスピードが大事。顧客の35〜50%は最初に反応したベンダーを選ぶともいわれている
・製品「以外」もプロダクト体験として認識することで、打てる手は大きく広がります。
・最も大きなリスクを抱える仮説から検証を始めてください(知りたくない事実から検証をはじめる)
・バーベル戦略:客単に保守的な投資と、極端に投機性の高い投資を組み合わせ、中ぐらいのリスクは一切とらない
・予測可能なコストの範囲内で、よい方の未知が起きることに賭ける
・損失回避性:利得に対し、損失に伴う感情的なインパクトは1.5倍から2.5倍程度ある
・スタートアップはゼロサムゲームではなく、新しい価値を創出し、新しい市場を生み出すもの
・行動して初めて情熱が生まれるのであって、情熱があるから行動するわけではない。情熱ははじめからあるわけではなく、経験から育っていくものです

0

Posted by ブクログ 2017年03月26日

まさにこれさえ読んでおけば、の一冊

アイデア、戦略、プロダクト(実行)で、大切な要素が詰まっている。走りながら読み返して、再認識したい一冊

賛成する人はいないが、自分だけが知っている大切な真実を前提としたアイデアか
Why this?Why you? Why now?に答える
性能、コスト、サイ...続きを読むクルタイムに着目

スタートアップが失敗するときは、市場にニーズがなかったが大半。いかに素早く失敗するか。
市場投入は少数にでも愛されるものを、それならフィードバックが受けられる。さらに進化できる。

0

Posted by ブクログ 2017年03月11日

会社からの課題図書。
成功するスタートアップとは。がたくさんの事例と共に書かれていて響く。
この視点、視座を維持するのが大事だ。
著者の馬田さんが32歳という若さに驚き。

0

Posted by ブクログ 2023年08月13日

実は目新しいことは書いてなくて、ゼロ・トゥ・ワンやワイコンビネーターことを簡潔にまとめている本であり、それを日本で刺さるように書いてある。何をするためにスタートアップを起こすのかを考える意味で良い本。

0

Posted by ブクログ 2023年01月20日

「解像度を上げる」が良かったので、こちらも読んでみた。
スタートアップが大事にすべきことは反直感的な方、例えば「合理的なものより不合理なもの」「大きな市場より小さい市場」ということや、スタートアップに最初からフルコミットするよりサイドプロジェクトとして始めた方がよいなど、具体的な知見がまとめられてい...続きを読むた。
2017年の本ではあるが、今読んでも違和感なく読めた。

0

Posted by ブクログ 2022年11月04日

Zero to Oneの日本語縮小版焼き直しという感覚。
メトリクスの概念と、終章の熱意が良かった。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月09日

いろいろなエピソードを含ませながら説明されていて、なるほどと思う。著者はいろいろな本をよく読んでいる。
最後の「すでに不合理なアイデアや賛成する人がほとんどいない大切な真実に気付いているのであれば、本書を捨てて、今すぐ製品を作り始めてください。・・・」との語りかけは、すべてを物語り、著者のスタートア...続きを読むップを支援したいと思う真摯な姿勢が垣間見られる。

0

Posted by ブクログ 2020年07月06日

シリコンバレーのスタートアップ系書籍の内容がよくまとまっていて読みやすい。
引用している本がどれも良書ばかりなので派生して読んでいきたい。

0

Posted by ブクログ 2019年02月01日

著者の馬田隆明氏は、日本マイクロソフトでスタートアップの支援を行っていた人で、現在は東京大学で学生にスタートアップのレクチャーをしている。
33歳で本書を出版していることに驚く。
内容は、スタートアップではないビジネスマンにも通じるものが多く含まれている。
イノベーションが社会を変える時代である。そ...続きを読むして、イノベーションはスタートアップから生まれることが多い。
つまり、スタートアップに必要な思考は、イノベーションを起こすための思考である。
しかし、私たちも規模や次元の違いがあれど、仕事面で何かしらの革新を求められている。また、革新を起こしたいと思っている。
私が印象深かったのは本書冒頭の次の3点。
①不合理な方が合理的
一見不合理に見えるが実は合理的なアイデアこそ革新に通じる。しかし、一見不合理に見えるアイデアのほとんどは本当に不合理なアイデアなので注意しなければならない。
②難しい方が簡単
誰もやりたがらないほど面倒で困難なことの中に、宝がある。その面倒を引き受けて困難にチャレンジすることが革新の近道である。
③分かりにくい方が良い
全く新しいものにはカテゴリーがない。ゆえに、説明しても分かりにくいようなものである。どのカテゴリーにも属さないような未知のものこそが、革新に近い。

0

Posted by ブクログ 2018年11月03日

本人のオリジナルというより、Yconとかピーターティールの話のまとめ。でも読みやすくまとまっていると思いました。ふろむだの話と似てる。

P117 負け犬とは競争に負けた人でなく、競争しているひとが負け犬
P206 成功している人もむやみにリスクをとっているわけではない
P218 運はコントロールで...続きを読むきないが、回数はコントロールできる
P243 一般的には、人は必要以上に偶然性やランダム性を怖がりすぎている。この世界には悪い偶然と同じように良い偶然もあふれている

0

Posted by ブクログ 2017年08月20日

わかりやすく、まっとうな起業希望者むけ解説書。新しいことが書いてあるのではなく、主にアメリカの起業家の言葉やセオリーをまとめて解説している。スタートアップは半直感的、「不合理」な方が合理的、など何処かで聞いたようなワードがならぶが、よく整理されており、読みやすい。巻末では安易な起業を戒めてたり、起業...続きを読むを真剣に考えている若者向けの良い教科書。中年以上はすでに学んでいるはずなので読まなくていい。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年05月14日

スタートアップに必要な一見「逆説的」な思考法を「アイデア」「戦略」「プロダクト」「運」に分け解説した本。

以下所感。
・機械によって仕事が奪われる社会においては、起業という創造的な仕事の市場価値高まる。

「アイデア」に関して
まとめると... 一見不合理だが、真実であることで勝負せよ。

・不合...続きを読む理の方が合理的
・難しい課題の方が簡単
・本当に良いアイデアは、言葉にできても、理解されにくい
・技術が先にある。技術で解決できる「問い」に気づくことが大事。
・VCは、ホームラン狙い。つまり、スタートアップはホームラン狙いのビジネスの方が投資を受けやすい。
・「Why」と「Why now」
・起業家に重要なのは、粘り強く臨機応変であること。

「戦略」に関して
まとめると... 小さな市場で独占し質を高めスケールせよ。
・スタートアップが狙うべきは、競争ではなく、「独占」
・小さい市場かつ今後成長する市場を狙う
・「競争は負け犬のためのもの」
・戦略の本質は「何をしないか」を決めること
・戦略は顧客とのやり取りの中で生まれることがある
・人間の仕事は、新しいものを生み出すこと

「プロダクト」に関して
まとめると... 顧客のニーズにすくい上げよ。
・良い製品を作ることに集中する
・Make something people want
・製品の最も大きなリスクは、顧客のニーズがあるかどうか。大きなリスクから検証して潰していく。
・顧客も自分が欲しいものをわかっていない。
・顧客の声の裏に潜む、本当のニーズを汲み取ること。
・はじめは、小さく始める。あえてスケールしないことをすることで、創業者は現場に詳しくなれる。
・サポート駆動開発
・創業者がセールスする。買ってくれた10人の特性は、これからの1000人の特性と似る。

「運」に関して
まとめると... リスクのポートフォリオを管理せよ。
・起業家はリスクのポートフォリオを管理する。
・「量が質を生む」
・「創業者にしか解決できないのは、顧客に愛される製品を作り、製品をよくし続けるための組織を作ることだ。」

0

Posted by ブクログ 2017年05月02日

新しい事業を始めるときに何が必要でどういう心構えでやっていくべきか述べられていた書だ。スタートアップにはアイディア、戦略、プロダクト、運が必要でこれからは新しい価値を生み出すような仕事でない限り生き残っていけない、他人から見れば不合理なアイディア、競争に勝つためにはどうやって競争から抜け出すのか、大...続きを読む勢の人がほしがる物を作る、顧客がどう製品を使い続けてくれるのか、どんな環境に身を置くのか、等ビジネスにもマーケティングにも役に立つ内容だ。再読すべき本だ。

0

Posted by ブクログ 2024年02月10日

示唆に富む言葉が数多く入っている。自分はスタートアップほ関係しないと思うが、ある企業がスタートアップとして伸びていくかどうか見守り、分析していくことを考えたら大変参考になる本だ。
■不合理な方が合理的。
■難しい課題ほど簡単になる。
■本当に良いアイデアは説明しにくい。
■賛成する人が殆どいない大切...続きを読むな真実。
■戦略とは「やらないこと」を決めること。
■独自の価値を持つ。
■多数の「好き」よりも少数の「愛」を。
■「運」は挑戦する回数に依存する。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年04月06日

読んで結構時間が経つけど、UXデザインの師匠に渡されて読んだ。何かの解決策にはなるとは思わないけど、元気がないときに読んだら、元気が出る系の本。事例も多い。

他の企業が嫌がって取り組まないことを仕事にするとニッチなので競合が現れにくいとか、
質は最初は低くてもいいから迅速に着手して、兎に角、短いス...続きを読むパンで検証を繰り返して改善するのがよいとか。

0

Posted by ブクログ 2019年01月20日

スタートアップというのは、「短期間で急速に成長する組織体」のことらしい。起業ともニュアンスが違い、短期間で結果を出さないとダメらしい。しかも、今まで誰もやっていない事であり、アイデアとして普通は否定されるようなことなので、簡単なことではない。

0

Posted by ブクログ 2018年10月21日

・世の中に「新しい価値を作ること」と「その価値のどれだけの割合を獲得するか」はそれぞれが独立しているとうこと
・戦略の本質は「何をしないかを選択すること」
・マジックモーメントは一刻も早く
・KPIが従うのはビジョン
・Dropboxは一時、道行く人たちへスタートアップのコーヒーをご馳走する代わりに...続きを読む顧客インタビューをしていた
・社会的に重要で困難だと人が集まりやすい(みんな課題感を抱えているので、共感されやすいから)
・VCから投資を受けるには、逆張り的なアイデアである必要がある
・最初からスケールを狙うのではなく、まず自分たちで動いてみることでどこにボトルネックがあるのかを見る
・サポートを自分たちでやる:エンジニアの真ん中に電話を置いて自分たちで電話を取りその場ですぐ直す
予測可能なリスクの中で、その後跳ねる投資を(Google20%ルール)
・独占のための戦略ではまず何より「素早さが重要」
 1、小さな市場を選ぶこと
 2、少数の特定の顧客が集中していること
 3、ライバルが殆どいないこと
 4、顧客に刺さる仕組があること
 5、スケールのために必要な限界費用がないこと

0

「IT・コンピュータ」ランキング